新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

伊藤潤二という天才

明日は、数日遅れのバレンタインデー・パーティーで、新居にお客さんがいらっしゃるので、その準備に明け暮れて……と言いたいところですが、キャリアガールにはそんな余裕はなく。土曜日でもお仕事お仕事☆

で、いきなり話は変わっちゃうんですけれども、「冬季うつ」という病気があることを先ほどネットで知りました。冬は日照時間が少なくなって体内のセロトニンが減少し、結果うつ状態に陥るんだって。

へえ〜。

ま、私には関係ないネ。
新居は北西向きになったけれど、壁一面が窓なのでものすごく明るいし、毎日面白いことが何かしら起きるしなー。

ということで、昨日、衝動買いしちゃった漫画に、今は夢中♪
伊藤潤二という漫画家さんは、もとより私のリスペクトする漫画さんの中の一人なのですが、彼のデビュー作にして代表作、そして日本ホラー漫画の古典的名作となった『富江』と『うずまき』が、なぜか無性に読み返したくなって、amazonで傑作集版で購入してしまいました!

伊藤潤二傑作集 1 富江 上 (朝日コミックス)

伊藤潤二傑作集 1 富江 上 (朝日コミックス)

伊藤潤二傑作集 2 富江 下 (朝日コミックス)

伊藤潤二傑作集 2 富江 下 (朝日コミックス)

超久しぶりに読み返したのですが、ワイド版になると、さすがに読みやすい♪ 富江の圧倒的な禍々しさと美しさが、伊藤先生の天才的な描線で迫ってきます。

富江』と同じく代表作にして古典的名作『うずまき』、こちらも良かった。

うずまき (ビッグコミックススペシャル)

うずまき (ビッグコミックススペシャル)

いろいろ小難しい理論をされがちの本作ですが、私はこの作品はその異常な発想力と同時に、やっぱり登場人物のキャラクターに魅力があるのだなと再認識させられました。
ホラー漫画だけれど、立派な人間描写になっているあたりが、伊藤潤二作品の高い評価に繋がっているわけです。

が!
そんな理屈はどうでもいいやね〜。とにかく伊藤作品は面白い!! 絵が美しい!!
こんな面白い漫画をアトリエソファで紅茶を飲みながら読める日々があるのに、どうして「冬季うつ」になんぞなっておられるかね?(笑)
最近面白いことないな〜と鬱病になりかけている方がいらしたら、私は伊藤潤二作品の読書を是非お勧めしますネ☆