新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

まだ梅雨だと思ふ・・・ & オビ洋書『WILD SPACE』第18章からアナキンのノロケ

雨が夜中に降って、朝起きたら蒸し暑さ倍増。。。
絶対に梅雨はまだ明けてないと思ふ也。。。

暑くて、映画館に行く気力もなくなって、ひたすら原稿を原稿を原稿を。。。
嗚呼、でも『ライフ』を観に行きたいんだよーーー///
だって、真田広之が出演してるし、エイリアンが懐かしのイカ型だと聞いたし。(笑)
パイレーツ・オブ・カリビアン』は、きっとまだまだ公開してるだろうし、観れなかったとしてもどうせ地上波ですぐさま放送されるだろうからいいとして、『ライフ』はたぶん早めに公開終了になりそうだし、地上波ではやらないかもしれないし。
そういや、アホみたいな理由で放送中止になった『バトルシップ』の再放送は、もうしないのかね??

ということで、お仕事の合間にオビ洋書を翻訳しまっす、逃避逃避☆
今回は第18章から、先日は飛ばしてしまっていたアナオビのシーンをご紹介。
カウンシルとのホロ通信を切った後、戦闘指令室でアソーカと二人きりになったアナキンが、いきなりオビ=ワンと自分の関係について、ノロケまくるという問題シーン!(笑)
ちょっと長いですが、翻訳します。↓

 しんと静まり返った戦闘指令室に立ち尽くしながら、腕を組んで顎を引き、じっとスイッチを切ったホロ・トランスミッターを見つめるアナキンを、アソーカは不審そうに眺めた。
(うわあ、マスターったら不機嫌そう。まったくもって、不機嫌の極地といったところね)
「ねえ、スカぴょん、私達、これからどうするの?」
 彼女は尋ねた。アナキンが鋭い一瞥を彼女に投げたので、彼女は付け加えた。
「私達、二人きりじゃん! 二人きりの時は、あなたのことをスカぴょんって呼んでもいいって、あなたが言ったのよ」
「静かにしろ。僕は考えているんだ」
 彼女は口をとがらして待った。マスターの心を読み取ろうと試みたが、アナキンはそうしたいと思った時には完璧に自分の心をガードすることができる。ちょうど今、アナキンの美しい顔は、まるでプロトコル・ドロイドの顔のようになって、アソーカから心を隠していた。
(彼はカウンシルに逆らうことはできないわよね? だって、私達は彼らの命令を拒絶する余地はないんだもの。マスターは彼らに逆らうことはできない。たとえ、マスター・ケノービのためであっても)
 アナキンは再びアソーカに視線を投げたが、今回はかなり和らいだ眼差しだった。
「僕たちはどうするべきだと思う、アソーカ? おまえはどう考える?」
 アソーカは深く息を吸った。背骨をしゃんと伸ばす。彼にとって聞く必要のあることではなく、彼が聞きたいと欲していることを話したりしたら、媚びていると思われてマスターの機嫌を損じてしまうだろう。自分達がボサウィーにいてホロ通信でマスター・ケノービと話した時、マスター・ケノービは自分のことはほとんど喋らなかった。だからといって、たかがパダワンに過ぎない自分が、偉大なるオビ=ワン・ケノービを非難することなどできようか?
「マスター・ウィンドゥの命令に従うべきだと思います。あなたが惑星アルトーを失ったことで心を乱しているのはわかってるわ、マスター。それに、あなたがマスター・ケノービをすごく心配していることもわかってる。私も同じよ。でも、私達は今戦場にいるのよ、スカぴょん、ここでの戦闘の意義は、私達の問題よりもずっと大きな問題だわ。チームを組んで戦わない限り、どうやって分離主義勢力勝利できるというの?」
 アナキンの顎がこわばり、喉の筋肉が膨れ上がった。
「もし間違った命令に従わざるを得ない状況だとしたら、僕たちはどうやって分離主義勢力を打ち負かせるというんだ? ジェダイ・カウンシルはいつでも正しいと決まっているわけじゃないぞ、アソーカ」
「それはそうかもしれないけれど」彼女は疑うようなポーズをしてから、言った。「でも、カウンシルはいつでも間違っているというわけじゃないでしょ」
 アナキンは顔をしかめた。
「そう言い切れるか?」
 彼女はどう答えることを期待されているのだろう?
「うーん、・・・」
「気にするな」アナキンは彼女に笑いかけて言った。「おそらく、おまえが正しいんだろう。それに、僕はオビ=ワンのことを考えると嫌な予感がしてならないが、あの人が今どこにいて何をしているのか、何一つ教えてもらえなかった。だから、たとえマスター・ウィンドゥの命令を無視してオビ=ワンを探しに行くとしても、どこから探し始めればいいのか皆目わからないといった状況だからな」
 その状況こそが、アナキンがオビ=ワンをひどく心配している理由だった。
「きっと、マスター・ケノービはあなたが探しにくることを欲していないと思うけど」
「たぶんな」アナキンは、心ここにあらずといった微笑で答えた。「だが、オビ=ワンという人は自分にとって何がベストなのかを、いつでもわかっているというわけではないんだ」
 アソーカは自分の口があんぐりと開くのを感じた。
「じゃ、あなたはわかってるというの?」
「もちろんさ」
 アナキンは簡潔に答えると、ドアへ向かって歩いて行った。

長々と翻訳してしまいましたが、つまりですね、萌えどころをまとめると以下のようになるというシーンです☆

(1)「オビ=ワンを心配する必要はおまえにはない」というメイスの命令に不満を持っているアナキン!
(2)アソーカがオビ=ワン探索を否定すると、喉仏を膨らませて怒りを露わにするアナキン!
(3)でも、さすがに冷静になってアソーカの意見に耳を貸すアナキン!
(4)しかし、最後の最後で、「オビ=ワンは自分のことが実はわかっていない。彼を理解しているのは、彼自身よりもこの僕だ!」といきなりノロケかますアナキン!!

どーーーですか奥さん!! ←誰だよ?(笑)

パダワン相手に、唐突にノロケるマスターって!!(爆笑)
オビ=ワンよりもオビ=ワンを理解してるのは、この僕!! ってか!?vv

アナキン、超おもしれえ///
といいますか、ここでふと考えを巡らせると、ベイオビの旅のさなか、宇宙船の中で病み上がりのオビの体の状態を常に心配して、オビ自身が平気だと言っているのに、薬を無理やり飲ませたり、ベッドに無理やり寝かせたりしていたベイルさんの行動が二重写しになってきますね!

オビはたしかに自分の状態を理解できていない!
そんなオビの状態を正しく洞察しているのは、アナキンとベイルさんの方である!

ということになりまして、つまり、16歳年下の美丈夫と10歳年上の紳士、この二人のスパダリに心配されるオビったら、やっぱりすっごい姫ポジ!!!って結論なんですね〜。
この小説のテーマは、きっとコレなんだな、うん。(笑)