新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

今日は研究会 & オビ洋書『M & A』第二章まで

昨夜は22:15から地上波で『アベンジャーズ』やってましたねえ。観ましたよ、久しぶりに。吹替だったけどvv このアベンジャー・シリーズ第一作は、面白いんだけど、私の贔屓のスターロードがまだ参加していないんだよね。(笑) 『エンドゲーム』はGW明けに名古屋で観るか、それとも連休中に東京で観ちゃうか、どうしようかなあ。そういや『ハロウィン』のリメイクも観れてないんだよね、私。私が名古屋に戻るまで、名古屋で『ハロウィン』上映続行してくれてるかしら?

今日はこれから、午後に明治大学で研究会です。「遊ぶぞ!」と言っておきながら、研究会が入ってますが、まあ、学会とは違って研究会は自由で気心の知れた仲間と会える機会だから、いいんだ♪ 昨年からずっと些か体を痛めたこともあって、ちょっとメンタルがホームシックにかかってるから、今日は研究仲間達にたくさん会えるのが嬉しいです☆

んで、読んでますよ、オビ洋書『MASTER & APPRENTICE』! 第一章では、敵に毒液を吐きかけられそうになっているパダオビを見て、クワイがひやっとする場面、なんだかんだ言ってクワイの過保護ぶりと、けっこうオビに失礼なこと言ってくれたりするクワイと、両面が見れる面白い文章を紹介。↓

(敵がオビに唾を吐きかけたのを見て)「毒だ!」と悟り、クワイ=ガンはゾッとした。が、オビ=ワンはたやすくそれを避けた。彼のパダワンの反射神経は鋭かった。オビ=ワンに戦闘中の平静心が欠けているとしても、戦いに必要な直感が欠けているわけではないのだ。

パダオビちゃんが毒を浴びそうになってヒヤッとするクワイが、なんかいいですよねえ。んで、「平静心は欠けてるけど、直感までは欠けていない」なんて、ちょいとオビに対して失礼な言ですわなvv

でもって、第二章。クワイとオビは宇宙船の中でぎこちない沈黙に陥っています。先ほどのテスでの戦闘で、互いの意志がうまく通じ合わず、オビが人質になってしまった件を、お互いに意識しちゃってるんですね。↓

帰途の船の中は、ぎこちないものであった。オビ=ワンは明らかにテスでの戦闘がうまくいかなかったことについて話し合うのを避けていた。無理もない、まだ彼は若いのだ。

多くの点で、オビ=ワンは年齢よりも大人びていて、落ち着いているために、クワイ=ガンは時々彼がまだ17才であることを忘れてしまう。今回のような、レインフォーク号のコクピットで二人で肩を並べて座っているような場合にのみ、クワイ=ガンは彼のパダワンが未だどれほど不器用であるかということ、今までの少年の面影とこれから成長していく大人の兆しとが同時にその顔に現れているということを改めて思い知るのだった。

ああ、いい表現ですね~♪ 「今までの少年の面影とこれから成長していく大人の兆しとが同時にその顔に現れている」、思春期のパダオビちゃんの表情に気づくクワイですよ! オビの瑞々しさ(敢えて童顔とは言わない。笑)が目に浮かぶようです///

んで、このくだり、クワイはこれまでオビとなかなか波長が一致せず、自分がドゥークーと築けたような強い絆がオビとの間で構築できないことを悩む心境が語られます。まるでアナオビのプロトタイプ、作家はそれを明らかに狙ってますね。

つまり、ドゥークー、クワイ、アナキンは、ほぼ同質の性格の同士達であって、この師弟筋の中にあってオビだけがちょっと異質なんだということを作家は言いたいのであろう、と。でも、だからこそ、結果的に、ドゥークーは孫弟子のオビをクワイの形見としてばかりでなく可愛く思ってシス側に引き入れようとしたし、クワイは最終的にはオビに精神的に甘えるようになるし、アナキンはもうオビにゾッコン恋するようになるわけなんですね♪(笑)

さて続き。船中でのぎこちない沈黙を、どちらが破るかでクワイはいささかゲンナリします。↓

(このぎこちない沈黙の事態を、どう修繕したらいいだろう?)と、クワイ=ガンは悩んだ。(私が口火を切るべきか? 本当なら、オビ=ワンの方がしかるべきなんだがな)

「さっきのことはすみませんでした、マスター」ついにオビ=ワンが口を切った。「私はドアのことを言われた時に、あなたが意味していた指示内容を理解するべきでした。そして、自分自身で船を獲得するべきでしたのに」

ああっ、クワイが悩んでいる間に、オビは心を決めて自分の方から折れました! このあたりがオビらしい。これはEP1でアナキンを弟子にするのしないのでクワオビが痴話喧嘩した際のリフレインですね! 必要な時には、潔く自分から折れることも厭わないオビの性格が、ここでも言及されています。

・・・といったところで、時間切れ。身支度してお出かけしてきまあす☆