新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

グランマルニエが無い & 『戦車将軍グデーリアン』読了 大佐はやっぱりご令嬢♪

本日、オレンジケーキを作ろうとしたんだけれど、なんとっ、グランマルニエがうちに無い!! グランマルニエとはオレンジリキュールの種類でコニャックベースのもの。これがないと、ケーク・シュゼットは作れないんだよおお。作れないことはないけど、間の抜けた味になるんだよね。。。オレンジリキュールも無いから、代替もできない。。。

これは明日、名駅か栄に行かないと。近所のスーパーには売ってないんだもん。しまったなあ、気づかなかった。薄力粉も無塩バターもオレンジも買ったのに。私のバカバカバカ!

まあいいや。どうせ、少し体を動かさないとなあと思ってたところだし。サッと行ってサッと帰ってくるか。ほんとはついでに映画も観たいところなんだが。

という失態をいたしておりますが、今日も元気です☆ 夕べ、『戦車将軍グデーリアン』も読了しました! 歴史の本は頭使わずに読めるからいいよね・・・なんて言うと誤解されそうですがvv つまり、行間を読むとか、推理するとか、そういった類の脳みそ作業をしなくて済むという意味です。

で、この新書で改めて確認できたことは、1941年のモスクワ侵攻作戦にはグデパパも参加。んで、この年のロシアは記録に残る極寒であったこと――つまり、「T-34」の冒頭で大尉が呟く「寒い」というセリフは、この事実としての極寒を踏まえてのセリフだったんですね~。

で、この時期に、グデパパや彼の周囲の人々の開発によって無線が活用されるようになってるわけですが、後方の本部から指令を飛ばすのではなく、先陣を勤める司令官へ現場に適した行動を任せるという体勢を採り、無線は装甲集団それぞれの内部で機能してたんだね。先頭戦車の後続に麾下の戦車が続くという陣形(親鳥と雛鳥)も、グデパパが考案したようなもんだったのか、へえ。

ということは、やっぱり、イェーガー大尉/大佐のキャラ造型には、実在のグデパパの経歴が相当色濃く投影されてるということになる。映画のネフェドヴォの戦闘は、台風作戦がモデルみたいだが、史実のグデパパはこの作戦が最後の前線参加らしく、それも大尉と重なるねえ。

でね、この新書本文(231頁)では、台風作戦の前に行われたバルバロッサ作戦で、グデパパが夫人に宛てた手紙があるらしいんですが、そこに親しかった将校数名が斃れたことがどれほど悲しいことだっかを書いた文章があるんだそうですよ。これって、ヴォルフの死と重なりませんか?(涙) 二次創作ではいくらでもヴォルフを生かしておいてもいいし、私もヴォルクラ素敵だと思うんだけれど、映画本編ではやっぱり・・・彼は死んでると思うんだよね。。。その設定の元ネタは、もしかしたらこの史実のグデパパの手紙にあるのかも。

T-34」で、グデパパは脇役でちらっと出てくるだけなんだけども、登場する時はいつでも大佐の傍に影のようにぴったりついているよね。それは、上記のような、史実の彼の経歴が大佐に投影されている、つまり二人は或る程度まで分身同士であることの暗喩なんだろうな。

しかして、大佐のキャラは、昨日ココで言及したように、そうした史実のグデパパから戦争犯罪との関与や狭量さといった部分を差し引いて造型されているわけで、その分身からの脱却点(トリガー)がニコライとの出会いという設定にされているんだ。

ということはさ、やっぱグデパパと大佐は父子関係だよ/// 或る段階まで父の跡を追う子供が、やがて父の影から自立して自分自身の道を歩みだすんでしょ。で、しかもその自立のトリガーがニコライへの恋だという点からして、大佐はやっぱりグデパパの息子というより娘待遇ってわけですよ奥さん!!(腐萌)

ニコクラ前提のグデクラが萌え過ぎて、僕ぁ、なかなかヴォルクラやティリクラまで進めないよおお/// 円盤くれば、進めるかな?(笑)

そんなことを考えつつ、夕べはボルシチ再チャレンジしたのでありました☆

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私が作ると、いかにも田舎料理って感じだなvv 美味しいからいいけど。明日出かけたら、今度はついでにドイツのソーセージとハムとワインも買ってこようかなあ♪