新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

『スターウォーズ 最後のジェダイ』観た!(個人的感想&ネタバレしてます) & 追記

16日(土)、ミッドランドシネマで『スターウォーズ 最後のジェダイ』を観てきました☆

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土日でパンピーがさぞかし多かろうと懸念しながら行ったら、案の定ミッドランドシネマ大混雑!! 本館で3つのスクリーン、加えて2号館でアトモス上映ということもあって、映画館はSW一色でめちゃめちゃ人が溢れてた!

パンフレットも完売してるかなと思ったのですが、なんと限定版パンフが楽々買えた♪ こういうところが名古屋のいいところか?vv

んで、心配していたほどにはマナーの悪いパンピーもおらず。まあ、字幕を選んだからかもしれないけど。吹替の方はもしかしたらマナーのなってないお子様とかいたかもね。とはいえ、ロビーには存外に子供の姿は見えなかった。ってか、けっこうオタクがいっぱいいたような気がしたぞ。(笑)

それでは感想いきまっすー。ネタバレしてますので、ご注意ください。なお、全て個人的感想ですので、あしからず、でございます。

まずですね・・・・、先日12月6日のこのブログの記事に書いた、「最後のジェダイだなんて、信じないぞ!(笑)」が的中という感じですかねvv まあ、「最後のジェダイ」と言われて、そのまままともに「ジェダイという存在がSWから消滅する」と受け取るファンはいないでしょうが。

そして、個人的には、

前作(EP7)より断然今作の方が好きだわ!!(歓喜

私、今作を観て、なぜ自分がEP7にあまり思い入れがないのかがわかった。私にとって、SWとは、あくまでジェダイの物語なのです!! シスだって、墜ちたジェダイなんだから!! EP7はジェダイの活躍が皆無だったんだよね、それで退屈に感じてしまったのだな。

EP8は、なんといってもルークのジェダイとしての見せ場が最高でしたな!! ルーク好きだけれど、未だかつて、こんなにかっこいいルークを観たことないよ!! あの生霊の技(笑)は、ホイルスの技の一環なのかしらん?? レンの刃を受けた時の、

「また会おう」

かっけえええええええ//// 

やっぱジェダイ、かっけええええええ////

ジェダイ最高、ジェダイ万歳! そしてこの対決の時のルークが、オビ=ワンそっくりなことにも驚き! ジェダイとしての特訓はほとんどヨーダがしてくれたけれど、ルークにとって己をジェダイの道へ導いてくれたオビ=ワンこそが、本当の意味でのマスターだったんだよね・・・そう思うと涙が///

ヨーダが登場した時は、「あわよくばオビ=ワンも!?」と期待しちゃったよね、ふう。しかし、ホイルスの技(フォース・ゴーストになる技)は、まず間違いなくオビ=ワンの霊体からルークは学んだと思いたい。アナキンの霊体と考えるのもいいけれど、ルークの最後の特訓は、最初にルークを指導したオビにしてもらいたいな。ルークもベン(=オビ)に会いたくてたまらないだろうから///

ルークがフォース・ゴーストとなって消えゆくラストシーンは、私としては、ルークがオビとアナキンの許へ帰るシーンと理解しましたので、悲しくはなかったし、辛くもなかった。「お疲れ様、ルーク」という想いで万感胸に迫りましたがネ。

という視線で、私はジェダイ中心で今作を観ましたので、楽しかった。ただ、スノークはじめファースト・オーダーの連中が弱すぎでないかい?vv スノークって、勝手に「実は生きていたパル爺」と考えていたので、あんなにあっけなく二つになってしまったのは肩すかしでしたなー。あと、ハックス将軍って、なんでああいつも吹っ飛ばされてるの?(笑) カイロ・レンは前作同様、どうしようもねーなオマエはよぉって感じですかね~。

こうしてみると、いかにep1~ep3にかけてのパルパティーン元老院最高議長がクレバーだったかがわかるなあ。今更ですが、めちゃめちゃ頭良かったんだ、パル爺って。

それと、同じオツムがアレでも、アナキンはカイロ・レンみたいに物に当たるようなキレ方はしなかったよなあ、なんて。やっぱり奴隷あがりだから、「物は大切にしましょう」って教えが身に付いていたんだろうか、アナキンは。ルークも子供の頃は農場で一生懸命働いてたからなあ。レンは、結局レイア姫の息子ってことで、甘やかされたぼんぼんだよなあ。。。

ほいでもって、実は今作、ルークに次いでかっこよかったのは、ホルド提督だと思います!! レイア姫の友人で、何を考えてるかわからなくてポーに反抗されるけれど、実にスマートでクレバーで潔い提督でしたな! 彼女の最期が、ルークの最期に次いで胸が熱くなったシーンでしたよ♪ レイアとの女の友情が、また素晴らしい。この女優さん、スタイル抜群にいいね!

それと、前作にはあまり目立たなかったユーモラスな演出が、今作は割と目立ったのもポイント高い。ルークがレイに修行をさせる最初のシーンで、伸ばしたレイの手を草でちょこちょこ触るとことか、再会した双子の第一声が、レイアの「髪型を変えたの」であるとか♪ こういうユーモア溢れるシーンがあってこそ、悲劇がいっそう際立つという、演劇のイロハですね。

さて・・・ここからは、少し難点をば。

レイが、あまりにもあっさりフォースを使いこなしているのが、尺の問題もあろうが、説得力が薄いんじゃないか。でもって、彼女の両親の謎も、引っ張る割りには盛り上がらないなあ。総じて、私にとってレイは、SWサーガを牽引するキャラクターとしては、未だ評価を留保するといったところであります。次作で巻き返せるかどうかが見どころですけれど、カイロ・レン相手だったら赤子の腕をひねるより楽なあたり、もっと強烈な敵役を持ってこないとレイの存在価値自体が弱くなりそう。

そして、思ったよりかは、ポーグにしろクリスタルフォックスにしろ、クリーチャーが活躍しなかった。。。もっと、ep3におけるボーガちゃんのように見せ場があるかと期待してたんですが・・・。クリーチャー好きの私としては、些か残念か。

あと、あのコード・ブレイカーは、結局は何の役にも立たなかったキャラってことでOK?vv

といったような、割と根本的な不安材料があるのだけれど(笑)、ともかく今作は宇宙船の攻防もたっぷり見せてくれたし、個人的には大変楽しめたわけです♪ もうあと一回、今度は吹替を観に行ってもいいかなあと考えるくらいには♪

ところで、限定パンフを読んでたら、けっこうオビ=ワンの写真が多く使用されていて、特に最後の方の頁では、アレック・ギネスのオビの写真がバーーーンと大きく載ってるんですけど、もしかしてこれって・・・

次作(EP9)にオビ=ワンが登場するって伏線!?

・・・なんて、勝手に期待しちゃったりして。だって、今作でまさかのヨーダが登場したもんねえ。たとえば、まだまだフォースが使いこなせないレイを、ルークとオビ=ワンのフォース・ゴーストが導くとかさ///

オビ=ワンのスピンオフ、はよ実現してくれい~。

 

追記

なお、巷でも批判されている、「ルークがレンを殺そうとするくだり」ですが、これはたしかに映画だけでは納得しがたい心理展開。ノベライズを待つほかないかも。EP3『シスの復讐』だって、アナキンの闇オチのくだりは、やっぱりノベライズを読まないと完全には納得しがたいものがったからねえ。うーん、SWのネックはこういう点かもなあ。私のように本を読むのが苦にならない人間なら「ノベライズ大いにけっこう!」ってなるけれど、読書が苦手で映画だけが好きって人にはちょいと不親切だよね。

駄菓子菓子、こうしてみると、アナキンの内部の闇を感知していながら、それを信じたくなくて顔を背け続けてきたオビ=ワンとの対比がなされているようにも思えて、なんとも・・・アナオビ師弟とのオーバーラップが戦略として企まれているなら凄いですぞ!