新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

オビも売り切れた(笑) & ターコイズホワイトの使い心地 & オビ洋書『KENOBI』第7~8章、少女と子供に愛されるオビ

さすがに新年度スタート時期、いろいろやることが山積みでバタバタしてました~。それでも、やっと週末。ちょっと時間が取れたので、ここに出没いたします☆

それにしても忙しさにかまけている間に奥さん!

オビの赤子付きフィギュアの予約が終了だってよvv

早っvv

あらああ、迷ってる間にコチラも買い逃したですねえ。駄菓子菓子、買うかどうか決めかねていたからなあ。。。私のような者には、分不相応な立派なフィギュア(お値段も)ではないかと/// 予約終了で決心がついた。私はプレミアム・バンダイでEP3版オビが近いうち発売されると信じて、それを待ちますわ。

ホットイのオビは買い逃したけれど、あれから無事に、ペリカンのスーベレーンM600限定カラー万年筆、ターコイズホワイトを入手しました! 手元に届いてからずっと、ヌラヌラとした書き味を堪能し、その美しさにメロメロになっております///

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見て、この美しいターコイズブルーの爽やかさ☆

オビが化身した万年筆ということで(笑)、パダオビと一緒にパチリしましたん♪ インクは、ターコイズカラーに合わせて、ペリカンのロイヤルブルーを入れてみました。パピルスノートに書いた文字をご紹介☆ 右頁がターコイズホワイトで書いた文章、左頁はPentの万年筆でインクはセーラーのブルーブラックで書いた文章。違いがわかりますか?

やっぱり国産Pentと比べると、ペリカン万年筆はEFであっても太目なのが、ちょっと個人的に残念ではあります。一緒に能率手帳も映ってますが、能率手帳サイズに書く際は、このターコイズホワイトだとちょっと厳しいかも。まあ、慣れれば書けるけどね。

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ということで、能率手帳にも書いてみました☆

ペンはパダアナに合わせて、ムスタファ―を思わせるペリカンのM101Nブライトレッドが映ってますが、これもターコイズホワイトと同じくニブはEFなんです。ね、慣れればこれくらい小さい手帳にペリカンでも何とか書きこめる。

おかしなことですが、同じペリカンでもクラシックM200のカフェクリームというペンのEFは、国産万年筆くらいのカリカリした細字が書けるんだよねえ。私のお気に入りのペンですが。ペン先が金ではなくステンレススチールだからかな?

万年筆は奥が深いですねえ~。ハマると容易なことでは抜け出せないのが恐ろしい。そしてどんどん本数が増えていく。。。

それでは、恐るべき万年筆沼から少々離脱して、久しぶりにオビ洋書『KENOBI』の話題へ。今、第8章の途中まで読み終わってます。第5章からオビが登場して楽しくなってるのですが、第7章では、オビに助けられて無事に生還したアニリン母子のその後の生活が描かれていて、娘のカリーがすっかりオビに惚れこんでしまっている面白いシーンが描かれます。

まだ少女のカリーにしてみれば、颯爽と現れて自分を救った見知らぬ男であるオビが、ひたすらかっこよく思えて、男の中の男、白馬というかイオピーに乗った王子様(というにはちょっと年を取っているが。笑)みたいに憬れちゃってるんです。店に来る客や子供達に、延々とオビがどんなふうに自分を救ったか、尾ひれを付けて喋り続ける少女カリー。翻訳。↓

オリンは首の回りにケープを巻き、餌の袋が山積みになっている通路の途中までやって来た。

「カリーの様子はどうだい?」

アニリンは眼をくるりと回して答えた。

「自分で彼女に聞きなさいよ。」

そう言って、彼女は軽食堂のカウンターを指し示した。カリーはそこにいた。数日前のひどい体験から回復していた。そして、その時彼女が救出された次第を、表現を変えて再び語っている最中だった。今回の聴衆は、農場からやって来た十代の友人達だ。

「・・・そしてその時、彼が現れたのよ、まるで空から降ってきたみたいにね。いたるところに恐ろしいサルラックがいたけれど、彼はこの私を救うことだけに集中して、あらゆる困難を乗り越えて突き進んできたわ。私を救うためによ」

オリンはこの二日間で同じ話を二回も聞かされていた。彼は眉を上げてアニリンに言った。

「いたるところにサルラックがいたって?」

「今日はそういう話にしてるわね」アニリンは磨き上げたカウンターから顔を上げて答えた。「もうちょっと待ってなさいよ。あの子は大きな崖という設定まで付け加える気だから」

「あの子が君の果たした救出の努力に言及するのを聞いたことがないんだが?」

「ああ、あの子の物語では、私はそこにいなかったことになってるのよ」アニリンは苦笑して言った。「もう長いこと、あの子の話の中で私の存在は無視されてるわ」

「・・・もちろん、私は上手な乗り手だし、完璧に獣を乗りこなせる自信があったわ。でも、ベンという人は、誰かが困っているのを見て助けないような男じゃないのよ。特に、その誰かというのが、女性だったりしたら、なおさらね。彼はたしかに、この私を助ける必要があると確信したに違いないわ・・・」

「それで、あの子を助けた、その神様みたいな男に、俺はいつ会えるんだい?」

オリンはアニリンに尋ねた。

「さあね」と、アニリンは不満そうに汚れをこすり落としながら言った。「あんたも知ってるでしょう、ここらあたりの荒れ地の放浪者がどういうものだか。彼はたぶん、道に迷って、飢えて、今頃自分のイオピーを食べているんじゃないかしら?」

どうですか、奥さん?vv

動物と子供に好かれるオビは、タトゥイーンでも健在です! カリーちゃんは、すっかりオビに一目惚れ/// 脳内でお花畑な物語をこさえて、オビをヒーロー、オビに救われる自分をヒロインにしてまあす、かわいい///

そしてですね、この後、第8章では、ジャワのトレーラーに乗せてもらってオビがこのアニリンの店にやってきます。その時、アニリンの息子と不良友達がジャワの子をいじめて乱暴するんですよ。アニリンはそれを見て叱るんですが、その一瞬の隙をついて、ジャワの子はわーわー泣きながら逃げ出し、トレーラーの中に駆け込みます。

そして、はっきりとは書かれてないんですけど、このジャワの子は泣きながらオビの懐へ真っすぐ駆け込んだもようなんですよ♪ 「うわああん、いじめられたよ、ママああああ!」みたいな感じで、すんごく可愛い/// 

オビはこの子を追いかけて来たアニリンの息子の首根っこを押さえ、吊るしあげて、トレーラーから一緒に出てきます。もうほんと、

ジャワの子にまで慕われてるオビママ、ますます聖母///

娘のみならず母親のアニリンまで、ベン・ケノービにメロメロ状態というね。(笑) いやあ、ほのぼのするシーンでございます。