新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

俺を恨むなよ!

タイトルは、映画「わが青春のアルカディア」における、ファントム・F・ハーロック2世のセリフ☆ 井上ボイスです☆

やばいですねー。
このブログ、カテゴリーが連日ハーロックオンリーになっておりますねー。
もはや、ハーロック語りの他、何も語っていないような状態になっておりますねー。
仕方がないかあ、だって、まだまだ絶賛お怒りモード中なんだもん、今作映画に対して。(笑)
たとえ、この先、この大失敗を教訓にCGアニメで今度は「999」が製作されて、それは大成功を収めたとしても、傷つけられたハーロックの名誉は回復しないんだもんね……。

悲しい……。

まあ、気を取り直して、過去のハーロック群像の萌えを奮い立たせるほかあるまひ///
ということで、本日は、映画「わが青春のアルカディア」を語ってみるよ♪

実は私は、この「わが青春のアルカディア」は、あんまり好きな映画じゃないです。ハーロック物としては、1978年版アニメに遙かに劣ると見なしております。
なんというかね、

全体にダサいんだよな……。

なんでこんなダサくなってるんだろ、と、子供心に映画館に見に行って不思議に思った。
もちろんテレビアニメ版よりも、そりゃお金かけて映像は迫力ものですよ。
でも、なんか、ダサさが全体ににじみ渡っている。。。
テレビアニメ版は、お金がない分、風景にシュールレアリスム的な色彩を使ったり、墨絵ふうのブラッシュをかけたりして、かなり前衛的で実験的な演出を試みていたから、今改めて見返してみると、けっこうびっくりするほど美術効果が高い。
それに引き替え、映画版はゆるんじゃってるんだよなー。監督の美意識の違いでありましょうか。ダサいんだよねー、映画版の演出は。
その要因を、一つ一つ、勝手に考えてみました。

まず第一要因。
作画が小松原一男にしては、

ハーロックのプロポーションがダサい!!

アニメ版のあのスマートで色っぽい妖艶さを故意に消して、もっとごつい男前にしようとしたあげくなんだろうけれども、かっこわるくなっちゃった///
顎のラインも髪型も、ワイルドはいいんだけど、スタイリッシュなところがなくなって単なる野暮に陥っている気がするんだなー。
服も似合ってない。。。
ハーロックって、マントの裏地は赤だけど、ポイント的に使われる赤は似合っても全身赤という配色は似合わないんじゃないかね? 彼はやっぱり黒が似合う男でしょ。
テレビアニメ版で、喉元にチラリと覗いているブルーの襟、あれはとてもセクシーでハーロックに似合っていた♪ ハーロックは基本、寒色系統の配色が似合うキャラですよ。
ハーロックは、髪も目もブラウンなので、赤一色のコスチュームはどうにも似合わないと思います〜。

次に第二要因。
作曲が平尾昌晃にしては、

音楽がダサすぎ!!

この音楽性の低さは、「わが青春のアルカディア」の致命的な失敗だったね。
音楽、ひどすぎ。全然ハーロックの世界観に合ってない。
ハーロックに歌謡曲は似合わないだろーが!!
これも、テレビアニメ版の音楽が最高に素晴らしかっただけに、惜しまれる。
せっかくアルカディア号がマーヤの見送る中、初の飛行に飛び立ってクイーン・エメラルダス号と空中ですれ違うシーンも、ここにテレビアニメ版の交響組曲がかかったら鳥肌物に感動しただろうに、

何、この火曜サスペンス!?(がっくり)

なんだかねー。
渋谷哲平に至っては、もう何をかいわんや。(笑)

と、こうしていろいろ、不満ぶちまけておりますけれども、それでもこの「わが青春のアルカディア」が今作映画よりはずっとずっとイイ、比較にもならんと見る故は、もちろんハーロックの「信念の男」ぶりをブレずに描いている点が最大要因なんですが、それ以外に、こちらの点も大きいのです、そう、すなわちっ、

ファントム・F・ハーロック2世が超絶カッコイイ!!

1世じゃありませんよ? 2世ですよ!
声は同じく井上さんです。
「わが青春のアルカディア」では、主人公のハーロックがかなり深刻な憂鬱と怒りにとらわれて、ほとんど笑顔を見せず、しかもごつくてどこか野暮なスタイルなのに比べ、このハーロック2世(主人公ハーロックの、曾曾曾曾曾〜おじいさんに当たる)は黒の戦闘服がぴったりボディコンシャスに似合って、スレンダーで、朗らかで闊達で男気溢れるキャラとして登場してきます♪
もう、この曾曾曾曾曾〜おじいさまのハーロック2世のためだけに、私は映画「わが青春のアルカディア」を評価してもいい!!(笑)

曾曾曾曾〜おじいさまの画像☆

嗚呼、美しい/// カッコイイ///

そこで、ふと、楽しく妄想☆
この「わが青春のアルカディア」の後、1978年版アニメシリーズに時系列は続くわけで、そう考えると、「わが青春の〜」ではごつくて野暮ったかったハーロックが、宇宙に旅立ってアルカディア号で旅をし続け、40人の仲間と出会って、マゾーンと戦うテレビシリーズになる間に、彼は肉がそげ落ちて痩せてスレンダーな体型になり、野暮さが変容して男の色気溢れる妖艶なキャラになったということであろうか。

若いうちはさほど似ていなかったのに、歳を重ねるうちに、血は争われず、だんだん曾曾曾曾曾〜おじいさまに容姿が似てきたハーロック!!

とかだったら、めちゃめちゃ萌えるんですけどーー☆
だから、私は、個人的にはハーロックは襲名制じゃなくて血縁で続いてきているという設定の方がイイと思うわけです、ハイ。

妄想をもっと開花させれば、たとえばテレビアニメ版の世界の一つのエピソードとして、アルカディア号が時空間の歪みみたいなところにハマってしまって、突如、過去の人物が現在のアルカディア号の内部に登場してきてしまうという、タイムトンネルな話があるとして、この曾曾曾曾曾〜おじいさまであるハーロック2世が曾曾曾曾〜孫の当代ハーロックとご対面なんてエピソードがあったら面白いのになあ♪
顔はそっくり(両目か片目かの違いだけ)だけど、雰囲気がちょっとばかりおじいさまと孫とでは違っていて、おじいさまに孫がからかわれる場面もあったりしてネ☆

おじいさまの方が、何を考えているか割とわかりやすそうだから、台羽正なんぞはおじいさまのハーロック2世との方がしゃべりやすいかも。
おじいさまはメッサーシュミットの卓越したエースパイロットでしたから、スペースウルフの運転も最高に上手いだろうし♪
でも、アルカディア号全体の統括という、上に立つリーダーとしてのカリスマと貫禄は、曾曾曾曾曾〜孫の当代ハーロックの方が遙かに上で、おじいさまもその点は素直に認めたりしたら、萌えますねえ☆

問題は、アルカディア号の中枢コンピューター(=トチロー)がどういう反応を示すか、ですが。(笑)

……そう、私は映画「わが青春のアルカディア」のハーロック2世が大好きなので、原作の漫画「戦場シリーズ わが青春のアルカディア」はせつなくて再読できないんです。。。素晴らしい傑作だと思ってはいるんですが、あまりにもハーロック2世のたどる運命が悲しくて。。。
曾曾曾曾〜おじいさま、大好きだよ!!