新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

オビ洋書『WILD SPACE』第17章ラストと第18章はド修羅場の予感・・・

お仕事の後、先ほどまでラボで教え子ちゃんが話し込んでいきました。
お勉強の相談だったんだけど、他にもいろいろお話して、楽しかった///
原稿のノルマは今日はもう無理だけど、嬉しいひとときが過ごせたのでOKです。

さて、それではオビ洋書『WILD SPACE』第17章ラストのベイオビのベッドシーン(違う!)のご紹介にいきましょう。
ってか、不時着の衝撃で船体はすごい損傷を受けていて、内部も傾いて破壊されております。
ベイオビは残った食料とお水を仲良く分け合って食べると、よろよろと破壊された船体にもぐりこみ、ねじれて傾いた寝台に身を横たえます。
で、ココが大事なんですが、寝台のあたりも破損が著しいので、この時点で二つの寝台を仕切るカーテンは無くなっているとみてよいと思われます!! この後、ピロートーク(違う!)が展開されるので、まず間違いない。翻訳。↓

食料パックと5カップ分の水をお互いに分け合った後、彼らは這うようにして、ねじれ傾いた寝台へもぐりこみ、暮れようとする光の中で眠りにつこうとした。しかし、様々な理由から、眠りは容易に訪れなかった。
「私は考えていたのですが(I've been thinking)」
と、物思いにふけった沈黙の後で、オーガナが話しかけてきた。
オビ=ワンはため息をついた。
「経験から言って、その3語から始まる会話がそれだけで終わったためしはありませんな」
「ハハハ。私はパドメが言っていたことを考えていたのです。シスについてです。彼女のアパートメントで。彼女はこう言った――『彼らは分離主義者との戦いの背後にいるのよ』と」
オビ=ワンは次に来る言葉を予想できた。ベイル・オーガナは普通の人々に比べて頭が鋭すぎる。
「そんなことはない」オビ=ワンは暗中に吐き捨てるように言った。「それに、今この状況で、それが何か重大なかかわりを持つとでも?」
「ドゥークー伯爵はシスの一人なのではないですか?」オーガナはかまわず続けた。「私は気づいたのです。彼はシスに違いないと。そして彼は分離主義者のリーダーだ」
(そうとも、あなたにわざわざ教わらなくても私は既にそれを知っている)
「違います」
「失礼。私はあなたのその否定の言葉を信用することはできませんね」
「議員・・・ベイル・・・」オビ=ワンは再びため息をついた。「あなたは眠るべき時間を無駄にしているんですよ。私にはあなたが引き合いに出した人物がシスであるかどうかを、確認したり否定したりすることはできない」

ふふふ。
眠ろうとしてるのに、ベイルさんが話しかけてきて、イライラするオビ姫様の様子が手に取るようにわかります。しかもジェダイにとって触れてほしくない話題ですしね。余計にイライラ。
この後、シスの処置に対してベイルさんは「裁判にかけるべきだ」という意見を展開し、それに対してオビが「なんて甘くて青臭い意見だ」と心中でバカにする美味しいシーンもあります。(笑)
この小説のオビ姫様は、本当にクールで冷徹で、シスに対して情け容赦がない。ちょっと、エピソード1のノベライズ『ファントム・メナス』のパダオビの気の強さに近いものがあります。萌え♪

んでもって、それでもやっとベイルさんは眠りにつくんですが、反対にオビはなかなか寝れないんですね。翻訳。↓

オーガナはやがて眠りへ落ち込んでいった。沈黙と闇が深くなり、それを破るのは彼の規則的な安定した呼吸音のみだった。オビ=ワンは彼を羨ましく思った。オビ=ワン自身は、眠ればまたあのあの悪夢と恐怖が襲ってくることがわかっているため、睡眠が必要と知りつつも、大きく目を見開いて横たわっているほかなかった。しかし、やがて極度の疲労が恐怖を打ち負かし、彼も眠りに引き込まれていった――そして恐怖は巧妙に仕組まれていることが証明された。オビ=ワンの潜在意識下で、ダークサイドは新しい攻撃を仕掛けてきたのだ。彼の思い出を略奪し、悪夢で彼を苦しめ始めた。気丈さと不屈の精神で、オビ=ワンはその猛攻撃を耐え忍んだ。
オビ=ワンのシスとの戦いが、今まさに開始されたのだ。

オビ、がんばって!!(涙)
悪夢が怖くて、ベイルさんの隣で一人、闇の中で大きく目を瞠って怯えているオビ/// でもこの先、ベイオビの絆が深まるにつれて、ベイルさんの包容力と頼もしさに安心してオビは眠るようになるんですよね♪(by 20章)

はい。
こんな感じで第17章は幕を閉じるのですが、第18章は一転して、ようやくアナキンのターンになります。ので、しばらくオビは出ないかな、ちょっとメンタルを休めることができるかなと思いながら、チラチラ18章をチラ読みしていたら奥さん!!
アナキンがカウンシルに交信して戦況報告をしているシーンなんですが、一通りヨーダとメイスに報告をし終えたところで、アナキンがためらいがちに、

「それで・・・あのう、そのう・・・もしよろしければ、マスター・ケノービが任務から戻ってきていいるかどうか、教えてほしいのですが」

と尋ねてるがな!!
もちろんオビはこの時点で帰還してません。ってかベイルさんと、もう5日間以上二人っきりです。(笑)
うわああああ、こ、こ、これは・・・っ、もしかしてもしかしなくてもっ、

すわ、ド修羅場の予感!?(汗)

ベイルさんとオビが一緒に行方不明と知った時のアナキンの怒りたるや、それはもう凄いなんてもんじゃなかろうて///
え? 平和な小休止かと思えた第18章ですが、もしかして本当に本気で、
アナオビvsベイオビの修羅場展開なんですかっ!?

・・・またもやメンタルが危うひ。。。(笑)