新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

名古屋の浅草、大須観音

昨夜まで大雨でしたが、今朝は拭ったような良い天気☆
教え子さん達をつれて、今日は名古屋の浅草と称される、大須観音へフィールドワークです。

境内にはお約束で鳩がいっぱい。
大須観音真福寺とも呼ばれ、日本最古の「古事記」写本(真福寺本と呼ばれる)を所蔵していることでも有名ですね。
周囲はにぎやかな門前町。浅草ほど観光地化されておらず、地元の人々によってはぐくまれている、地元密着型のディープな歓楽街です。

ここは、歴史が古いので、魔所が随所に散見します。

上の画像は、富士浅間神社浅間神社は全国各地にありますが、大須にも勧請されております。
隣接してお稲荷さんも鎮座☆

富士浅間神社のすぐ側に、なぜか古墳があったりして!

那護野山古墳と呼ばれていますが、何を埋めた古墳なのかはわからないという・・・。
都会のど真ん中に、古墳がでーーーんと出現している様は異様です。

にぎやかな商店街の北側に外れた通り沿いには、その昔、ここに旭遊郭があったころ、遊女達が下半身の病気を治すため祈願したという、赤門明王のお寺があります。

悲しい歴史を背景にしたお寺ですが、今でも信仰を集めております。大光院とも称され、例の映画「のぼうの城」で有名になった忍城の殿様が、人生の最後にここに至り付いたという史実があります。

通りを挟んだ向かい側に、今度は水子供養のお寺があります。

紙貼り地蔵様の名称で有名。夕方に来ると、とっても怖い///
子供のことを想う女性の哀しみが身にしみ通ってきます。
大須は、女性の街なのですね。

商店街に戻りまして、大須の信仰の第二の中心ともいえる、万松寺へ。

織田信長の父・信秀を祀った寺として有名です。元々は岐阜羽島にあった寺を、江戸時代にここへ移したのですが、例の、信長が抹香を位牌に投げつけた騒動があった所ですね〜。
なぜか、お稲荷さんの横手を半地下に下りていく石段の先にあって、この半地下の石段が、頭上に無数の提灯をかかげてあり、ちょっと怖いんだな///
ここも夕方に来ると、雰囲気あります☆

最後は、老舗レトロ喫茶として、全国的に有名な「コンパル」へ。

ここのエビフライサンドイッチは、超絶品!!!
添えてあるキャベツも絶妙な味わいで、パンもふっくら柔らかなんです!!
名古屋って、本当に食べ物が豊かだな〜♪

そんなこんなで、都会の裏側、たしかに流れる古代の歴史をかいま見るフィールドワークでした。