新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

「T-34 IMAX版」観てきた!

昨日の雨も今朝はすっかり名残もなく、明るい気持ちの良い晴天となりました☆ ただし、風がすごく強いけれど。

今日も今日とて、職場に行かなくても済むものですから、ちょっと考えたんですけれど、思い切って、豊橋の映画館に「T-34 ダイナミック完全版IMAX」を観に行くことにしましたvv やっぱり、IMAX版に興味あるんだもん。大佐のセリフが違うというのを、この目で確かめたいもんで。

ただし、ちゃんと某ウィルス完全防備していかないと、何のために出勤自粛なのかわかりませんからね。今日の名古屋は17度近くまで気温が高いのですが、マスクはもちろん、この暑いのに手袋着用、ニットワンピにズボンを合わせて、足元はスニーカーと、肌の露出は目の周りと耳のみというvvvv

んで、電車に乗る時も、空いている車両を選んで乗りました。ってか、金山駅から豊橋駅までの東海道線、中途半端な時間のせいかガラガラで、一車両に二人か三人だった(笑)。

豊橋まで遠いかなと思ったんですけど、案外に近いな。路線図だと蒲郡の先だから遠く感じたのかな? 快速に乗れば30分ほどで着いちゃうんだね。豊橋駅からはバスなんですが、ちょうどタイミングよく発車間際のバスに乗れて、10分ほどで映画館着。すんなり来れてよかったなあ♪ もうあと二つ先のバス停は、なんと伊良子岬ですから、ここらは海のそばなんですねえ♪

で、カフェにも寄らないことに決めていたので、チケットを発券したら、そのまま真っすぐトイレに向かい、手袋を脱いでシャボンをつけて手をよく洗う。映画館は、これまたガラガラでして、IMAXは5階なんですが、売店は全部閉じてるので、ロビーにも人がおらず、私、ぽつーんとしてました(笑)。

11:45から上映スタート☆ 予告上映が始まりだすと、お客さんがそれでもチラホラ、4~5名くらい入ってきたかな。私は前寄りのどまんなか、前にシートが無い、最高の席で観ることができました!

実は何げにIMAX鑑賞は、これが初めてだったりするかも/// んで、IMAXで観る「T-34」はどうだったかといいますと――

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画面が明るくて綺麗!!

音響がクリアで聞きやすい!!

ボイス・オーバー、うるさいvvv

といったものでした~。画面は、本当だ、噂通りデカくて明るいので、暗部でもはっきり物の動きが見てとれる! 特に、ドイツ側の戦車内で砲手の目が青く光る場面は、IMAXだと実に鮮やかに鑑賞できますね♪ 

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空や森、太陽といった自然風景の美しさもハイビジョン! ニコライと大佐の美貌はいわずもがな、今回はヴォルフのハンサムなお顔もはっきりくっきり(笑)。

音響もよく響いたわけですが、しかしこれはミッドランドシネマでも同等かもしれん。ミッドランドシネマもかなり音響はいいのでね。

駄菓子菓子、あのボイス・オーバーってのは、一体全体、どういった文化なんでしょうかね?? 日本みたいに字幕にすりゃいいのにとか思っちゃうんですけど、字幕文化は日本独自だからなあ。

では、本日のIMAX版で、改めて萌えたところを列挙しま~す☆

私はやっぱり冒頭の、炊事車と三号戦車の対決でまずはグッとくるんですが、三度目に炊事車を狙う大佐・・・ってか、この時は大尉ですね、彼の目のクローズアップ、大好き!!! 三度目は、電柱に狙いをつけるんだよね、大尉は。あの電柱の前を炊事車が走り抜けるルートを目算して、タイミングを計って撃つ大尉の、冷静にして冷酷、しかして卓越した狩人の腕前を一瞬で観客に紹介する、素晴らしい演出です! そして、取り逃がした直後に、ちょっと瞬きする、あの目の仕草がね、もうね/// 萌えの極致/// そして、その大尉の計ったタイミングを、天才ゆえの直感で察して、間一髪でかわす少尉のかっこよさも、もはやこれ以上の説明はあるまいて。

あとね、今回、初めて(?)ヴォルフ伍長に着目して観てみました☆ 私はやっぱりヴォルフは死んでしまったと思うんだけれど(涙)、彼は最後に、大尉の「燃料タンクを狙え」という指示を見事に成功させて、そして死んでいったんだね。。。ヴォルフが最後に聞いた大尉の命令「燃料タンクを狙え!」――ヴォルフが最後に撃った一発は、みごとに当たって、露組の戦車の燃料は発火して燃え上がり、結果、ニコライはドイツの捕虜になるんだよね。

最後の最後まで敬愛するクラウス・イェーガー大尉のために戦い、部下としての使命を、大尉と共に戦う猟犬としての使命を貫徹させて逝ったヴォルフ・ハイン伍長・・・!(合掌)

ニコライと再会した時、もしかしたら大佐は、亡きヴォルフへの想いを重ねてニコライの上に見出していたのかもしれないね。ニコライはヴォルフの命を奪ったわけだけれども、それ故に、ヴォルフの命がニコライに継承されているかのように、大佐には感じられたのかも。うう、切ない///

そして、橋の上の最後の決闘も、IMAX版では、そりゃもうクリアに、はっきり、大佐が狙った箇所を一つも外さずに撃ち込んでいることがわかりますねえ~/// 

でも私ね、あの天才であるニコライが、大佐の狙いに気づいていなかったとは到底考えられないんですよ。たぶんニコライは、大佐が自分を殺そうと思ってはいないことを気づいたんじゃないかな?(まあ、IMAXの字幕では殺意が出てるけれどvv) 

それでも、たとえ相手に殺意がないことに気づいても、自分の方の殺意を捨て去ることはしない、それでこそ非情の天才ニコライ・イヴシュキンの真骨頂なのでしょう!

よりによって、こんな男に惚れてしまったのが、大佐の命運の尽きるところだったのかもしれませんね・・・。

でも、大丈夫。大佐、あなたの切ない一途な恋心は、最期のあの手と手の触れ合いによって、確実にニコライの心に鋭い切り傷を与えたと思われるから! ニコライがあなたの片頬に鋭い稲妻のような傷を残したのと同じように、今度はあなたがニコライの非情な心に、決して癒えることのない深い傷を刻んだと思うよ。

ニコライは一生、あの時、自分の手からすり抜けていったあなたの指の感触を忘れられないからね。。。

ニコクラ、なんという愛の地獄か///

ってなことで、ボルシチは明日の晩、作りまあす☆