新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

オヤジ、ミルクをくれ!!

自分でも笑ってしまたんですけど、私、映画「キャプテン・ハーロック」を観て、本当に傷ついちゃったんだなあ、って。(笑)
あんな、「いじけたオッサン」なんて公式発言されてリメイクされてしまったことが、未だに信じられない衝撃です。。。

そこで改めて思ったこと……

私、こんなにハーロックを愛してたんだあ……そっかあ。
(イタイなあ。苦笑)

傷ついて初めて知ることってあるんだね。
我ながらビックリだよ。

思い返してみれば、私、ハーロックに躾られてきたようなもんだったこともわかって、ちょっと愕然///
まゆちゃんよりまだ年下の頃に、アニメ版ハーロックに出会って、それからずっと、この作品でハーロックが口にした数々の名言が、私の躾になってた!
「男なら、悲しむ前にやるべきことをやれ」とか、「なぜ許してやれないんだ、台羽」とか、「これで三度目だぞ」とか、「何時だと思ってるんだ、もう寝なさい」とか。(笑)
いや、もちろん、「たとえ敵であっても、使命を果たすために命を捧げた相手には、深い敬意を抱く」等々、かっこいいセリフも私の信条となってますよ。
でも、他にもいっぱいハーロックは、日常生活においても重要な指針を与えてくれたキャラクターでした。
「どうにも動けない時は、黙って寝てればいいんだ!」とか、さ☆
今日の私は、こうしたハーロックの数々の名言を、人生を歩む際の尺度にしている。。。

それと、なんといっても音楽の力も強い。
主題歌の「キャプテン・ハーロック」は言わずもがなですが、特に一番と三番のサビが心に響くよね。

♪友よ 明日のない星と知っても やはり守って戦うのだ
♪友よ 明日のない星と知るから たった独りで戦うのだ

そしてエンディングの「われらの旅立ち」。これは三番が秀逸。

♪君が男だったら この船に乗れ 力いっぱい生きて 満ち足りて死のうよ

これ、子供向けアニメじゃないよね、やっぱり。(笑) 「満ち足りて死のうよ」で終わる主題歌って!!
でも、なんて素敵な歌詞なの。私もこういう覚悟を持って、日々を生きていきたい……。
平尾昌晃の曲がまた、保富康午さんの歌詞にぴったりハマってね……。

せつない、せつないよ、ハーロック///

「さすらいの舟歌」も「むかしむかし」も、ハーロックの音楽はみんなハーロックのせつない心情の吐露のように聞こえてくるから、素晴らしい。
寡黙でめったに胸の内をさらけ出さないハーロックの、その胸の内を、こうした楽曲がカバーしてくれていた……1978年版アニメは、まこと名作でありました。

だからこそっ、今回の映画は許せねええええ!!

……って、まあ、いいや。作っちゃったものは、しかたがない。
でも、フランスやドイツでも、1978年版アニメを知っている国のオタクさん達の中には、きっと私のような気持ちを抱く人もいると信じてるよ!
オタクは国境を越えるからさー。(笑)
嗚呼、3Dの映像自体はかっこいいハーロックなのになあ。。。

ところで、真面目な話の最後に脱線。
「わが友 わが命」って曲、これはハーロックがトチローとアルカディア号を想う気持ちを唄にしたものなんだけども……

なんか、エロいよね?vv

♪宇宙のすべてが滅んでも、誰の手にも渡さない ああアルカディア号 君と行く

ふうん、そおっかあ、「誰の手にも渡さない」かあ。
ってか、逆のような気も。アルカディア号がハーロックを「誰の手にも渡さない」んでしょ?vv
アニメの最終回で、ハーロックがミーメとトリさん以外のクルーを全員地球に降ろし、まゆちゃんとさえも永遠の別れを告げて、アルカディア号で旅立っていきましたが、あれさ、ハーロックアルカディア号を「降りなかった」んじゃなくて、アルカディア号から「降りられなかった」んだよね?vv
アルカディア号は、がっちり、ハーロックを捕まえてますから、ハイ///