新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

オビ洋書でオビのヌードをベイル氏が目撃!!

キングコング』のスリルが薄かった点について、もしかしたら、動物パニック映画にしてはゴリラの習性とかトカゲの習性とかについての描写が無く、動物の習性を観察してそこから反撃&脱出ルートを必至で模索するという王道パターンが皆無だったことが、理由の一つかもしれないね。
ゴリラがあんなふうにタコ喰ってる時点で、やっぱ、「???」と思ったもんね。(笑)
天敵の大トカゲも、しっぽ切ったらすぐさままた生えてくるという習性を使ったら、もっとコングの奮闘ぶりに迫力出たかもしれん。惜しい!

あの往年のオバカ映画『トレマーズ』だって、ミミズの習性(目が見えず音にだけ反応する)を上手く使ってたしな。

動物パニック映画を見る際の醍醐味は、いろんな動物のユニークな習性を楽しみながら知ることができるって面も、たしかにあるよね♪
そんな古今東西の動物パニック映画で、皆さんはトラウマになった作品てありますかね?
私はいろいろあるけれど・・・強いて上げるとなれば、これかなあ?

黒い絨氈 [DVD]

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チャールトン・ヘストン主演のパニック・ムービーとして名高い古典ですが、親にこれを見せられた時の衝撃といったら!(笑)
もちろん、蟻ですよ、蟻。蟻の大群ですよ!!
ヒッチコックの『鳥』を見て鳥が苦手になった人がいるように、『黒い絨毯』を見て蟻塚に恐怖を覚えるようになった人間は絶対多いに違いない!

さて。
そんなおっかない思い出はさておいて、今日はのんびり、花見〜と思ったら雨なので、昨日届いてた万年筆を開封☆

わあ、素敵な箱ですねえ〜。
いざいざ開けてみると・・・

きゃあ、クラシックで素敵ーーーー///
インク壺が上部に、万年筆は白い袋に入ってます。茶色のリボンがかけてある。

真っ赤なレトロな万年筆がお目見え☆
パダオビちゃんに大事に抱いてもらいました。

キャップを外すとこんな感じですねえ〜♪
うんうん、いい感じ。真面目で本が好きそうなパダオビちゃんに、とってもよく似合う万年筆ですね〜♪

さて、それでは、オビ洋書の続きをご披露いたしましょう♪

なんとっ、オビのセミヌードを覗き見するオーガナ議員という、とんでもびっくりシーンが第13章に挿入されております! 
その直前、ベイルさんはどうやらこの聖堂育ちの気位の高いお姫様をからかうことに、無上の楽しみを見出したようで、年上の男の余裕で若いオビ姫様を故意に怒らせてみるシーンから始まります。オビが眠りから覚めて、コクピットに戻ってきた場面から翻訳。↓

「食事はおとりになったのですか、議員?」
オビ=ワンは返答を返した。
「私は食料パックを温めてこようと思います。あなたにも私と同じものを持ってきましょうか?」
「ありがとう、しかし、私は既に食事を終えました」
オーガナはデータパッドのキーを叩き、それをコンソールの上に投げ出した。
「でも、飲み物は欲しいですな。ブラックムーン・エールをグラスに一杯。氷は無しで。セラスタ・オレンジの皮を少々添えてください。食料室にありますよ」
オーガナは役立つようにと付け足した。
「ラタの球根のピクルスの横にあるジャーの中ですよ」
(給仕のように私を扱おうというのか、議員? よかろう。責任をもってサービスを提供させていただく。)
オーガナの眼は、笑みを浮かべていた。彼は待っているのだ――望んでいるのだ――オビ=ワンが屈辱を感じて激しく拒絶するのを。
(そんなチャンスはありませんぞ、ベイル・オーガナ。あなたが言うように、私はそれほど愚かではない。)
オビ=ワンは皮肉を込めたお辞儀をしてみせた。
「たしかに承りました、議員」
オーガナは声をあげて笑った。からかいの気分が滲み出ていた。
「よろしい」

どうです?(笑)
高慢チキチキのツンと澄ましたオビ姫様を、わざと召使いのように扱って、「酒持ってこい。氷は無しで、オレンジの皮の薄切りを添えて持ってこい」とか命令しちゃうベイル氏ですよ!
そして、オビが真っ赤になって怒ることで人間的な感情を暴露させようと図るベイルさんですよ!
駄菓子菓子、オビ姫もさるもの、そんな見え透いた手には乗りません。(笑)

慇懃無礼な仕草のうちに、皮肉と軽蔑をにじませる態度こそ、オビ=ワンの十八番!vv

優雅に一礼して、「おおせのままに」と命令に従うそぶりを見せるオビ姫様、超クールでカッコイイ///
でもって、本当にキッチンに行ってベイルさんの要求通りのものを取ってくるオビ姫様を見て、ベイルさんの方が心配になってくるのですよ!
翻訳。↓

「さあ、どうぞ」
オビ=ワンはそう言って、お辞儀をすると、議員にグラスを差し出した。
オーガナは心配そうに、彼を見つめた。
「ねえ、私はちょっとあなたをからかっただけなのですよ? 私は本気であなたを奴隷扱いするつもりは――」
「わかってます」彼は、そう答えると、コンソールの前の自分の席へ戻った。
「しかし、あなただって、私と同じことをしたに違いないと思いますよ」

ふふふ。
からかってはみたものの、あんまりオビ姫様が従順なので不安になったベイルさん。
この綺麗な姫様に無礼な男だと思われたくないと、弱気になっちゃう年上の男のベイルさん
萌える!!!

でもって、オビは先刻、後部の客室でジェダイ流の瞑想の訓練をしていたんです。原文では「Stripped down to his leggings」となっていて、訓練の後にバスルームで「チュニックとレギンスを再び身につけた」と書かれているので、

瞑想訓練中、オビはどうやら下着だけのセミヌードだったもよう!
もしジェダイの習慣に下着の着用がないとするならば、オビはスッポンポンだったということになります!!(爆)

でもって、先の二人の会話から続くシーンで、ベイルさんがオビのその様子を覗いたことを告げてしまうんですね〜。翻訳。↓

オーガナはエールをたっぷり一口飲んだ。
「先程、あなたは何をしていたのですか?」
「先程?」
「そうです」
オーガナは顎髭を手でしごいた。
「客室で、です。私は夕食を取っていた時、あなたを見てしまったのです。それとも昼食だったかな、朝食だったかな? とにかく食事時に。もうどの食事がどの時刻のものなのか、わからなくなっている。あれはいったなんです? ジェダイの訓練のようなものなのですか?」
食料パックはとっくに温め終わっていたが、オビ=ワンはそれにも気づかず、狼狽していた。オーガナが彼を見ていた? 瞑想行為は、非常に個人的で秘められたものなのに。
「そう、そのようなものです」
「私が見たところ、とても厳しい訓練のようだ」
オーガナはもう一口エールを飲んで言った。
「しかし、あなたはそれを楽々とこなしていた。そして、私はつい気づいてしまったのだが、あなたの身体には傷がほとんどない。致命的な打撃を被った人間の男なら、身体に幾つかその痕跡を示す傷跡があるものだが」
オビ=ワンはパックの封を切り、チーズと野菜のシチューを見た。美味しそうな匂いがしたが、彼の食欲は急に減退した。
ジェダイの治療は、たいへん効果的なのです」
「そのようですな。あなたは腕にたった一カ所、傷跡があるのみだ」
声の調子に不満の底流があった。オビ=ワンは顔を上げ、いらだたしく言った。
ライトセーバーによる傷です。もし私の身体の傷がそんなにあなたを悩ませるなら、これから私は瞑想する時にはチュニックを着るようにします」

うわわわわ///
これではっきりわかりましたね!
ベイルさんは、オビの身体に傷跡がまったくないことを不審に思っているわけです。
この時点で、既にオビ=ワンの前線での活躍はホロネットを通して銀河中に知られているわけで、デックスの店に行く際も、オビはフードで顔を隠して行かなくちゃならなかったくらい。
で、そんな強者であるはずのオビが、玉のように綺麗な肌をしていることが不思議でならないベイル氏というわけです。

つまりっ、
やっぱベイル氏はオビ姫の一糸まとわぬヌードを見てしまったと!!!?

あの、これ、私が妄想してるんじゃないですよ?
準公式の海外スピンオフ小説がそう書いてるんであって、私はただそれを翻訳してるだけですからね?vv
ベイルさんに裸を見られたと知って、激しく動揺し、狼狽するオビ姫様・・・て、そりゃそうだろうよ!!
なんだって、そんな、いくら客室とはいえカーテン一枚の仕切しかない場所でスッポンポンになるかなあ、オビ=ワンvv

これだから聖堂育ちの純粋培養の姫様は、無防備すぎるっての!vv
萌え!vv

以上、第13章のご報告でした☆
ちょっくら仕事するべえ。
映画『トレインスポッティング2』は平日に観に行きまっすー。