ここのところ、職場内外でのお仕事が立て込んで、ちょっと無理してます。
今日も日曜日だけど出勤した。
そしたら、どうも風邪引き込んだみたい。。。先程夕ご飯を食べたのですが、腹痛〜。
それに凄い寒気・・・。
わー、病気だー、でもがんばるー。
ってなもんで、フラフラしながら生きてます。(笑)
薬飲んだから、少し楽になった。寝る前にココア飲もうっと。
それでもオタクは根性なもんで、引き続きクワオビ→アナオビ熱、続行中です!
(もちろん、スーパーナチュラルも続行中だから心配しないでね! ハーロックも跡部様も続行中よ!←誰に言い訳しとる?vv)
映画もいいけど小説もね、という感じで、相変わらず小説版『シスの復讐』の破壊力について語り尽くせないほど萌えてるんですけど、今日はちょっと別の本から。
『ローグプラネット』の超トンデモ級な新米ママなオビにクラクラしつつも、本日は別の本のネタ、いきますー。
それは、これ。↓
スターウォーズ/ジェダイクエスト(2)師弟のきずな (LUCAS BOOKS)
- 作者: ジュード・ワトソン,西村和子
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2006/11/09
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 24回
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1万越えって・・・爆。
私はずいぶん昔に買ってあったので良かったけれど、これ、今アナオビにハマって集め出してる人の足下見た値段の付け方だよね! ちょっとお怒りモードよvv
いやあ、クワオビ→アナオビの人気の高さをうかがわせる現象ですが、それにしてもねー。
とはいえ、この『ジェダイ・クエスト 師弟のきずな』はシリーズの中でも傑作です。
特に、クワオビ派の人は、転げ回って喜ぶでしょうな。(笑)
ちょっと抜粋してみますと――
アナキン・スカイウォーカーは身を屈めてのぞきこみながら、思わず息をのんだ。これほどまでに美しい惑星へ接近するのは、はじめての経験だった。
オビ=ワン・ケノービもアナキンの肩に手を置きながら、同じように前に乗り出した。
「こんなに美しいとはな。長らく忘れていたよ」
アナキンは自分のマスターにちらりと視線を走らせた。ひげを伸ばしているにもかかわらず、彼の顔は若々しく見えた。それこそ、アナキンが最初に会った五年前よりも若く見えたのだ。
どうです!
冒頭のっけから、これですよ! 奥さん!!
地球によく似た惑星の瑞々しい美しさと、オビ=ワンの若々しい美しさが、絶対リンクしてる書き方だよね! それもアナキン視線で!
駄菓子菓子、冒頭で腰を抜かしてる場合じゃない、以下、こんな爆弾発言がいたるところに仕掛けられております!
なにがいいたいんですか? アナキンは聞きたかった。しかし、何かが彼をためらわせた。ときおり、オビ=ワンがかつてのマスターについて話すとき、彼が遠くに行ってしまうように感じる。オビ=ワンの顔に浮かぶ表情でわかるのだ。(中略)
アナキンはオビ=ワンの顔をうかがった。そこに見えたのは静かな、憧れにも似た表情だった。オビ=ワンはクワイ=ガンをなつかしんでいる――そして、はじめて、アナキンはそのことにいらだちを感じた。
自分はクワイ=ガンに嫉妬しているわけじゃない。アナキンは自分に言い聞かせた。そうじゃない。自分だってクワイ=ガンが大好きだった。でも、マスターの心が何か他のものに引かれて自分のほうを向いてくれないときには、痛みにも似たものを感じ、気がふさいでしまうのだ。
アナキン!
それはまぎれもなく嫉妬だよ!!(笑泣萌)
っつか、
これ、準公式の小説だよね!?
東京湾岸の大きな小屋で売ってる本じゃないよね!?
このジュード・ワトソン女史という方は、我らの仲間に違いない。それも、この女史、間違いなくクワオビ派だ!! 絶対そうだ!!
『師弟のきずな』を読むと、アナキンが本当に可哀相になってくるほど、オビ=ワンはクワイ=ガンへの思慕にとらわれてしまっている。。。
ラストの文章なんか、これよ。
ずっと、オビ=ワンの心には自分の入る余地が残っていないのではないかと心配していた。(中略)
もしかしたら、アナキンとオビ=ワンの間のマスター=パダワンのきずなは、オビ=ワンとクワイ=ガンのきずなほど深く、お互いを信頼し合う域にまで至ることは決してないのかもしれない。オビ=ワンは師の死ぬ間際の願いを果たすために、自分をパダワンとして手元に置いているだけなのかもしれない。しかし、はじまりがどのようであったかは、重要ではないのだろう。
自分は持っていないものに気を取られてはいけないのだ。自分はいまこれだけのものを持っている。これが自分自身だ。誇りにできるものだ。一生懸命に努力して、立派なパダワンになってみせる。そうすれば、オビ=ワンはアナキンを大事に想ってくれ、愛してくれるだろう。そうさせてみせる。
どこの同人誌ですかあっ!?
ってか、
アナキンがんばれ!! アナキンがんばれ!!
いや、もう、なんなのよコレ?vv
破壊力、フルスロットルだろ!?
「そうさせてみせる」って、オビに自分を愛させてみせるって、どんな決意表明だよパダアナ!? もー、腐女子も何も言えませ〜〜〜ん///
これくらいすごい破壊力だから、まあ、1万円超えの値段がつくのもわかるか・・・いや、それでも高過ぎじゃろvv
このシリーズ、訳者の「あとがき」でも、クワオビのことを「蜜月」とかゆってくれちゃってて、そこに「闖入してきた少年アナキン」とかゆってくれちゃってて、
蜜月のクワオビに、闖入者扱いのアナキンまじ可哀相!!
必死にオビの心の中のクワイ=ガンに戦いを挑むアナキン・スカイウォーカーが、なんというか、バカなんだけど気の毒で、同情しちゃうよ〜。
私はあくまで、クワオビ→アナオビ派なんで、アナキンも好きなのよ〜、バカだけど///
ということでですねえ、結論としては、スターウォーズは映画もいいけど、たぶんノベライズで補強した方がいっそう奥が深いということですな。
スターウォーズのノベライズ作品群は、小説としてのレベルも高いしね、実際。
はい、そんなこんなで。
ぼちぼちお仕事モード、再開しまあす。
『ローグプラネット』については、次回、超萌え萌えでお送りしまあす♪