新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

オビママとオビ聖母は公式だったよ奥さん!!!!(追記しました)

ちょっ・・・!!
奥さん!!!

タイトルに示したとおり、

オビがママだって説と、
オビが聖母だって説は、
なんと公式小説で言及されていたよ、奥さん!!

しかもパル爺のセリフで!!(驚愕)

例の洋書『WILD SPACE』です!
第6章の終盤部分です!
つべこべ言わずに翻訳します! ↓

マス・アミダがホログラムの中で会釈した。
「議長、私のもとへ、オビーワン・ケノービがテロリストの攻撃で負傷したという報告が参りました」

(オビ=ワンが? 本当か?)

「テロリストという言葉は使うな、マス・アミダ。それはパルチザンと同じく、主観的な言葉だ。そんな表現は、ホロネット・サービスの連中が使うに任せておけ」
 マス・アミダは頷いた。「はい、議長」
 ダース・シディアスは怒りで煮えくりかえりながら、視線を落とした。それは却下の仕草であり、マス・アミダはそれをよく知っていた。ホロ通信は切られた。切られる瞬間、一度だけ気づかれないように、マス・アミダは顔を上げ、シディアス卿の眼に赤い光がギラついているのを知った。

(オビ=ワンが負傷した? あの腹の立つほど真っ直ぐで、神聖ぶった、まことに邪魔でならないジェダイが負傷しただと?
 すばらしい。)

 シディアス卿は、日々装っている表面的な仮面の下に自分自身をもぐりこませ、心中に秘めている比類無いダークサイドの奔流のただ中に浸った。

(アナキンはどこにいる? 彼は何を感じている?悲しみ…恐怖…怒り…罪悪感。
 素晴らしい。
 ケノービは死んだのか? いや……いや、死んではいない、残念なことに。しかし、これは大きな転機となろう。何かがたしかに生まれてきつつある、何か有益なものが。何か……永久的なものが。その時が来たのだ、今をおいて他にはない、アナキンをケノービから離乳させ、彼がアナキンに与えている乳臭いライトサイドの流動食から遠ざける時だ。
 そう、アナキンは、そろそろダークサイドの食事を開始する頃合いだ)

ちょ・・・
神聖ぶった!?
離乳させる!?
乳臭い流動食を、オビがアニーに与えてる!?

原文では、sanctimoniousという単語が使用されております。「信心ぶった」とか、「いかにも自分は正しいと見せかけた」とかいった訳が考えられますが、もう一つ、「神聖さを気取った」という語感もあるのですよ! 上級辞書には必ず載っている解釈です!!
小説を読むということは、1つの言葉・語彙が孕んでいるダブルミーニングや語感を楽しむことにあるので、ここはやはり、オビ=ワンがその身にまとう清らかさ神聖さを、パル爺が苦々しく思いつつも認めているという読み方をしたいものです!!

さらに原文では、「Anakin was weaned from Kenobi and milkish light-side pap」という表現がなされており、この中のweanという単語は、辞書ですと一番始めに「離乳させる」という意味が来て、そこから派生して2番目に「引き離す」という意味が加わってきます。
だから、無味乾燥に訳すと「アナキンをケノービから引き離す」という意味になるんだけど、「離乳させる」という元々の単語の意味を大切にするなら、そしてパル爺の苦々しい皮肉をきちんと解釈して訳すなら、ここはやはり、「アナキンをケノービから離乳させる」とした方が良いかと思われます///
後半部の「milkish light-side pap」は、もう説明の必要もないでしょう。この後半部のmilkishpapが効果的だから、やはり前半部のweanは「離乳させる」と訳したいものですね♪

うわあああ///
ヤバイよ、公式だったよ、オビママと聖母オビ///
パル爺の言うことに間違いはない!!(きっぱり)

これがヨーダとかアナキンとか、ジェダイ・サイドの人間の台詞だったら、目玉に鱗が十枚くらい貼り付いている可能性があるけれど、なんせパル爺すなわちシディアス卿の言葉ですからね!

オビのママっぷりと聖母っぷりは、
パル爺からお墨付きを貰ったってことでOK?(激萌)

ちょ、マジにこの洋書『WILD SPACE』、ヤバイんですけど///
大丈夫か、この本?vv

でもって、第7章をちら読みした限りでは、この章も相当ヤバイ感じよ///
オビがなんとか集中治療室で意識を取り戻し、アナキンが見舞いに訪れるんだけど、あんだけ担当医に
「オビ=ワンを刺激しないで、絶対安静なんだから、彼の気分を波立たせてはダメ!」
と念を押されたのに、会話の些細な点でアナキンはオビを興奮させてしまい、オビが真っ青な顔色になって様態が急変して、アナキンがびっくりしてオビを抱きしめるんだけど、オビの状態は悪化してしまって、担当医が怒鳴り込んでくるのね。
でも、オビはアナキンを庇って、
「彼のせいじゃない。私は大丈夫」
と言うんだけど、どんどん様態がひどくなっていくの! それを見て、アナキンはまたもや泣き出すというね!(涙)

んで、ここんとこは、また明日にでも翻訳していきたいと思います。
とにかく、現時点で言えることは――

もしかして、この洋書、
オビ総受け小説なんじゃあるまいか?vv

だって、この先、ベイル・オーガナが登場し、おそらくグリちゃんも登場するんだと思うもん。
パル爺でさえ、こんな調子なんですから、もう・・・何なの、この小説、スゲエ///