新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

新宿御苑で春のお散歩 & オビ洋書で萌え爆裂!

今日はよく晴れて青空が綺麗でしたが、ちょっと寒かったですねえ。
でも、がんばって、毎年恒例の新宿御苑にて春のお散歩に行って参りました☆
私は人混みが超苦手なので、上野公園での花見は嫌いなんですよ〜。由緒はあるけれど、騒がしいし、汚いしね。。。

ということで、我が家は新宿御苑を贔屓しております。(笑)
新宿御苑は、桜のシーズン以外でも、お勧め。とても広いので、人がいても混み混みした感じじゃないし、上野ほど騒がしくなくゆったりと品がいい♪
入園料は200円也。広大な芝生広場もあるので、ピクニックにもいいんだよ♪
以前、オタク仲間同士で、芝生に花見のピクニックで遊んだことあったなあ。

ということで、午前中のうちに、やってきました☆

ちなみに、御苑には幾つか出入り口がありますが、私のお勧めは千駄ヶ谷門。新宿三丁目の門は長蛇の列になるので、避けた方が無難。
ま、千駄ヶ谷の方が実家からは行きやすいってのもあるんだけどね。(笑)

桜はまだちょっと早いかという頃合いでしたが、避寒桜や陽光は咲いてたよ。

青空に映える桜が美しい///
それに、枝垂れ桜も咲いてた。

いいですね〜。私は枝垂れ桜が大好き☆ 各地に見事な枝垂れ桜がありますが、東京だと六義園の木も素晴らしいですね。
詳しい写真は、後日散歩日記の方に上げるとして(と言いつつ、なかなかお散歩日記の更新がなくてスミマセン!)、私の愛する木瓜の花も咲いてたので、それもUPしておきます♪

梅や桜、桃ほどメジャーな春の花じゃないけれど、木瓜って可憐で可愛くて乙女っぽくて、愛らしいと思います。まるでオビ=ワンのよう///(笑)
名前の語感で損しちゃってるよね〜vv
そして、帰途は新宿の老舗レストラン「らんぶる」で、レトロなチキンチャーハンと珈琲を飲んだのでした☆

本日の春のお散歩でした。

明日は、一日、銀座で過ごす予定でーす☆

ということで、ここからオビ洋書『WILD SPACE』の翻訳いきまっすー。
昨日注文した南部鉄器の棒文鎮のおかげで、ストレスから解放され、集中力も増してガシガシ読み進んでおります。今日は第12章を読了しました!
ってか、奥さん!! この小説のオビは、雪の女王ならぬ氷の女王といった感じで、めっさクールで高慢チキチキで、穏やかなマスクでいながら上から目線のお姫様っぷり炸裂で、スタイルが一貫しております☆
それでいながら、アナキンを想う心はまるっきり過保護な若い母親そのものだし、大怪我の後遺症で弱々しいしって、もう///

まず第10章で、ベイル氏が或る筋からシスの企みを伝えられ、それをパドメに相談し、パドメがオビ=ワンを宿舎に招いて、ベイルの話を聞いてもらおうとセッティングするシーンです。
この時点で、まだベイル氏はオビと会ったことも話したこともないという設定になっています。
パドメのセリフから始まります。以下、翻訳。↓

「私はオビ=ワンをここに来させることはできるわ。でも、彼に、あなたとあなたが持ってきた話を信用してもらえるかどうかは、約束できないのよ」
「君は私を信じているかい?」
 ベイルはパドメを注視しながら尋ねた。
「あなたがこの情報を真実の脅威だと考えていることを、私は信じるわ」彼女は肩をすくめた。「それだけで、私には充分なのよ。ちょっと失礼していいかしら? 私は外に出て、オビ=ワンの到着を待つわ」
「もちろん」
「いいわ」パドメは笑った。「オビ=ワンが到着する前に、あなたはあなたの考えを整理する時間が必要だと、私は思うの。あなたの主張を、理路整然と聞こえるように整理しておくのよ。ねえ、ベイル、私はあなたが有能な人材であることを承知しているわ、でもね、確かな筋によると、オビ=ワンはジェダイの中でも特に政治家嫌いで有名な人なのよ」

ふふ、パドメがベイルに忠告している様子が、面白いですね。
この後、実際、オビとベイル氏は衝突してしまうのですが・・・。
その前に、出迎えたパドメと対面したオビの様子を少し翻訳。急なパドメからの呼び出しで、オビ=ワンは思わずアナキンに何かあったのではないかと考えてしまって、アナキンのこととなると冷静さを失う若い母親そのものの失態ぶりを晒してしまうシーンです。このとき、アナキンはグリーヴァスを追って惑星ボサウィンへ向かって留守なんですよね。で、オビはアナキンから全然連絡が来ないから、心配で心配でたまらなくなってる矢先で、パドメから「会いたい」って言ってきたものだから、早とちりしてしまうのです。

「何があった?」オビ=ワンは返事を要求した。「アナキンから何か連絡があったのか?」
 アナキンから? パドメはオビ=ワンを見つめた。
「いいえ。なぜ私がアナキンから連絡を受けたと思うの? 彼と私は――あなたが綺麗さっぱり別れさせたんじゃないの――とにかく、私はアナキンがどこにいるのか知らないわ」
 混乱した感情が、オビ=ワンの顔に浮かんだ。うっかり口を滑らした自分に対する無念、悔しさ、アナキンについての悪い知らせでなかったことへの安堵、そしてパドメに自分の狼狽を見られた苛立ち、そうした雑多で不明瞭な感情。
 それから、オビ=ワンお得意の自己抑制が戻ってきた。

ふふふふ///
思わず本音の感情が晒されてしまったオビ=ワンです♪
そして、慌てて冷静なマスクを取り繕うオビですが、パドメは目敏く彼の仮面がはがれた瞬間を見てしまったのですね。そして、オビがどんなにアナキンを愛しているか、気づいてしまうのです。

場面はさらに続いて、パドメがベイルから聞いたシスの情報をちょっぴりオビに話します。すると、シスという言葉を聞いたとたんに、オビがその非情な本性を見せてパドメを圧倒するシーンとなります。ジェダイとしてのオビが、すごいカッコイイです! 翻訳。↓

 パドメは肩越しに振り返った。
「今、私の部屋にお客がいるのよ、オビ=ワン。オルデラン選出のベイル・オーガナ議員よ。彼は、あなたがたジェダイに対する攻撃の陰謀が企まれているという情報を握ったと言っているわ。シスによる攻撃よ」
 息をつく暇もなく、瞬時にオビ=ワンが変貌した。パドメは彼の変貌を感じた。オビ=ワンの暖かい思いやりが、瞬時に凍りつくような冷徹さに変じたことを悟った。二人の周囲の空気が、圧倒的な力で粉砕されるのを感じた。かつてナブーの格納庫で赤と黒の顔色をしたシスの刺客と対峙した時も、彼女の宿舎のベッドルームで賞金稼ぎのザム・ウェセルの暗殺からかろうじて逃がれた時も、ジオノーシスのアリーナで恐ろしく機械的な死の危険に見舞われた時も、彼女はこの脅威を感じた――これこそがジェダイだ。
 彼女は思わず二、三歩、後ずさった。彼女の肌は、ちりちりと痛んだ。
「私、シスについてベイルには何も話していないわ。彼が何を知っているにせよ、彼の情報源が彼に話したのよ」
「どんな情報源です?」オビ=ワンは尋ねた。「そもそも、オーガナ議員は何を知っているというのです?」
「あなたが自分で彼に聞かなければならないわ」彼女は答えた。「彼が私のところへやってきたのは、彼自身はジェダイについてよく知らないからよ。彼は私を信用していて、そして彼はあなたが私を信用してくれているのを知ってるの」
 うわべでは、オビ=ワンは何も感じないようにみえた。が、彼のこわばった表情は、幾分和らいだようだった。パドメの肌の痛みは消えた。
「そして、あなたは彼を信用しているのですか?」
 オビ=ワンの質問の声は、穏やかだった。
「ええ。彼はいい人よ、オビ=ワン。彼は共和国を愛しているの。彼は共和国を守るために、ジェダイと同じくらい熱心に活動しているわ」
 かすかな嘲笑が、オビ=ワンの澄みきった青い瞳に宿っていた。
「彼は政治家でしたな、パドメ」

どうです?vv
オビ=ワン、怖いよ!!!
シスの名前が出た瞬間に、穏やかな表面上の仮面が外されて、周囲の空気をも凍てつかせる氷の女王に変貌するオビ! あのパドメが思わず後ずさるほど、畏怖と威信に溢れたオーラ!
そして、政治家の話をする時の、彼の非情な青い瞳に浮かぶ、かすかな嘲笑!

オビったら、どんだけ高慢チキチキな姫っぷりなの!(><)

萌えるんですけどおおおおお///(笑)
「アタクシはジェダイなの、一般人とは違うのよ!」とでも言いたげな、これはもう、紛れもなく聖堂育ちの純粋培養で出来た、オビ姫様です!

そして、いよいよベイル氏との対決です。第11章に入ります。
ベイルさんが必死で説得するのですが、「パンピーが何を言っておるか」的なオビ姫様は、なかなか信用しません。この案件はカウンシルに持ち帰ると言って、いったん聖堂に帰ります。
で、オビが去った後、彼との激しい論争にすっかり疲弊したベイルさんは、オビの印象をパドメにこう話します。翻訳。↓

 パドメの瞳は、少しの間、あたたかみを取り戻した。
「あなたは誰か、秘密を話すのに信用できる人物が必要だったのよ。私を選んでくれて、感謝しているわ」
 ベイルはなんとか微笑みを呼び戻した。
「私の方こそ、パドメ」
「それに、あなたはオビ=ワンのことも信用するようになるわ。あなたなら、きっとできる」
(マスター・ケノービか……)
「彼は、その、たいへん人を萎縮させるような男じゃないかね? たとえジェダイだとしても、ちょっと……」
「ほんのちょっと、ね」
 パドメは顔をしかめて、ベイルの意見に賛同した。

ベイルさん、相当オビ=ワンに対して苦手意識をもってしまったようで、笑えます。まあ、オビの方も政治家に先入観があるから、これはオビの態度も悪かったんですけれども。。。
ところが、この後、自分の部屋に戻ったベイルさんのコムリンクへまた極秘情報が入って、ベイルさんは悩んだ末に、今度は自分自身で聖堂に通話を申し込んで、オビ=ワンを自分の部屋に呼び出すんですよ!!
しかもね、彼はあんな高飛車な姫様タイプだから、呼びつけてもどうせ来ないだろうと最初から弱気なんですよ。
ところが、律儀なオビ=ワンは、政治家は嫌いだけれども、情報を知らせてくれた義理のあるベイルの呼び出しなので、早速来ちゃうんですね〜♪
で、こんなに早くオビが訪問してきたことに、呼び出した本人のベイルさんがびっくりして、オビ姫様をどうやってもてなしたらいいか、まごまごするという、美味しいシーンが! 第12章の一部分を翻訳。↓

「マスター・ケノービ!」
 ベイルは自宅の開かれた玄関扉の前で、叫んだ。オビ=ワンは疲れ切っているように見えた。
「あなた、来てくれたんですか!」
 オビ=ワンは頷いた。
「あなたのメッセージには緊急という言葉がありましたから、議員」
「え、ええ、そうです」
 オーガナはまばたきし、頭を振って、後ろへ下がった。
「これは申し訳ない、さあ、入ってください」
 オビ=ワンは宿舎の中へ入り、オーガナの後ろに従って居間へ向かった。
    (中略)
 オーガナは低い長椅子を示した。
「さあ、お座りください。何か飲み物を差し上げましょうか? うちにはコレリアンのブランデーもありますし、我が一族が経営するワイナリーから取り寄せた極上の白ワインもあります。それともお茶がよろしいですかな?」
(最初は緊急だと言って、有無を言わせぬ呼び出しをしておいて、今は親切なホストを気取ろうというのか、この男は? 私は彼の遊びにつきあうには、疲れすぎているというのに)
「いいえ、何もいりません」
「何も?」そう言って、オーガナは椅子に腰をかけた。「もしかして私は、あなたをベッドから引きずり出してしまったのでしょうか、マスター・ケノービ? もしそうだったなら、お詫びを申し上げます」
「いいえ、議員」オビ=ワンは長椅子に座って、答えた。「私は起きていました」

どうです?
短い抜粋ですが、本当に来るとは思っていなかったオビ姫様を目の前にして、あわててとりあえず飲み物を提供しようとするホストなベイル氏と、疲れているところを呼び出されて超不機嫌なオビ姫様のツンケンとした返答☆
萌える!!!

そして、この後、二人の会話はやっぱり喧嘩になっちゃうんですが、そこで思いがけない腐女子大万歳な描写が続出します!!
今日は長くなったので、それについては、また後日☆

・・・いやあ、しかし、この小説・・・まあ、いいけどさ。(笑)