新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

超久々のオビ洋書『WILD SPACE』第21章翻訳☆ ベイルさんがオビの足を折る!?

今日は午前中、カルチャーセンターでの最終講座でした。皆さん、楽しんで聞いていただけて、良かったよかった。別れ際、「来年もよろしくお願いします」と、来年の約束までされてしまった/// もう来年度の話題が出る頃かあ~。

しかし、やっぱり疲れるね。午前中の講座を終えてから出勤したのですが、けっこうぐったり。昨日、根詰めて原稿したからなあ。出勤途上でレストランに入ってランチしたのだけれど、途中でお腹が痛くなった。ストレス胃痛だ。

ので、本日はラボで少しゆっくりペースでお仕事しました。合間に、トラベラーズノートに落書きもした。(笑)

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へへへ♪ タトゥイーン暮らしのオビの妄想って、限りなく広がるよね。隠密でオビに会いにやって来たベイルさんが、基本食材の他にいっぱい甘いお菓子も差し入れしたに違いないという妄想。それと、公式設定の、オビの日記についての考察を描き込んでみました☆ 相変わらず海外マスキングテープを使い放題/// 日付シートも可愛いでしょ/// ほんと、このトラベラーズノート、使いやすいし、お絵描きやメモのモチベーションが上がるなあ。もっともっと描きたい、書きたい♪ パスポートサイズも買っちゃおうかしらん。

そして! お待たせしました! ずっと中断していたオビ洋書『WILD SPACE』の翻訳も少し進めましたので、ご報告します! 第21章から。

オビが生けるお人形さんになって、ベイルさんが優しく彼を草の上に寝かせて、自分一人でシスの寺院に入っていきますと、寺院の中はひっそりかんとしています。でも邪悪な念に満ち満ちていて、しかもどの遺物がジェダイを苦しめているのか普通人のベイルさんにはわかりません。やはり、どんなに危険でも、寺院の内部にオビを連れてこないと、オビでないと肝心なところがわからないのです。そこで、ベイルさんは引き返し、オビのところへ戻ってきます。でも、オビは生ける人形のまま・・・。

ジェダイはまったく動かなかった。ほとんど死んでいるかのようだ。彼は仰向けに横たわったまま、目を開けてはいたが反応はなかった。彼の引き裂かれた肌からの出血は止まっていたが、チュニックとレギンスを汚している血は固まり、赤黒く染まっていた。全身の筋肉と関節が呻くのをこらえ、ベイルはゆっくりとオビ=ワンの傍らに膝をつき、肩に手を触れた。

「オビ=ワン、オビ=ワン、私にはこれ以上どうすることもできない。私はジェダイじゃないから。あなたの助けがいる。意識を戻して、なすべき勤めを果たしてください」

答えはなかった。オビ=ワンは未だ悪夢のさなかにいるのか? そうは見えない。彼はまるで・・・まるで・・・空っぽになってしまったようだ。彼の全ての知性は流れ出てしまったかのようだ、あの慇懃無礼さや無意識の高慢さといった性格と一緒に。そして、あのウィットに富んだ性質や乾いたユーモアも一緒に失われてしまった。ここにあるのは抜け殻だけだ。

あの流暢な会話も、彼が見せた微笑みの記憶も、みんな失われてしまった・・・。

オビの知性と、姫様気質と、ユーモアの感覚、そして天使の微笑みが失われてしまったことを、激しく嘆き悲しむベイルさんですよ!!(萌)

ミソは、「無意識の高慢さ」ってとこですかな。(笑)それでも、オビの微笑みを切なく思い出すベイルさん・・・まぎれもなく恋ですな!!←はいはい。

そして、続き。ベイルさんの慟哭の台詞から始まります。↓

(すまない。私があなたの忠告を受け入れていたら、こんなことにはならなかった。許してください・・・、許してほしい・・・)

深く、尾を引く息を吐いて、ベイルはオビ=ワンの頬を叩いた。一度。もう一度。大声で叫びながら、ジェダイの頭が草の上で転がるほど強打した。

反応はなかった。

ベイルは彼を打ち続けた。そのまま続けていれば、ついにはベイルは、オビ=ワンに修復不可能な損傷を与えていただろう。湧き上がる恐怖をこらえ、しり込みしそうになるのを抑えながら、ベイルはオビ=ワンの傷ついた膝を調べた。オビ=ワンの膝はひどく腫れ上がり、皮膚は裂けて擦り剥いていた。こんな足で、彼は歩き続け、登り続けたのか、膝がしらはほとんど砕けそうになっているだろうに。もし自分がこの膝を折ったら・・・もし自分がオビ=ワンの傷ついた膝を今ここで折ったならば・・・。

(そんなことはできない。そんな行為は病んでいる)

しかし、オビ=ワンが自分の立場だったら、そうするのではなかろうか? 激痛を利用して、シスの絶え間ない悪魔の囁きから、意識を取り戻せるのはないだろうか? あの峡谷で現にオビ=ワンは、そうしたのではなかったか?

ベイルは、こんなに傷ついた足を、さらに折ることなどできそうになかった。できない。しかし、彼は自分の掌をオビ=ワンの足の上に置いた、優しく、そして・・・できるだけ・・・強く押した・・・。

うおおおおお、痛い痛い痛い!!(涙)

オビを痛みで覚醒させるために、敢えてオビの片足を折る決意をしたベイルさん! 「優しく」という言葉が切ないです。。。そうか、それで歩けなくなったオビを肩に担ぎ上げるんだな。

いやあ、凄まじい展開となっております、ベイオビ。うむ、萌え過ぎて疲れた。本日はこれまで。(笑)