新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

入院してました・・・ & オビ洋書『KENOBI』第9章読了、「酒場でモブ相手に受け」は公式!

一昨日、咳が止まらず発熱もしたので、これはヤバイなあと思って病院に行きましたら、なんと緊急入院で点滴されました!vv 一晩病院にお泊まりして、昨日の夕方に退院。肺炎の一歩手前って・・・そんなに仕事を詰めていた気はしないんだけど、知らない内に疲労が積もったな。とにかく睡眠時間はしっかり確保しないとヤバイ。

反省と共に安静・・・なんてことは締め切りを抱えた身ではなかなかそうもいかないのよね。(笑) 今日もこれから病み上がりの身を押して、原稿を一本片づけるぜ。

と、その前の息抜きに、映画『KENOBI』への期待が高まる今日この頃、時代設定はやはりEP3~EP4の砂漠の隠者時代らしく、それならば私がここでポンコツ翻訳している未邦訳小説『KENOBI』のストーリーまんまなんだろうなあと思いまして、第9章を読了したのでご報告しまあす。

まず最初に叫びたいことは――

酒場でモブに絡まれて「あわや!」という設定は公式だったってことよ、奥さん!!(爆)

二次創作でさんざん書かれ(描かれ)まくってる、オビが酒場でモブに迫られる美味しいシーン、それが何と公式だったとは!! 以下、翻訳します。

アニリンとカリーン母子の営むレストランで、お買い物をするオビ。ここらで見かけない上品で清楚な雰囲気を漂わすオビに、周囲の荒くれどもの目は釘付けです。アニリンとカリンが何とかオビをその好色な視線から守ろうとするんですが、オリン(水分農場主のリーダー)の娘であるベッカが母子の防御を突破して、オビに迫ります。↓

 ベッカはベン(※オビのこと)ににじり寄り、すぐ傍らまで来ると、ベンの顎に親指をかけて彼の顔を上向かせた。

「いい男じゃないの」

 彼女は家畜にしようとする動物の身体検査をするかのように、ベンの顔をいっそう仰向かせて言った。

「それに、飢えてるようにも見えるわ」

「このあたりには、もっと飢えてるヤツがいるよ」ベンの左側に蹲って、ムーランが言った。「この男はカリーンを救ったんじゃない――こいつはたぶん、デューバックを狩って夕飯に食おうとしていただけなのさ!」

 背後で、ゼッドがげらげら笑った。

 ベッカは親指とその他の指で、ベンの髭に覆われた顎を強く掴んだ。

「どうだかねえ。あたしにとっては、この男があたしをカリーンみたいに救ってくれると好都合なんだけど」彼女はベンの顔を自分の方へ引き寄せ、好色な目つきで彼をじろじろ眺めた。「どうよ、ベニーちゃん? カリーンみたいな小娘じゃなく、あたしのような成熟した女を気分転換に抱いてみたくない?」

「それは、素晴らしいね」ベンは礼儀正しく応えた。「で、どこにその成熟した女性はいるのかな?」

 アニリンが大声で笑った。

どうです、奥さん!! ベッカという若いヤンキーな女に顎を指で捕まれて、仰向かされて品定めされて、いやらしいことを囁かれるオビ=ワンですよ!! 一応この小説は腐女子小説ではないので(笑)、お相手は女になってますが、腐女子なら妄想転換はお茶の子さいさいですね、ハイ!vv

現に、この店では他に野郎どももウヨウヨしていて、みんなオビをいやらしい目つきで眺めてるんですからね! ベッカは、前章にも登場していた、ここらあたりの水分農場主のリーダーでタスケンと戦う筆頭オリンの娘なんです。で、たぶん、予想としては、オビはこのオリンとタッグを組んでタスケンと戦うことになりそうだから、ベッカを通してオリンという男とオビとのアレやコレやを妄想するのは、全然オッケー!(違)

いやあ、びっくりこいたわあ/// まさか二次創作でよく目にする場面が公式で鮮やかに目にすることができるとは・・・。ベンのことを「ベニー」って呼ぶのも、たいそう萌える/// 女の子扱いされて、「ベニーちゃん」ですよ♪ アナキンがアニーだったのと同じさね~。

いやあ、映画になる際は、是非ともこの場面をカットせずに盛り込んでほしいものですな!