新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

オビ=ワン洋書の萌え萌え(追記しました)

さて、昨日も言ったように、趣味の延長のお仕事&趣味の多忙な日々を送っております(笑)

中でも、1日が24時間しかないのが残念でならない原因が、オビ=ワン洋書の読書!
ほんと、ちょっと、この『THE CLONE WARS WILD SPACE』凄いって!!
昨日は「デックス出てきたあああ!!」って叫びましたが、今日はもう第6章も読んじゃった/// もう馴れたのでスピードついて速く読める♪ でも、原稿のお仕事もあるから、勢い睡眠を削って読むことになって、最近寝不足です。←ドアホウ。

んでね、そのデックスとオビの関係なんだけど、ここで重要なのは、デックスの方がオビよりずっと年上ってこと。だから、デックスはオビをジェダイとして尊敬し愛しているんだけど、時々お説教もするんだよね。(笑)
『WILD SPACE』では、第五章で、ジェダイがパル爺の計略に乗せられて、戦士として前線で戦わなくちゃならなくなって、でもジェダイ達はそれが正しいと思ってしまっていることについて、デックスが苦言を呈するのです。デックスの真意は、本当は愛するオビをそんな危ない前線に送り出したくないというもので、ほんと、デックスがどんなにオビにベタ惚れか、よくわかるシーンです♪
二人の別れのシーンを、ざっと翻訳しますね。↓

どうにかこうにか、オビ=ワンは笑顔を作ってみせた。
「なあ、デックス、本当に仕事を変えようと思ったことはないのか?」
デックスも同様に懸命に努力して微笑んだ。
「オビ=ワン、我が古き友よ、100万クレジット積まれても変えないね」
彼らはすばやく抱き合った、二人の戦友は来るべき戦争勃発の前夜にこうして別れを交わしたのだった。少なくとも、その時はそのように感じられた。
二、三歩後ろに下がって、オビ=ワンはデックスの深刻な暗い顔を見上げた。
「私は、コルサントに長く居すぎたのではないかと思っている。たとえグリーヴァスを探し出し、彼を止めるという任務に属していなくても、他にも戦争は起きているだろう。クリストフシスの事件以降、分離主義者は一息ついているだけにすぎない。戦闘は再び勃発するだろう、たぶん数日のうちに」彼は笑った。「私のために、熱いシャバシャバ(飲み物)を用意しておいてくれるか?」
デックスは頷いた。「あんたの席は、いつだって空けてあるよ、古き友よ。フォースと共にあれ」
「おまえも」オビ=ワンは答えた。そして、厳粛に頷くと、彼はバイクに跨り、彼の生涯をかけた使命に向けて飛び出して行った……コルサントの空へ、振り返ることもなく。

うわああああ///
涙がああああああ///
しかも、その直後、聖堂へ戻る途中、オビはテロの爆発に巻き込まれて、バイクごとはじき飛ばされ、物凄い重傷を負ってしまうの!
第五章は、重傷を負ったオビがバイクから飛ばされて、半ば意識を失いながら、はるか天空から地面へ落ちていく途上で終わっています。

こんなところで途切れたら、続きが気になってしかたないでしょー!
ということで、もう止まらない、そのまま第六章へ突入しました。(笑)
そしたら、師匠が生きるか死ぬかの瀬戸際って時に、アナキンったらパドメのマンションに入り浸って、キャッキャッウフフの真っ最中ときたもんだvv まるっきりEP2の同じパターンで笑える。
しかもパドメといるのにアナキンの頭の中は、なぜかオビのことでいっぱい。
しかも、「こんなに僕がパドメを愛していることに、なぜオビ=ワンは気付かないんだろう? それはきっと、僕が偉大なジェダイだからだ」とか思ってたりして・・・

とっくのとうにオビは気付いてるわ!(怒)
駄菓子菓子、こんなにパドメといながらオビことばっか考えるアナキンって萌える。とか思ってたら奥さん!!
いきなりアナキンはフォースでオビが重傷を負ったことに気付くのです!
翻訳します。↓

アナキンは首をふって頷いた。
「彼は傷ついている。パドメ、僕、行かなくちゃ、行かなくちゃ・・・!」
「そうよ、行って!」パドメは強く言った。「行くのよ! 私は元老院へ行くわ。私たちは必要とされているのよ、アナキン」
   (中略)
そして、彼女は開かれた玄関へ走っていき、彼は自分のエアスピーダーに飛び乗った。いっぱいに広げた指先で操縦桿を握る。
(僕の愛、僕の愛する人!)
彼は小型エンジンをフルスロットルにし、ベランダからぐいっと旋回した。ルールも、安全も他のなにものも意に介さなかった。ただ、オビ=ワンのもとへ辿り着くことだけを考えた。
(彼は死んでいない。彼は死ぬはずがない。彼が死んだら、僕はそれを知るはずだ)

え!?
今、愛する人って、言った?!(爆)

この第六章、パドメとオビ=ワンに対して、アナキンは同時に「my love」と呼びかけているのが重要ですね。
そして、ちょっと前までパドメとイチャコラしてオビのことをバカにしてたのに、いざフォースの中でオビの危篤を感じ取ると、パニック状態になって、「僕の愛する人!」と叫びながら飛び出していくアナキン、良いですなー。(笑)

駄菓子菓子、オビの状態は相当ひどくてですね、読んでる私もアナキンと一緒にパニック状態///
翻訳します。↓

深く息をつき、心臓を激しくドキつかせて、アナキンはスピーダーの鼻先をぐいと引き、下方の地面へ向かった。オビ=ワンの生命反応は弱くなっていっている…消えかかろうとしている……彼の魂の輪郭はかすみはじめている……。
(嫌だ!嫌だ! 絶対に死なせはしない!)

そして、アナキンはついに、爆撃で崩壊した建物の屋上に、大破されたバイクの傍らで手足を投げ出して仰向けに倒れているオビを発見します。

「オビ=ワン! 僕ですよ! アナキンです! 動かないで!」
なんという大量の血。おお、この出血はひどすぎる。ジェダイは不死ではない。クワイ=ガンがそのことをアナキンに教えてくれていた、自らの死をもって証明してくれていた。
壊れた残骸のように、不格好にねじれた状態で、体を半ば横にして、オビ=ワンはゆっくり瞬きをした。彼の瞳は曇り、焦点が定まっていない。彼の右の膝は深く裂け、骨が見えていた。
「アナキン……?」
アナキンは身を近づけた、オビ=ワンの焼けただれた血まみれの手に触れないようにしながら。
「しゃべらないで。助けを呼びますから、いいですね?」
「アナキン……」
「ここにいます」アナキンは答えた。そして急いで立ち上がり、スピーダーからコムリンクを取って戻ってきた。「心配しないで、オビ=ワン、僕はここにいるから」
オビ=ワンは呻いた。
「爆発があった。私はどうやら怪我をしているようだ」
冗談じゃない、そんな程度の傷じゃないんだ! アナキンはコムリンクを聖堂の救急センターの周波数に合わせ、起動した。
「こちらはアナキン・スカイウォーカー。マスター・ヨーダに繋いでください」


オビはもう意識が朦朧として、自分がどれほどの重傷で瀕死なのか、わかっていないんですよ。アナキンは必死にオビを励ますんですが、オビの様態はどんどん悪くなっていくの。
なのに、オビはコムリンクに悪態をつくアナキンを、お説教するんですよ。
翻訳です。↓

ヨーダに繋げと言ってるだろう! このマヌケ! 僕の言うことを聞いてるのか? ヨーダに繋げと言ってるんだ!」
屋上で力無く横たわりながら、オビ=ワンはアナキンの怒声で一瞬覚醒した。
「癇癪を起こすんじゃない、アナキン。怒鳴る必要はない」
ほとんど彼が死にかけているにもかかわらず、アナキンはなんとか笑顔を笑顔を取り繕った。
「人の楽しみを台無しにしないでください、マスター。知ってるでしょ、僕は偉そうに命令するのが好きなんです」
オビ=ワンはかすかな微笑を浮かべて、そして吐血した。赤い血の泡が彼の青ざめた唇に浮かぶ。それを見て、アナキンはオビ=ワンの傍らに戻った。
「とにかく、静かにしていてください」アナキンは膝を折って説教した。「僕が思うに、そろそろあなたは僕の言うことを聞く番ですよ」

この後も、アナキンの必死の励ましにもかかわらず、オビはもう一度吐血して、みるみる衰弱していくんです! 
アナキンはおそるおそるオビの額に手をあてて、その氷のような冷たさにたじろぐんですが、一生懸命冗談をまじえながら励ますんですね、泣ける///

そしてあわやというところで、ヨーダが医者と一緒に到着し、オビ=ワンは九死に一生を得るんですが、ヨーダが来てくれた時、アナキンは安堵のあまり膝からくずおれて泣き出すんですよ!!

もうね……、どうよ公式///
そこで、ハッと気がついた。
これでオビはどうも足に負傷を負ったことになるようだ。とすると、この後、ベイル・オーガナとのタッグの際、ベイル氏に抱き上げられるシチュエーションの伏線なのではないか!?

うむむ、これは早くも第七章に突入せねば! ってか、仕事しろよオイ///