新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

アマプラで「ザ・ブルード」観る & グデパパで悲しみの妄想

昨日は、雪やこんこんの東京でしたね。かなりのぼた雪で、ふだん名古屋にいる私にとっては、久々の大雪でした♪ 世間は某ウィルス騒動ですが、おうちでぬくぬく、読書とアマプラ三昧で、楽しいな///

昨日は、こんな映画を観てました。↓

 

 クローネンバーグなので、感想は、あ、くろーねんばーぐ、だなvv、というものです(笑)。面白かった!

精神的におかしい妻による娘への虐待を疑う夫、妻を診療しているうさんくさい精神科医、可愛いけれど無口な娘、という定番の人間関係なので、現代のサイコスリラーに慣れている人にとっては「ああ、どうせ転移現象か、洗脳物でしょ」と予測されてしまうかもしれませんが、ご安心あれ、まったく予想の範疇を飛び越えるオチ(?)となっております!!(爆笑)

まさにクローネンバーグらしい奇天烈さではあるんですけれども、これ、現代のストレスフルな家族関係が前面化している社会においては、むしろかなりのリアリティを得られる物語なのではないでしょうかね? 邦題の「メタファー」という語彙は、なかなかに考えさせられる意味を担っておりまする。お勧め☆

しかし、アマプラ、クローネンバーグがけっこう観れるようになってんだなあ。嬉しいですが。

さて、一昨日におっかなびっくり某所に挙げたブツに、あたたかいリプライいただけて、ホッとしております。まだまだ練らないとあかんな(特に大佐の描写はもっと男前に!)とは思いつつ、円盤が来るまで、記憶の中の印象でぽつぽつ精進していきます~♪

ということで、本日は名古屋へ戻る日でありますが、それまで少々、大佐妄想を。ニコクラに悪戦苦闘しているわけですが、そんなさなか、むしろグデクラに萌えている今日この頃でもあります。

だって、奥さん、考えてみてくださいよ。グデパパが大佐の顔を見たのは、「これ以上庇えんぞ」と言い残してベルリンへ去るときの、この顔なんですよ!↓

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この、上目遣いの甘えた表情が、グデパパが最後に見た大佐の顔なんですよ! そんなことって・・・!!(号泣)

SSに大佐が転籍してからずっと、ずっとずっと、大佐を庇ってきてくれたグデパパ。大佐を可愛がって、大事に大事に育ててきたグデパパ。そのグデパパが、最後に見た可愛い愛娘(違)のようなクラウスの顔がこれって・・・。この甘え顔を見たのが最後で、もう永久に大佐はグデパパの許へ戻ってはこなかったんですよ・・・。

クリンゲンタールで、水の底からパンターを引き上げた時、大佐の遺体も発見されたよね。。。なんとか綺麗なままで体が保っていればよいけれど、辛いことだけれど、パンターもろとも粉々になってしまったかもしれないよね。。。だとしたら、グデパパは大佐の遺体とさえ会えなかった可能性、あるよね。。。たとえ片頬にニコライによって刻みつけられた傷跡があろうと、たぶんSS装甲師団一の美人だったろう大佐の遺体が、パンターに押しつぶされて・・・。

私ね、奥さん。円盤が来たら確認するけれど、国防陸軍からSSへ大佐を引き抜いたのはグデパパだと思っている。ニコライ一人のために中隊のほとんどを壊滅させられ、自身も身体に大きな損傷を被ったクラウスを庇って、また戦車に乗せてやりたくて(うう、号泣)、グデパパは必死にがんばってくれたんだと思う。大佐としては、SSに嫌悪感を持っていたととしても、グデパパはSS転籍がクラウスのためだと信じていたんだよ、きっと。それに、大佐ともなれば自身が積極的に危険な前線に飛び込む必要も少なくなるから、グデパパとしては時に無茶をするクラウスを無事に自分の傍においておける策としても有効だと考えたんだよ。それなのに、結果的に、SSに引き抜いたがために、可愛い子を死なせてしまったわけで・・・。

グデパパの後悔と悲しみは、どれほど深かったことか・・・!(滝涙)

そんなブツを、今日か明日には某所に挙げたいものですのお~///←言うだけならタダvv

それにしても、そろそろこのブログのタグに「T-34」を追加した方がよいかもな、この調子だと(笑)。