新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

映画「スケアリー・スト―リーズ」観た(辛口) & 大佐はオタク、オビはパンピー

夕べ、宣言通りにレイトショーで「スケアリー・ストーリーズ」観てきた。感想いきますが、辛口です。(汗)

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だからさあ、私はこういう後先考えないバカ女が主役だと、イライラするのよねvvv

幽霊屋敷に伝わるヤバイ伝承をそれほど知っているなら、なぜ「サラ、物語を聞かせて」なんて安易に言ったり、本を家に持ち帰ったりするかね?? この女の心理がさっぱりわからん、一つも感情移入できなくて辛かった。しかも、この女の浅はかな行為のおかげで、友達が二人も行方不明で、一人は精神病院行きで、警察官は殺されるという有様。途中で自分のせいだと気づいて泣くこの馬鹿女を、友達になった移民系の少年が、「君は悪くない」って慰めるんですが、

どう考えてもこの女のせいだろ、ふざけんじゃないよ!(怒)

これは、あれだ、昨年観た「ポラロイド」ってホラー映画と全く同じパターン。ってか、三流のホラーって、よくこいう展開があるよね~。だいたい、友達数人で入っちゃいけないとこに入って、開けちゃいけないモノ開けて、ってパターン。

でも、「死霊のはらわた」(オリジナルの方ね)みたいなのは、面白かったんだ。あれはさ、開けちまったヤツが報いをちゃんと受けるからね。あと、サメ映画「ディープ・ブルー」もさ、諸悪の根源の女科学者も、ちゃんとラスト近くで食べられるから、いいんだ(笑)。今作のバカ女は、無事に生きてるから腹立たしいんだわさ!

こんなんなら、いっそ「ミッドサマー」観た方が面白かったかもしれない。うーん。

というわけで、たいへん残念な結果に終わった昨日の映画鑑賞ですが、オタクはそんあことでめげたりしない。こういう喜怒哀楽を経験するのも、楽しみのうち♪ 「ミッドサマー」は月曜日に観にいきます☆

はっ、それに今夜は地上波で「ランペイジ」やないか!? やったね~。お酒買って帰ろうっと。お酒飲みながら、そして届いたレゴの〈オビ=ワンの隠れ家〉を組み立てながら、「ランペイジ」を観るんだ~/// それまで原稿、がんばるううう。さっき、やっと1万字を突破したヨ、ガンバッタヨ。

ところで、「T-34」コンプリ円盤、アマゾンでベストセラー1位おめ!! 私も発売同時くらいに、すぐポチったよ/// 早くおうちでガッツリ観たい、コマ送りとか巻き戻しとか(笑)。

さあ、そこで本日も大佐考察☆

巷でも可愛いシーンとして名高い(?)、例の、「名前が一緒♪」シーンですが、大はしゃぎする恋する大佐に対して、完全塩対応のニコライが面白すぎるわけなんですよね。でも、これさ、やっぱ大佐が可哀想だよね。この何とも胸につまされる大佐のカワイソさ加減は、何かを想起させると、こないだから一生懸命考えていたんですが(んなことに頭を使うな!)、わかった! わかりましたよ奥さん! これはね、

パンピーに塩対応されるオタクの空回り萌えトークそのもの!!

そう、ニコライという名前から、すぐにクラウスの名前とルーツが一緒と理解する大佐は、これはインテリという名のオタク!! 普通の人(つまりパンピー)には、全然ついていけない知識の飛躍vvv そんな無駄な知識(と、パンピーには思える)を聞いてるくらいなら、目の前の女の方に興味津々なリア充なニコライ・・・。

そうか、大佐はオタクなんだ。そして少尉はリア充パンピー。。。(涙笑)

絶対噛みあわない、スレ違いまくる二人の仲が、これで説明できるっしょvvv そして腐女子がなぜ大佐をこんなにも愛しまくるのか、あのシーンで身につまされて、なんだかソワソワしちゃうのはなぜか、その理由もこれでまるっと解明されたあああ///

そう考えれば、あの橋の上の一騎打ちで、戦車同士の戦いだってのに騎士道よろしく手袋投げる大佐の行動も、あれは絶対に中二病/// パンピーなニコライにしてみれば、「え? こいつ、手袋なんか投げて何やってんの? いつの時代だよって。わっかんねえ~」ってなるっしょ。

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駄菓子菓子、ここからがパンピーの怖ろしいところ。ニコライは大佐がオタクで中二病だと気づくと、それを逆手にとる戦略にでるわけですよ! ニコライが「5分くれ!」というのも、中二病で「卑怯な真似は、騎士たる者、絶対しない!」と思ってる可愛いオタクな大佐なら、絶対に待っててくれるだろうし。

そう、正々堂々という夢に溺れてるオタクに比して、パンピーは超現実主義でけっこう卑怯な手も使うのだvvv

ここまで考えて、これってアナオビにもあてはまることに気づいた(笑)

アナキンはあんなに美丈夫なのに、機械いじりが好きで根は暗くてオタク。それなのに、リア充に憧れてパドメと結婚したために破滅した――と、私は思ってます(笑)。

対して、オビ=ワンという男は、師のクワイが時折嘆いたように、まったくの現実主義者で、完全なるパンピー。どんなに深刻な状況でも、根が能天気なので、けっこう順応性高いしネ。

JQシリーズでね、ポッドレースのヒーローの名前をオビがまったく知らなくて、オタクのアナキンが呆れかえるというエピソードがあるんですよ。この時、なんとあのジョカスタ・ヌーもそのポッドレースのヒーローのファンで、彼女もなかなかのオタクであることが判明するんだよね♪ んで、アナキンとヌー女史は、この時ばかりは二人そろって、パンピーなオビを馬鹿にするんですよね~。

でも、そのヒーローが実は悪玉で、オビは障害物レースでこのヒーローを易々と負かしてしまう、超カッコイイ場面がありますの、ほほほほ。

んで、何が言いたいかというと、アナオビの悲劇もさ、考えてみれば、パンピーに恋したオタクであるが故のムスタファーだったと言いたいわけなんです、ハイ☆ 

ほいでもって、ここからがやっぱりパンピーの怖ろしいところ。ムスタファーで、オビが「地の利を得たぞ、やめるんだアナキン」って叫んだのって、制止するように諭しているようにみえて、実は中二病なアナキンを煽ってるんだよね? こう言えば、アナキンは絶対に煽り耐性が無いから挑発に乗ってくるって、オビは知ってた。潜在的に、その戦略を考えてたと思うんだよ。案の定、オタクで中二病なアナキンは、「ぼくの力をみくびるな!」っつって、オビの挑発に乗ってピョ~~ンしちゃって、オビにバッサアアアとチョン斬られちゃうわけでしょ。

「あんたが憎い!」のアナキンの発言も、オタクからパンピーへ恨み節だと解釈すれば、納得できるんじゃないでしょうか?(笑)

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結論――オタクはゆめゆめ、パンピーに恋をしてはいけません!(きっぱり)

パンピーに恋したオタクは、すべからく命を落としますが故にvvv