新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

春春春・・・妄想花盛り☆

今日は久しぶりの青空が広がりました。
お仕事は一段落したけれど、職場にのこのこ出てみました。
雨上がりの山上の森の風景の美しいこと/// 輝かしい陽射しの下で、薄緑色の若葉がきらめています。
まさに天使が舞い降りてきそうな雰囲気。
こんな美しい環境がマイ・スイート・オフィスだなんて、なんて幸せなんでしょう♪
見晴らしのいいテラスに出て、ガーデンチェアに座ってミネラルウォーターを呑みながら、小鳥の声を聞いていました。
その後は、図書館に籠もって、ひたすらオベンキョ。(笑)

しかし、まあ、こんなのどかで麗しい春の森の中を、D/Cにお散歩してもらいたいもんですよね〜。
こんな天気の時はディーンも機嫌が良くて、キャスにも優しくってさ☆
ディーンは革ジャンのポケットに両手を突っ込んでのんびり歩いてる。その隣、ちょっとだけ後ろから、キャスがくっついて歩いてるんだけど、心躍る春の気配に、天使のキャスはちょっと浮かれて、ついついふわふわ足が地面から浮いちゃうんだねvv
で、そのたびにディーンが、慌てて、
「キャス! 浮いてる! 浮くんじゃねえ!」
って注意する。
「わかった」
ってキャスは注意されるたび、いったんは地面に降りるんだけども、ついついまたふわふわ浮いちゃう。で、またディーンが叱る。
たまりかねたディーンがキャスの肩か腰に腕を回して、浮かないように自分の隣にしっかり固定して歩く――なあんて構図を見せられたら、悶絶ものですね。(笑)
誰か描いて! 誰か書いて! ←自分が書けって?(笑)

で、そんなお二人さんの今日のデートの最終目的地とは、意外にも美術館とかだったりしたらカワイイ。
なんで美術館かというと、まったく芸術に理解がないディーンが或る日偶然テレビの美術番組でチラリと見かけた油絵に衝撃を受けて、それを是非自分の目で確かめたくなったという筋書き。
その絵とは、こちら。↓

そう、超有名な新古典主義の画家アングルの「泉」!
この絵の少女、無垢な少女なのにそこはかとなくただよう官能の気配、特にぼんやり見開かれたあどけない大きな瞳と半開きの口元が、まるでどこかの誰かさんを彷彿とさせる!(笑)

ってなわけで、春のお散歩にかこつけて、キャスを呼び出して美術館に連れ込み、噂の絵画の前に天使を並べて立たせてみる、検証好きなディーンなのです。
で、つくづくと、絵と天使を見比べて、
「ほらな! やっぱ、おまえ、この子に雰囲気が似てるって!」
って、大声で叫んでしまう、お馬鹿な兄貴♪
言われた天使はキョトンとして、例の、小首をかしげてまじまじとディーンを凝視するポーズ。それを見て、ますますディーンは我が意を得たりとばかりに叫ぶわけで・・・。
「ほら! それ! その表情だよ、キャス! この絵とソックリ! すげえ。もしかして、これ、おまえがモデル??」
大真面目にそんなこと言っちゃったりして、周囲の注目浴びまくりな二人。(笑)
もの凄まじい美貌の青年とトレンチコート着た美形のおっさんとが、古典的名画とはいえ裸形の美少女の絵の前に突っ立って、「似てる!」とか言い出してるもんですからねっ///
恥ずかしいったらないわ///

でも、周囲の目なんてなんのそのvv
「私はこの絵のモデルじゃない。自分では似てるかどうかわからない。そもそもこの器はジミーだしな。でも、ディーンが似てるというなら、似てるのかもしれない。それでいい」
とか、素直な天使は頷いて、それで二人はとっても幸せ☆
アートショップで「泉」の絵はがきをお土産に買って、二人で喫茶室で珈琲飲んで、そして穏やかに、サムが待つモーテルに帰って行きましたとさ♪

こんな、ほのぼの系のD/C作品・・・誰かあ〜。(笑)