新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

春近し☆ オビ←ヨーダ&メイス&ベイル、そしてオビvsパル爺

昨日の雪はどこへやら、今日は朝から快晴で、しかもけっこう暖かい。春近し、ですね〜♪
張り切って原稿書きましょう。ふー。(笑)

さて、昨日は『ラスト・ジェダイ』の元優等生フェラス・オリンで楽しく妄想してましたが、ほんとこのジュード・ワトソン女史に今更ながらファンレターだしたいわ///
もうスターウォーズ関連からは撤退なさってるのかな? SWスピンオフ小説の書き手の中で、貴重な女性作家さんでもあるし、オビ贔屓も素敵に甚だしいので(笑)、是非感謝のお手紙を差し上げたくぞ思ふ///

んで、彼女にかかわらず、SWスピンオフやノベライズを読んでいくと、ヨーダとメイスが如何にオビを可愛がっているかがよくわかるので面白い。オビを依怙贔屓するヨーダとメイスって、スピンオフ界ではデフォなの?vv
たとえば、ノベライズ『シスの復讐』でも、ウータパウに向かうオビを見送りに出たメイスが、オビにかける言葉の、なんと優しいこと/// あの有名な「ザ・マスター」という称号をメイスがオビに贈った場面ですね。
それに、メイスは『ファントム・メナス』の頃から、アナキンを育てるマスターとして、オビを庇ってたよね。ヨーダは大反対だったんだけど、メイスは「オビは準備が出来ている」って過剰な期待を表明していた。まあ、そのおかげでオビは育児ノイローゼにかかったわけだが。。。

そして、JAシリーズを読むと、ヨーダもオビを可愛がっていることがわかるよ。13歳近くなってもマスターが決まらないオビを、いつも気に掛けて優しい言葉をかけてくれ、クワイ=ガンに熱心に推挙してくれるヨーダ///
オビのジェダイとしての資質を深く認めてくれていたヨーダ、オビを本当に可愛く思ってくれてる♪ たとえオビが時々、カウンシルに逆らうような言動をしても。(笑)
そして、奔放なクワイ=ガンと超生意気なアナキンに挟まれ、苦労しっぱなしのオビを、ヨーダとメイスはさりげなくフォローしてくれてるんだよね〜。
こういうところが、映画ではあまり・・・というか、ほとんど表現されていないのが悲しい。

アナキン贔屓の方にはとかく評判の悪いカウンシルですが、オビ贔屓の視点だとカウンシルのこの思いやりが嬉しいのです☆
ムスタファー直前、聖堂で子供たちを殺すアナキンのホロを確認しようとするオビを、「やめておけ」と制止するヨーダの、オビを心配し憐れむ様子も、ノベライズだと行間からかすかにただよってくる。(泣)
その後、くじけそうになるオビを、敢えてきつく励まし、立ち上がらせるヨーダ・・・。オビの心痛を理解しつつ、闇に落ちたアナキンと対峙し彼を倒せるのはオビしかいないと、そうわかっていたからね。。。

んでもって、そんなふうにカウンシルからも愛されたオビだからこそ、パルパティーンいわく、
「ケノービは死なねばならぬ。ケノービの死こそが共和国の死なのだ」
という台詞になるわけで///(by『シスの復讐』)
ヨーダでもなく、メイスでもなく、ライトフォースの申し子・オビ=ワンこそが、パル爺にとってもっとも倒すべき敵だったわけですね。

このパル爺vsオビの対峙は、JQシリーズの9巻『偽りの平和』にはっきり描写されていて、すごく貴重です。

[ジェダイ・クエスト-9] 偽りの平和 (LUCAS BOOKS)

[ジェダイ・クエスト-9] 偽りの平和 (LUCAS BOOKS)

(それにしても某密林でトンデモナイ値段になってますけど?vv どうしてこんな値段に??)
該当箇所を引用しておきましょう。↓

前方にパルパティーンの歩く姿が見えた。オビ=ワンは追いつくなり、議長を押して脇の空の会議室に連れ込んだ。腕に触れた時、あまりに最高議長が痩せているのにオビ=ワンは衝撃を受けた。とはいえ、彼の腕は束ねたデュラスチールであるかのように、かたく力強かった。名状しがたいものがオビ=ワンの神経の中で鳴り響いた。触れたら瞬時に反発して飛びすさりたいという気持ちにさせる、ある感覚、ある本能が呼び起こされた。体の中に恐れがこみ上げてきた。結局遅すぎたのかと、オビ=ワンはとまどった。おそらくこれは、まだ経験したことのない何かなのだ。何か大切な見落としていることがあるのだろうか? オビ=ワンは突然、困惑を覚えた。
「マスター・ケノービ、何事かね?」
パルパティーンが訊ねた。オビ=ワンの手からさっと腕を離すと、もうローブの立ち襟の乱れを直している。

あの、オビパルじゃありませんよ?(汗笑)
この箇所だけ抜粋すると、オビパルかと思われちゃいそう///
議長暗殺計画を察したオビが、パルを安全な場所へ連れ出そうとするシーンなのですが、注目するべき点は、パルの腕に触れたとたんに、オビの体に電撃のような嫌悪感が走るという描写!
もちろん、これは、

光の申し子であるオビが、パル爺の内部に巣くう闇の存在を本能的に体で知覚するという、実に美味しいシーンです!!

最高!!!!
ゾクゾクするべ///

この9巻は、その他、ベイル×オビにとっても美味しい巻です☆ 
ジェダイに対する不当な立法計画に反対して、元老院議場でジェダイを守るために熱弁をふるう、かっこいいベイル・オーガナ議員の見せ場がたんまり読めます。
しかも、事件の参考人として議場で発言するオビを、まるでサポートするかのように応援発言するベイル氏♪(笑)
ちょびっと引用すると、こちら。↓

オビ=ワンは感心した。オーガナは堂々とした権威を持っている。決して叫んだりこけおどしの体言を吐いてはいない。けんか腰ではなく、要点要点を辛辣な言葉でぴりっとしめ、真実を語っている。

どうです? 
オビからオーガナ議員への、けっこうな高評価、褒め言葉ですぞ。(笑)
そして、オーガナ議員は、証人喚問されて窮地に陥れられるオビを助けようとして、悪質な質問をする委員を遮ろうとするんです。↓

「ディヴィニアン議員!」
ベイル・オーガナが呼びかけた。
「オーガナ議員、貴殿の発言の番ではない!」ボッグは怒鳴りつけた。「今は私が参考人に証言を求めているのだ!」再びオビ=ワンに向き直る。「質問に答えてもらいたい。ジェダイが政権の奪取を助勢したというのは本当か?」

どうです?
オビを守ろうと声を荒げるベイル・オーガナ、さすがはモン・モスマ女史をして、「あなたのジェダイのお友達ね」と言わせる、この熱烈さ!!(笑)
もう、この頃からベイル氏ったら、そうだったの? ←何が?vv

ってなことで、なんだか随分長々ダベってしまいました〜。
現実逃避かな?
そろそろ、原稿へ戻りましょうぞ。
今夜は、夕べ録画した『ムーラン・ルージュ』でも観るべ///