新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

青森より無事帰還 & キーファー氏とアルジェント作品

青森出張三日目となる昨日の夕飯は、駅前アーケード街の中ほどにあるお店で、ホタテといくらの紅白丼を食べました☆

f:id:tamakik:20200311225954j:plain

海鮮丼と迷ったんですけどね。ホタテが食べたくて。一日目もホタテ定食だったんだけども(笑)。

んで、その後、駅に戻って、駅ビルの中のレストランでビールを飲んだ♪

f:id:tamakik:20200311230158j:plain

なんかまた、凄いビールが出てきたんですvvv 「達人のビール」というやつらしい。喉越しもよく、美味しかった。が! ビールよりも、このタコわさのタコが超美味かってん、感動!! なんだこのタコ? プリプリして旨ええええ/// ピクルスはいまいちだったが、このタコに免じて許す。いやあ、ビールが進んだ~///

すっかり良い気分になってホテルに帰り、温泉に入って、お部屋でくつろぎながら、この日の夜のアマプラは、久しぶりに「ロスバケ」観たよ♪ タコのせいか、サメが観たくなって(笑)。

 

ロスト・バケーション (字幕版)

ロスト・バケーション (字幕版)

  • 発売日: 2016/10/26
  • メディア: Prime Video
 

 こんな美しいサメ映画、観たことない///

というのが、初見の時からの私の感想です、これは傑作。大好き。サメ映画の金字塔は、もちろんスピルバーグの「ジョーズ」ですが、「ロスバケ」は「ジョーズ」とはまったく異質な次元で、しかし「ジョーズ」に勝るとも劣らない見事な作品となっている。耽美ささえ感じさせる映像美、主演の女優さんはほぼ独り芝居、それなのにまったく退屈しないし、カモメが最高にイカしてるし(笑)。音楽もいいよ。女性の社会的活動への関心が著しくなりはじめている現在、この主人公にシンパシーを感じる視聴者は多いんじゃないかな。女優さんの演技力が抜群なので、自然と感情移入できます。

お仕事も順調、良い食事、良いお酒、良い映画に大満足して、昨日はぐっすり眠りました☆

そして本日、青森より無事帰還しました。今朝の青森は、昨日からの雨が降り続いていたのですが、合間には青空ものぞき、激しい天気雨といった奇妙な天候でした。そして、私が滞在していた間は気温が10℃を上回って暖かかったのに、明日からは一桁台の寒さに戻るそうで、私は運が良かった。図書館の人も、この幸運に驚いてらした(笑)。

午前中に一仕事終えて、昼過ぎの新幹線で、青森から一気に名古屋へ帰る旅程。およそ5時間半の新幹線の旅ですvv 去りがてに、青森駅でパチリ。

f:id:tamakik:20200311231302j:plain

姫路城で宮本武蔵がおさかべ姫と戦ったという伝説(信憑性は低いが)をもとにしたねぶた、勇壮でいいですね。

んで、「さらば青森」の余韻もそこそこに、車中で駅弁をぱくつく。

f:id:tamakik:20200311231443j:plain

またホタテかよ!(呆笑)

今回の青森は、ホタテ尽くしの食事となったなあ。で、東北新幹線の中では、さすがに疲れが溜まっていたのか、ほぼ爆睡。いつ大宮を通り過ぎたのか、記憶にございませんvvv

で、東京駅に着いて、すぐに東海道新幹線に乗り継ぎ。名古屋まで一時間半を切るので、ここでまた爆睡したら新大阪まで行ってしまふ・・・ということで、眠気ざましにコーヒーを車内販売で買いました。そしたら売り子さんが、「アイスもいかがですか?」と笑顔で勧めてきたので、つい財布の紐を緩めてしまった。

f:id:tamakik:20200311231828j:plain

コーヒーと、ピスタチオ・アイス///

アイスかっちかち(笑)。まあ、新幹線のアイスはいつもカッチカチだけど。アイスが溶け始める頃、窓の外には富士山が///

f:id:tamakik:20200311232038j:plain

今回の出張は、行きも帰りも富士山が観れましたね/// コーヒーのおかげで、爆睡は免れ、無事に名古屋駅で降車。17時前にはおうちに到着~☆ 荷物をほどいて、お風呂に入って、旅の疲れを落としたら、

f:id:tamakik:20200311232142j:plain

家飲みじゃあああああ///

出張お疲れさまでした! よくがんばった、私! オビもガッツポーズ!(笑) いやあ、ほんとに良い旅でした。なんか、旅熱に火が付いた感じ。また行きたいなあ。今度は南へ。ビールは、金麦の春パッケージにしましたよ。巷で、ちらっと、キーファー氏が金麦のCMに出演したらという、楽しい妄想を見かけましたので☆←すぐ影響されるオタクvvv

そういや、帰宅してくつろぎながら、一か月近く前に買ったアルジェント監督の「スタンダール・シンドローム」を鑑賞したんですがね――

 

 あらすじが何だかポルノチックだったので、忙しかったせいもあり、買ったはいいけど今日までほっぽいておいたディスクなんですが、今さっき鑑賞したら、あれ? けっこうイイじゃん!

前述の「ロスバケ」同様、この映画も女性問題が叫ばれている現代にこそ観てよい作品かも。アルジェント節ではあるんですが、これって、つまり、父親と兄弟ばかりという男家庭で育ち(母親はいない)、そしてまた男社会である警察組織に就職して、よりによってレイプ殺人の捜査担当に充てられるという、男社会の中で懸命に生きている女性が無自覚のうちにストレスに潰されそうになっている状況下で、自身が犯罪の被害者になってしまい、発狂してしまうという、一種の社会告発でしょ。

アルジェント作品にしてはめずらしく(?)、けっこう社会的なメッセージがあるように思えた。往年の名作「羊たちの沈黙」のクラリススターリング捜査官と、一脈相通じるキャラクター設定ではなかろうか? なんだ、もっと早く観ればよかったな、さすがアルジェント――と、ファンの欲目で誉めておきます(笑)。

そこでさあ、奥さん、私、ふと思ったのよ。アルジェント監督って、キャスティングする男女に美男美女を充てるのが好きで、彼の好みの顔は、割と私の好みと似てる。甘く柔らかいソフトな美貌じゃなくて、シャープで少しクセのある繊細な美貌が好きなアルジェント。そこでね、ヴィンツェンツ・キーファー氏の顔立ちって、まさにダリオ・アルジェントの世界観にぴったりなんじゃないかと!!

f:id:tamakik:20200311234049j:plain

そう! この、いかにも巻き込まれ系の、繊細で中性的な顔立ち/// ミステリアスな雰囲気を漂わせるのも上手なキーファー氏なので、これはアルジェント作品、いけるわ! 嗚呼、全盛期のアルジェントがキーファー氏と出会っていたらなあ・・・ってか、でも、イタリアとドイツじゃなあ・・・うーん、間にアメリカが入っても難しいか。。。