新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

『ヘレディタリー』観た ☆ クラシカルプリン & デル・トロ監督の創作ノート

昨日、思い立って、朝一のセンチュリーシネマに飛び込み、『ヘレディタリー 継承』を観てきました☆ センチュリーシネマはパルコ東館8Fにあるのですが、上映開始が10:20なのに、パルコ開館が10:00でさ、ちょっと焦るよねvv

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感想は――毎度のことながら、「史上最強の恐怖」「今世紀最大の傑作ホラー」とかいう煽り文句は、もういっさい信じないぞ!というものでしたかね、ハイ。

全然怖くない。ってか、脚本が粗すぎて、登場人物の心理がまったくリアリティなく、しじゅうイライラしっぱなしの映画だった気がする。。。だって、アレルギー持ちの娘を自分の管理下から離してパーティーに行かせる母親なんて、ふつうあり得ないでしょ? いくら兄が付きそうたって、その兄もまだ少年じゃないのよ。もうこの時点で、ついていけない。

それと、この手のホラー作品に言いたくなることなんだけど、怪しい気配や物音がするなら、さっさと電気つけようよvv なんでそんなビクビクしながら暗やみにいるのさ? こういうところは、日本のホラー作品でも同様だよね。(笑)

また、別に私はフェミニズムですべてを評価しようとするタイプじゃないけれども、この筋書きはいかにも「男が君臨、女が尽くす」(悪魔に対してね)というアナクロニズムな構図をなぞっているのではないかしらん? そういう見方が悪ければ、発想が陳腐なんじゃないですかね、と言い換えてもいいかも。

ラスト近く、少年が悪霊に憑依された母親に家の中で追いかけられるシーンは、笑えるしねえ。コメディかよvv ってか、家の中に死体がゴロゴロなら、さっさと警察呼べよ!

個人的な評価ですが、同じ母親の苦悩が契機となるという設定で比較すれば、より臨場感のある恐怖演出が光るのは『ババドック』の方だと、私は思う。母親役の演技も子役の演技も、『ババドック』の方が私は好きだな。

ということで、ちょいと残念な気持ちになりながら、ランチは松坂屋B1Fのレストランで、オムライスとプリンをいただきました☆

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綺麗で、王道な盛り付けのオムライス。ソースはケチャップかデミグラスソースを選べまして、私は迷わずケチャップ。オムライスにはケチャップですよ、奥さん♪ しかし、目玉はオムライスではないのでありました!

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クラシカルプリン、来たああああ///

以前も言いましたが、私はプリンは昔ながらの昭和な、固めのタイプが好きなんです。ここのクラシカルプリンは初めて食べたけれど、めちゃ昭和!(笑) かなりの固めタイプで、私には感涙ものでありました! 激甘だけどvv 凄い甘いので、もうこれだけで胸がいっぱいになってしまった。本当は、このままカフェ・ボンボンに行ってみようと考えていたのですが、このプリンでお腹も胸もいっぱいになってしまったので、あえなく挫折。カフェ・ボンボンは次の機会にね。

それからまたパルコに戻り、東館4Fのリブロに入って、ブックカバーと本を購入して、併設のブックカフェでお茶☆

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オレンジレモネードと購入した本で、ホッと一息、ティーブレーク☆

松坂屋に文化の香りがしなくなってしまった今、パルコの方がむしろ私には居心地が良くなってしまったなあ。ということで、昨日の戦利品はこちら。↓

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デル・トロ監督の創作ノートの普及版、すごい面白いし、ノート好きな人間ならハートを射抜かれること間違いなし。ああ、いいなあ。私もこういう創作ノートを記したい。それに、彼の仕事場兼趣味の館の「荒涼館」って、なんて素敵な建築なんでしょう! インテリア好きな人間も、大いに楽しめる一冊です♪

そんなこんなで、心も体も癒しましたので、今日から張り切ってお仕事再開。がんばるどー。おー。

それにつけても、オビ=ワンが愛しい///←唐突に。(笑) デル・トロ監督の創作ノートに啓発されたので(?)、またSWの落書きをトラベラーズノートに描きつけようっと。