新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

クワオビというサンクチュアリ☆

ルーティンのお仕事がない、つかの間の中休み状態なので、時間がフレキシブルに使えて、日頃の疲れが癒されます〜///
まあ、原稿締切は相変わらずあるのだけれど、ルーティンな時間割に縛られないので、気持ちはかなり楽です。

でもって、くつろぎついでに、こんなものを買ってみました。

バレンタインを記念してチョコレート味のビール!!!
ラベルが洒落てたので〜。
早速、マスターが酔っぱらって、アソーカやパダオビに介抱されてますが///
お味は、そうですねえ・・・甘い、なあ。(笑)

さて。
原稿締切があるという時に限って、読書ってしたくなっちゃうものですよね!vv
ので、読み返し始めたら止まらなくなっちゃったの、ジェダイ・アプレンティスのシリーズ☆

1巻〜5巻までを写してみましたあ♪
これ、全20巻あるからね、読み応えバッチリよ!vv
私、つくづく思うのだけれど、まあ分野はいろいろあれど、間違いなくオタクってパンピーよりも勉強熱心だし頭もいいよね。
萌えのためなら、外国語だってなんのその、独学でこなしてしまうのがオタクの信条!
特にスターウォーズなんて、JAシリーズは児童書だからまだ簡単だけど、星の数ほどあるSWで未邦訳のものなんてわんさかあるから、ハマったら自分で輸入して自力で読みこなさなければならない。そりゃ語学力が身に付くわ。
好きこそものの上手なれ、ってね。←ちょっと違う。(笑)

でもって、このJAシリーズ。ほんと未邦訳なのがもったいなくらい、とても良作なんですよ〜///
特に、ジュード・ワトソン女史はオビ=ワン贔屓でクワオビ信仰の作家さんなので(笑)、クワイとオビの絆を知るには、彼女の作品は絶対に避けては通れない。
このJAシリーズを手がかりに、クワイ=ガンという男を考察してみると、面白いんだよねえ。

とにかく、このシリーズは、13歳のオビ=ワンが健気で可愛くてたまらない!
しょっちゅう敵に掴まって酷い目に遭うのは、成人したオビも同様なんですが、JAシリーズは何せ10代ですから、その可愛さの破壊力といったら、奥さん!!←誰や?vv

13歳のちっこくて無垢なオビが、
拉致られて拷問されて、でも頑張って苦痛を耐え忍んでる様子といったら!!!(激萌)

・・・これ、なんだかイケナイ小説、読んでるみたい///
ほいでもって、なんかんだオビに対してなかなか心を開かないクワイがもどかしいのですが、そんなクワイも、オビが拉致られると、ものっそ取り乱して慟哭するんですわ〜。

健気に自分の後ろをくっついて歩いてるパダオビちゃんが、
ドジっ子踏んでピーチ姫な境遇に陥ると、
怒りと慟哭で周り中にガン飛ばす、
めちゃくちゃ怖いオジサンなクワイ=ガン!!!(爆笑)

ちょっとその箇所を紹介してみましょうか。
これは、3巻「The Hidden Past」のシーンです。グエラを逃がすために、自分を犠牲にして、記憶をワイプしてしまう恐ろしい一味に捕らえられたオビ。彼の身を心配するクワイの様子です。ちょっと長いですが、どうぞ♪

クワイ=ガンの声は鋭く激しく震えていた。
「おまえは、オビ=ワンを見捨てて、敵中においてきたのかっ!」
「違うんだ、ジェダイ! 彼がそうするように言い張ったんだ」
グエラは叫んだ。
「とっさのことだったんだ。私には何が起きているか、わからなかったんだ」
「おまえは、彼と一緒にとどまるべきだった!」
クワイ=ガンはピシリと言った。
「でも、オビ=ワンは私に言ったんだ――このアンチ・レジスターは重要だと」
グエラは絶望的に叫んだ。
クワイ=ガンは怒りのこもった息を吐き出した。オビ=ワンは正しい。彼らは装置を発見し外へ持ち出そううとしていたのだ。それこそがもっとも重要な案件だった。
クワイ=ガンはグエラに背中を向け、自分を落ち着かせようとした。彼らは大きな倉庫の外部の影に隠れて立っていた。クワイ=ガンはグエラを突き飛ばしたかった、彼が最初に出会うシンジケートの警備員に突進したかった、そして敵の本部に突入したかった。彼の怒りは彼の全身を満たした――荒々しく、脈打つような、激しい苛立ち。彼は自分の怒りの凄まじさに、自分で驚いていた。グエラはオビ=ワンを裏切り、採鉱港に置き去りにしたのだ。


どうです?(笑)
さすがはリビング・フォースの達人クワイ=ガン。怒りの凄まじさは、後のアナキンを想起させるほどです。(笑)
特に、オビは何かというと自分の身を犠牲にしちゃうクセがあるので(笑)、そのたびにクワイ師匠はブロークンハートしますのです。

JAシリーズの最初の方は、まだザナトスの思い出に苦しめられて、オビのことはないがしろにしがちなクワイなのですが、そのくせ、いざオビが囚われてしまうと、
「あの真面目で、勤勉で、健気な子が・・・それにまだ、あんなに小さいのにっ
と、激しく動揺しておろおろ取り乱すクワイショタコンの気味が見え始めておりまする♪
35歳差の師弟愛が、もうね、たいへん美味しい///
んで、そんなふうにクワイがパニックしている間、囚われのピーチ姫なオビは、メンタルのしぶとさを発揮して、けっこうケロリと脱出してくるというね。(笑)

この他、シリーズ半ばまで、オビは依然としてちっこいまま(成長が遅かったのかな)なので、クワイ=ガンのリーチに追いついていけなくて、でもがんばってクワイの後ろにちょこちょこくっついてくるという、とても素敵なお約束シーンが繰り返されますしね、このシリーズ、本当に最高☆

こんな凸凹コンビ、35歳差の波瀾万丈な師弟が、やがてこんな熟したカップルに成長するなんて、感慨無量ですよネ☆