新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

桑名出張 & オビ姫降臨か? & アルジェント『スリープレス』

お正月ボケが治らないままに、容赦なくお仕事始めの一週間でしたね。皆様、お元気ですか?(笑) 私も結局、バタバタしていて、映画館に行けてない。。。今日から、もう、観たい映画が続々封切りだってのにね! 「フォードvsフェラーリ」も観たいし、「パラサイト」も観たいし、「シライサン」とかいうのも観たい! でも、世間は3連休に入っちゃって、映画館混みそうだなあ。。。

そんなこんなですが、私は本日、桑名まで出張に行ってきました☆ 講演や学会などといった依頼仕事ではなく、自分の研究のために一人で赴く出張です。こういう出張、久しぶりだなあ♪ 楽しい♪ 

「ちょっと桑名まで、調査に行ってきまああす///」とかいって、気軽に東海道の有名な宿場町へお散歩感覚で行ける地の利が嬉しいですね。名古屋に勤めていて、本当にうれしいのは、東海道の名所は言わずもがな、東西南北に難なく気軽に旅立てる、その抜群のポジショニングにあります。ありがたい、ありがたい。「ちょっと伊勢まで♪」とか、「ちょっと奈良まで♪」なんてね~。

んで、10時に名古屋を出発して、11時にはもう桑名。駅前でインド人がやってる本格カレー屋でランチしてから、桑名市立中央図書館に入館。「歴史の蔵」という郷土資料のコーナーに入室して調査。このコーナーは隔離された空間でして、バチカンの図書館みたいに、入室する際はいちいち司書さんが付き添ってICカードでドアを開けないと入れないんです。

ここで、12:00~16:00まで、みっちり4時間、集中して調査を行いました。入室者は私しかいなくて、4時間も入ったまま私が出てこないもんで、司書さんたちが時々、心配そうに(不安そうに?)ガラス扉から中を確認してくるのでありました。(笑)

収穫はあって、大変満足した調査を終え、退室。しかし、さすがに疲れたから、図書館の入っているビルの1階にタリーズ・カフェがあったので、そこで休憩することにしました。

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ストロベリーなんちゃらかんちゃら、とかいう飲み物///

スタバみたいだね。タリーズ・カフェって、ほとんど入らないから、あんまりよくメニューを知らないんですが、美味しかったよ。ミルクティーの上にストロベリークリームがこってり///

名駅からJRで一路名古屋へ戻り、そのまま自宅マンションへ直行。今夜は金ローで「ジュマンジ」やるので、それを観ながら、成城石井で買ってきたお酒とチーズを嗜むのだ☆

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オビ=ワンも喜んでます~~~///

久々にフィギュアが登場したなあ。嗚呼、もっとお人形ゴッコしたいよお。今年の3月が終われば、役回りが一つ減るので、昨年よりは遊べるかも。オビが抱きついてるのは、ワイン用のピッコロというグラスです。これで飲むと、ワインがよりいっそう美味しくなるのだ♪

ところで、オビといえば、先日のゴールデン・グローブ賞で司会を務めたユアン氏、髪が長めになっていたんだって? 巷では「すわ、『KENOBI』のオビ役の準備か!?」と騒がれてますが、もしそうだとしたら、これはもしやしてもしかすると、

念願の長髪オビ姫のご降臨がドラマで拝める!?(悶悦)

うわわわわ/// そそそそそ、そんなことになったら、どこぞのオルデランのダンディな殿下が全身の血液を鼻から噴き出してしまひそうvvv

ぜひ、EP2のナイト・オビよりも、もう少し長めに髪を伸ばしてくれないかなあ? そうしたら、ほら、クワイに似せて髭を生やしたオビだもの、きっとこれまたクワイに倣ってハーフアップに髪型を結うかもしれないじゃん!

ってか、でも、クワイは面長だからハーフアップが似合ったけれど、卵型よりも少し丸顔のオビはどうかなあ? ハーフアップよりも、むしろ両サイド編み込みがいいかもしんない!! ひょええええええ 想像するだに、めんこおおおおい///

んでもって、どこぞの殿下が訪問してくる時は、たいてい洗い髪のオビなんでしょ、知ってるvvv

さて、そろそろお酒の準備をしなくちゃというところなんですが、話題をもう一つ。こないだ、またまたアルジェント監督の映画をDVDで観ましたの。年が明けても絶賛アルジェント中毒。(笑) 今回観たのは、『スリープレス』(2001年)。

 

スリープレス [DVD]

スリープレス [DVD]

 

 2001年の作品だからさあ、あまり期待せずに観ましたのよ。『オペラ座 血の喝采』がそうだったように、この作品もやっぱ鈍っちゃってるだろうなあと思って。ところが、

おお? こいつは存外のスマッシュヒットやん!(嬉)

良かったよ~。ドキツイ青が、いかにも往年のジャーロへの回帰で、やっぱアルジェントはミステリーを撮った方がいいんだと再認識。それと、なんといってもキャスティングがいい! 『エクソシスト』のメリン神父を演じたマックス・フォン・シドーが、引退したかつての名刑事を素晴らしい演技で見せてくれます! さすがメリン神父!(違) また、ヒロインの女優さんも美しくチャーミングで、ほんと、アルジェントと私は女の好みも男の好みも通い合うものがあるわあ~vv 主人公の若者も犯人役の俳優さんも、みんな良い演技を見せてくれた///

音楽は、せっかくゴブリン再結成なんだけど、往年の『サスペリア』ほどのインパクトは無いのが少し寂しいかな。ま、例によってストーリーは強引で無理があるものですが、それでも退屈はしないし、整合性は危うく保っている。

後期のアルジェントは、娘のアーシアに執着し過ぎたんだろうな。それと、なんといっても、やっぱりダリア・ニコロディの力は大きかった。彼女に去られたことが、かなりの痛手だよね。知性の面では、完全にニコロディの方がアルジェントより上でしょvv

そう考えると、ニコロディのいない作品である『スリープレス』は、アルジェントとしてはなかなか奮闘した出来の作品と言えるのではないでしょうか? 冒頭、列車内で惨殺される女優さんは、でもちょっとニコロディの面影、あるよね?(笑)