新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

オビ洋書『WILD SPACE』第18章、アナオビの絆とオビ姫のナースなお仕事☆

昨日は、東京から小学館のライターさんが来名されて、栄のお店でカクテルとお食事をご一緒しました〜。

女子会らしい雰囲気で、いっぱいぶっちゃけトークもして(笑)、あー、楽しかった!
18:30からスタートしたのだけれど、あっという間に23:00でした///

そして、今日はじめじめとした雨模様の一日で、遅々として進まぬ原稿書きながら、ちょっぴり鬱々。
でも! そんな時こそ、萌えで元気をーーーってことで、久々にオビ洋書『WILD SPACE』の翻訳いきまっす!! ほとんど逃避。(笑)
第18章に入ったとこ。冒頭はアナキンのターンで、いくら探してもアストロメクが行方不明で、ついにアナキンはカウンシルにホロネットでその事態を報告します。怒られるかと思ったら、メイスもヨーダも案外優しくて、アナキンがとっても後悔していることを見てとると、それ以上お説教しません。
んで、ホッとしたアナキンが、ホロ通信を切る寸前で、ためらいがちにオビ=ワンの安否を二人に問う場面から翻訳。↓

「いいえ、もう質問はありません、マスター・ウィンドウ」アナキンは答えた。「ありがとうございます」
 そして、彼はためらいがちに付け加えた。
「少なくとも、その件についての質問はありません。しかし・・・あの、マスター・ケノービが彼の任務からもう戻ってきているかどうか、お尋ねしてもよろしいでしょうか?」
 面白い。ヨーダはホロ・トランスミッターに歩み寄った。
「彼はまだ戻ってきておらん、ヤング・スカイウォーカー。なぜそんな質問をする?」
 アナキンのホロ映像はちらついた。だが、明度の落ちたホロ映像とはいえど、彼の心配そうな表情を隠せるほどではなかった。
「何と言ったらいいのか・・・、マスター・ヨーダ。嫌な予感がするのです」
「おまえがオビ=ワンの心配をする必要はない、アナキン」今度はメイスの方を見ずに、ヨーダは注意深く答えた。「つい先刻、彼からのメッセージを受信したばかりじゃ。彼は彼の任務を遂行中じゃ」
「いったい、あの人は何を調査しているんですか? 教えてくださいませんか?」
「だめだ」メイスが何の感情も交えずに言った。「アナキン、おまえはおまえのやるべきことをやれ。遅延は許されない」
「はい、マスター・ウィンドゥ」少し間をおいてから、アナキンは返事をした。
「おまえはボサウーでは良い働きをした」メイスは声を和らげて、付け加えた。「カウンシルはおまえの働きを喜んでいる、アナキン。おまえのアプレンティスの働きも同様だ。その調子でやれ。こうした幾つかの勝利が、たぶんこの戦争を終わらせる希望に繋がる」
「はい、マスター・ウィンドゥ」
 アナキンのホロ映像は会釈をし、そしてちらつきながら消えた。
 ヨーダは頭を振り、ため息をついた。「彼はオビ=ワンについて悪い予感を感じている。だが、わしはそのようなものは感じておらん」
「それがそんなに心配ですか?」指で膝を叩きながら、メイスが言った。「あなたの感じている他の不安を彼も感じたというだけでは? さもなければ、あの若さで、未だわずかな経験しか積んでいないというのに、彼は何千光年もの距離を隔てているにもかかわらず、オビ=ワンについて何か災厄を感じ取ったということになりますぞ」

オビ=ワンの行方とその任務を知りたがるアナキン!
現在は何千光年も離れているのに、オビ=ワンが窮地に陥っているらしいことをフォースの絆で感じ取るアナキン!

アナオビの強すぎる絆に乾杯!!(萌)

ワイルド・スペースと呼ばれる宇宙の果ての惑星ジグーラで、シスによりフォースを奪われ身体を浸食されてしまっているオビの危難を、遠く離れた距離から察知するアナキンのオビ・アンテナの、なんという感度の良さ。(笑)
これはやっぱり、オビはタトゥイーンに隠棲したのは正解だったね。アナキンはタトゥイーンだけは辛い思い出があるから自分のフォース・アンテナからシャットアウトしてたんだよね(←公式設定)。だから、オビのフォースの存在も気づかなかった。
もしオビが他の惑星に隠れていたら、きっとアナキンはオビの存在を感知してしまったに違いない///

んで、物語はここでまたベイオビのターンに戻ります♪
朝になって、遠くに見えるシスの宮殿へ向かって、ベイオビは歩き始めるんですが、昨夜悪夢と戦って眠れなかったオビのいかにも辛そうな様子に、ベイルさんがチラチラ眼をやって心配してるんですね。でも、オビったら、またまた冷たく突っぱねちゃう。翻訳。↓

 彼とオビ=ワンは荒れ果てた大地を横切って歩いていった。ベイルは斜め前を行くジェダイの様子を、心配そうな横目で見やった。この男は夕べちゃんと眠ったのか? 彼が察するところ、答えは否だ。オビ=ワンの今朝の疲れきった重そうな瞼は、彼がひどい夕べを過ごしたことを雄弁に物語っている。
(何か言うべきだろうか? それとも何も気づかないふりをするべきだろうか? もし何も気づかないふりをして、いざ何かことが起こったら、どうしたらいいだろう? どうやって彼を助ければいいのか?)
 オビ=ワンはため息をついた。
「私は大丈夫です、ベイル。心配してもらう必要はありません」
 正確に人の心を読むジェダイの技には、毎度ひどく驚かされる。

ふふ、オビが心配でならないベイルさん♪
ちらちらオビ姫を横目で観察するベイルさん♪
それなのに、オビったら、こんなこと言っちゃいます! 翻訳。↓

 ベイルは顔をしかめて言った。
「私はあなたを助けたいのですよ、オビ=ワン。どうしたら、あなたを助けられます?」
「口を閉じてくだされば、それが一番ですな」オビ=ワンは言った。「会話は邪魔でしかない。それにシスは・・・」
「彼らが何ですって?」ベイルはジェダイに言葉の続きを促した。「オビ=ワン、彼らはあなたにいったい何をしかけているのです?」

あなたを助けたいと言ってくれるベイルさんに、「ちょっと黙っててくれない?」とか言っちゃうオビ姫様ですよ!!vv なんちゅう高ビー///

しかし、この後、シスはオビの一瞬の隙をついて、またもや彼の精神に侵入し、火噴き虫の悪夢の追体験を再びしかけます。
オビは膝から崩れ落ち、苦悶し、またもや自分で自分を傷つけてしまいそうになって、あわててベイルさんが押さえこもうとします///
がっ、オビは暴れて、止めに入ったベイルさんに対して思いっきり殴る蹴るの猛攻撃!! オビとしては火噴き虫と戦っているつもりなんですよ!(笑)
で、さんざん暴れるオビに対して、ベイルさんはオビを傷つけたくなくて、ひたすら無抵抗で身を守るのみなところが健気です///
オビが悪夢から我に返ると、目の前にはぼろぼろになったベイルさんが! そして、そんなベイルさんに、オビは素直に謝ることもできないんですが、むっつりしながらも怪我の手当をするという、ナースなお仕事シーンがっ!!!! 
オビに殴り倒されて地面に転倒したベイルさんと、ようやく自分を取り戻したオビのシーンから翻訳。↓

「あなたはバカだ!」オビ=ワンは叫んで、ベイルの背後で立ち上がった。「何を考えている? 私はもう少しであなたを殺すところだったんですぞ」
 ベイルは眼を細めてオビ=ワンを見上げた。
「ああ、まさにそのとおりですな。ところで、やっとお戻りですかな 歓迎しますよ?」
 ありとあらゆるトイダリアンの悪態を吐きながら、オビ=ワンは自身のバックバッグをぐいと引っ張り、水のボトルとミートパックの間をかき回した。
「今の私は、あなたを癒して治療することができない」彼はそう言って、宇宙船用のコンパクトな応急キットを取り出した。「私の精神力はかなり弱っているんです。このキットを使って治療するしかない」
「ああ、それでけっこうですよ」ベイルはそう言って、キットを受け取ろうと手を伸ばした。が、オビ=ワンはその手をぴしゃりと叩いてはね除けた。苛立ちの底に、恐怖があった。
「私がやります」オビ=ワンは、ぴしりと言った。「静かに座って、口を閉じて」
「それはけっこうですな」ベイルは再度そう言って、彼を治療しようとする男のなすがままに任せた。
 オビ=ワンの手当の仕方は、愛想は無いが極めて手際が良いものだった。手当を終えて、応急キットをバックバッグの中に押し込みながら、彼はベイルを見つめた。
「ベイル、もう二度と、こんな真似をしてはいけない」
「あなたはもっと、あなた自身に自信を持つべきだ、オビ=ワン」ベイルは穏やかに言った。「私は一瞬だって、あなたが私を殺すなんて信じはしなかったですよ」
「だから、あなたはバカだというんです」オビ=ワンはそう答えて、しゃがみこんだ。「なぜなら、私はこれでもう二度もあなたを殺しかけた」

おひょひょひょーーーー///
オビを傷つけたくなくて、抵抗しなかったベイルさんに、危うく彼を殺しそうになったオビが、苦悶と苛立ちを露わにしています。
そして素直に謝ることができないオビ姫様は、無愛想ながらも、ベイルさんの傷の手当てを御自ら行うのですよ!! 激萌え!!
しかもっ、治療キットを受け取ろうとしたベイルさんの手をピシャリと叩いてはね除けるって!! 不用意にベイルさんに触れられそうになって、恐怖を感じて思わずはね除ける、純潔で純粋培養で無垢なオビ姫炸裂!!

ひいいいいいい///
第18章も萌え爆弾炸裂で苦しい///
でもって、我慢できなくて後ろの方もチラチラ、ちら読みしてるんだけど、どうやらこのままではベイルさんを殺してしまうかもしれないと怯えたオビは、なんと自分のライトセーバーをベイルさんに預けるみたいです!!
ジェダイが自分の命の次に大切にし、命そのもののように大事にしているライトセーバーを、ベイルさんに託すオビですよ!!

・・・オビの命を預かるも同じなベイルさんってことですか、なんという萌え、恐ろしい///
そして、これをあのアナキンが知ったら・・・なんと恐ろしい///(笑)