新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

宝善亭のランチ☆ 「天正十年安土御献立」の再現

昨日(5月31日)は、お昼を徳川園内にあるお食事処「宝善亭」で、お友達と一緒に楽しみました☆

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うむ、看板も立派! 隠れ家のような奥ゆかしい日本家屋です。予約して入って正解だった。平日だったけれど、けっこうお客さんがいましてね。ちょうど今、徳川美術館で日本刀の展覧会やってて、全国から刀剣女子が集っているらしひvv

いただいたのは、信長御膳というメニューです。素敵にダンディな執事さんみたいなウェイターのおじいさまの説明によると、信長が家康をもてなした際の料理を再現したものらしく、「天正十年安土御献立」(『続群書類従』記載)として書き残されている御料理だそうです。

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まずは前菜。食前酒は、信長の時代から飲まれていた赤葡萄酒――いわゆる赤ワインですが、赤葡萄酒と言う方が雰囲気あっていいね♪ どだい、葡萄酒という言葉がエキゾチックなんだよね~♪ うるか、かまぼこ、茹で蛸、このわた、アワビ。夏らしい酢の物が美味しかったです。

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続いて、鯉こく。赤味噌仕立てで美味♪ それに鱸のお刺身も、さっぱりしていて良きかな♪

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次に出てきたのは、「茄子のつぼつぼ」という面白い名前の料理。煮た茄子をくりぬいて挽肉を詰め、甘しょっぱいタレをかけたもの。茄子と挽肉って、何て合うんでしょ/// 信長の時代は、挽肉の代わりに鴫肉を使っていたらしいですね。

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鴨の塩焼き、鱒の塩焼き、生麩に味噌を乗せて炙ったもの、焼き味噌、宇治丸(鰻を焼いて、醤油と酒を合わせたタレを付けたもの)、湯漬け、瓜の味噌漬け。このしゃもじに盛られた焼き味噌の、美味いことといったら!

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デザートは、羊皮餅。が、記録には名前ばかりで製法も形状もわからないため、今回は、信長のイメージに合わせて、道明寺餅を金粉で包んだ輝かしい菓子で提供されました☆ 一緒に写ってるのは、料理長が達筆で書いた、信長御膳のメニュー。雰囲気満点!

ということで、コースは終了。満腹満腹。つくづく思ったんだけれど、自宅から徒歩圏内に、こんな超有名な観光地・徳川園があって、気軽に敷地内のこんな由緒あるお食事処でランチできるなんて、幸せ者だなあ/// ありがたいことです。もっともっと、尾張藩ゆかりの伝統が残る名古屋を満喫したいな、楽しみたいな///

お友達とは、秋旅行の打ち合わせもしました。今年は岡山の吉備津彦神社&吉備津神社に行こうかって。私は吉備津神社は子供の頃に行ったけれど、吉備津彦神社はたぶん行ってないんだよね。ついでに倉敷散策もしようという話になりました♪ 楽しみだなあ。

満足して、そして本日は朝一から午前中いっぱい立ちっぱのお仕事をこなし、午後はひたすら原稿。

そうして、明日(6月2日)は日帰り弾丸東京出張。さらに明後日(3日)は、知立へやっぱり日帰り弾丸出張。でもって、7~8日はまたまた東京へ一泊出張。

・・・名古屋を楽しみたいと言いつつ、週末まるっきり名古屋にいない日々が続きます・・・ふうう。心を宥めるために、徳川園のお土産をパチリ☆

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名古屋珈琲という限定品と、琥珀糖☆

琥珀糖って大好き。涼しげで可愛いお菓子ですよね~。