新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

西葛西のインドカレー & オビ洋書『M & A』第17章、オビと動物

ひゃああ、暑い暑い暑いいいい///

東京も名古屋と変わらないじゃありませんか~。そして昨夜は京都にいる同僚からメールがありましたが、京都は名古屋を越える猛暑らしいですよ、奥さん!

駄菓子菓子、だからといっておうちに籠ってばかりでは、せっかくの夏休みがあああ、ということで、昨日はお昼に西葛西へインドカレーを食べに行ってきました。先週、TVで西葛西のインドカレー激戦地区の様子が映ってたもんで。(笑) なんでも影響されやすいミーハーは私でございます、ハイ。

暑いので駅近のお店を選びました。

11時半頃に入ったからか、空いてた。でも、すぐに満席になりました。人気店なんですかね?

f:id:tamakik:20190818151052j:plain

メニューは上の画像で。昼時は、ランチセットしかないんだね。私はAランチで、チキンカレーとキーマカレーを注文しました。

f:id:tamakik:20190818151208j:plain

ナン、でっか!(笑)

カレーって食べる前はいつもペロリと食べられると思うのだけれど、いざ食べはじめるとすぐ満腹になっちゃうんだよねえ。今回も、美味しかったんだけれど、全部食べ切れなかった。。。オビだったら、食いしん坊だからぺろりと平らげちゃうんだろうな。

ということで(笑)、オビ洋書『MASTER & APPRENTICE』第17章の翻訳紹介、いきまっすー☆

いよいよ王女の戴冠式セレモニーの一つである、グレイト・ハント(大狩猟大会)が開催されます。これには、スピーダーに乗るのはご法度、あらゆる機械装置の使用もご法度なので、クワオビ師弟も生きている動物の背中に乗るしかない。そう、SW界ではおなじみの、騎乗動物の登場です。今回は、ヴァラクティルという動物です。

ここで、実に重要なことが判明! 私、オビが動物に懐かれやすいのは、クワイ=ガンの特訓のせいだと考えていたのですが、どうも違うらしい。オビの動物を懐かせる才能は天性のようで、最初こそ怯えていたもののすぐにヴァラクティルと仲良くなるオビを見て、クワイがびっくりするというシーンなのです!

 クワイ=ガンは品定めするような視線をオビ=ワンにあてた。

「おまえは今までに乗馬の経験はあったかな、パダワン?」

「いいえ、マスター。でも、そんなに難しそうには思えません」

「おまえの乗りこなしっぷりを期待してるぞ」と、クワイ=ガンはからかうように言った。「覚えておけ、生き物に乗るのは、船やスピーダーに乗るのとはわけが違う。おまえは騎乗動物とフォースで一体とならねばらない。フォースを使うのだ」

 覚悟していたにもかかわらず、オビ=ワンはいざその騎乗動物を見上げ、ヴァラクティルにちらりと睨まれたとたん、びっくりして後ずさりしてしまった。かがり火に照らし出されたその赤い羽根は虹色に輝き、早く狩りに参加したいのか、しきりに地面をその羽根で叩いている。その動物は実に巨大で――実際自分が乗るには少し大きすぎるとオビ=ワンは思った。

「さあ、いけ」と、クワイ=ガンはいたずらっぽい微笑を顔に浮かべながら言った。クワイ=ガンが一匹のヴァラクティルの片腹を軽く叩くと、それはチッチッと鳴いた。「準備はすべて整っているようだな?」案内係が頷き、クワイ=ガンはサドルの方向へ移動した。「そこから立ち上がって、様子を見に来たらどうだ?」

 マスターは、オビ=ワンの困惑を面白がっているようだった――決していじわるを言っているわけではない、そんなことはクワイ=ガンのやり方ではない。しかし、いじわるをされたのと同じくらい、イライラさせられる。オビ=ワンは、クワイ=ガンや彼の周囲で注目している人々を無視することに決めた。そして、ヴァラクティルのみに集中した。

 (中略)

 彼は片手をヴァラクティルの首に当て、羽根を優しく撫でてやった。それは再びチッチッと鳴き、尻尾を激しく動かした。興奮しているのだ、とオビ=ワンは思った。たぶん、この動物は人間と同じくらいこのグランド・ハントを楽しみにしているのだろう。フォースを通して、その興奮がオビ=ワンにも流れ込み、彼自身も強い興奮を覚え出した。

 ヴァラクティルは羽を逆立て、地面を這うと、草の上に自分の腹がつくほど体勢を低くした。それは、オビ=ワンがやすやすとその背中に乗れ、サドルに足を絡めて手綱を引けるようにしてくれたのだった。僕達はもう友達だ、とオビ=ワンは悟った――共に共通の楽しみを抱き合っている友達同士なのだ、と。

「よくやった」と、クワイ=ガンが言った。クワイ=ガンの表情には、信じられないといった驚愕が現れていた。「実によくやった」

どうだっ、見たかクワイ=ガン! これぞオビの真骨頂!

わははは、実に痛快ですな♪ 最初、巨大な動物の前に「乗るにはちょっと大きすぎる」と怯んでしまったオビを、いたずらっぽくからかっていたクワイ。ところがオビは、クワイの指導無しで、この動物と心を通わせ、またたくまに友達になってしまいます。その時のクワイ=ガンの驚きといったら!

中略した箇所には、このヴァラクティルという動物が、近寄ってきたオビを調べようと、その鼻面をオビの胸元に摺り寄せて来る描写がありますが、これは、そう、EP3のノベライズで、あのクレイト・ドラゴンのボーガちゃんがオビに甘えて胸元に鼻をくっつけてくるシーンの伏線ですね!

きっと、このヴァラクティルという動物もメスだべな///(笑)

いやあ、クワイをも驚かせるほどの、オビの動物に対するシンパシーのレベル! 面白い! 興味深い!