新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

ケーキとお魚 & 「The 9th Gate」大画面上映 & 大佐人気の理由?

順調にリモートワークしていて、今のところ特に問題はないのですが、ただ一つ、もう少し何とかならんかなと思うのは、パワーポイントに音声を付けたものをmp4化する際にかかる時間の長さ。30分程度のパワポでも、mp4化作業にけっこうな時間がかかるのがなあ。その間に他の仕事をやってればいいのだけれど、なんかこう、もうちょいとチャッチャッとmp4に出来んのかねえ?

そんなことを考えながら、昨日はそのmp4化作業の間に、チャッチャッとお菓子を作ってました(笑)。

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何か変な構図ですが(笑)、ダークチェリーとサワークリーム入りパウンドケーキ☆

今回、チェリーの量が多くて、180℃で40分じゃ足りず、50分オーブンで焼いた。美味しかった/// 次回は、いよいよドレンチェリー(グリーンとレッドの)とアンジェリカをたっぷり使ったフルーツケーキを作るううう。駄菓子菓子、薄力粉はたくさんストックあるからいいけど、無塩バターがどこの店でも品薄だよ~。うーん。

でもって、昨日の夕食はまたまたお魚メニューにしました。

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ブリと大根の洋風ステーキというお料理★

今回は盛り付けにも、いつもより凝ってみました。←どこが? お供はまたもや白ワインです、お魚料理だからね。

そして、ご飯と晩酌を楽しみながら、この夜のプロジェクター上映は、ポランスキー監督の「The 9th Gate」。ジョニー・デップ主演。

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この映画、さほど評価は高くないかもしれませんが、それでも何となく私は好き。定期的に見返したくなる。稀覯書がテーマの作品にしては、肝心のその稀覯書の扱いが雑という落ち度のある映画ですが、ポランスキー独特の迷子感覚が濃厚に味わえるロードムービーで、ジョニー・デップの美貌も最高潮の時だから。悪女役のレナ・オリンも超絶美しい頃。音楽も秀逸。

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ほら! 大画面で観ても見劣りしないジョニーの美しさ/// 倫理観の欠落した鑑定士という役柄がピッタリ似合ってる(笑)。

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そして、ポランスキーといえば、上の画像のような迷子シンドロームがお約束。見知らぬ異国の土地で、独りぼっちに彷徨う心細さが追体験できる。或る種のノスタルジーというか、幼児性感覚なんですよね♪

ただ、惜しむらくは、この映画のブルーレイが入手できないこと。私が持っているのはDVDで、しかも画質がいまいちなんだよなあ。主演がジュニー・デップなのに、なんでブルーレイの円盤がないのかしらん?

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この映画を大画面で観るのは実は初めて(公開時に映画館に行けなかった)なので、感動しました。ポランスキーをプロジェクターで観るのは、なかなかいいかも。次は「ローズマリーの赤ちゃん」でも観るかな?

大画面だと、やっぱホラー映画はかなり怖いだろうね。ポランスキーは大丈夫としても、アルジェントはどうかな? まあ、アルジェントの場合はスーパーナチュラルではなく、人為的なジャーロが主流だから、そう怖くはないかも。あっ、動物パニック映画もいいかも! サメとかワニとか恐竜とか! 久しぶりに「アナコンダ」観たいなあ~。

さてさて、そんなこんなで、本日は一日雨模様。明日も一日雨模様な名古屋です。雨が止んだら、一気に暑くなるのかな、嫌だなあ。

そういや、「T-34 完全版」の同時再生を5/16(土)の20:00から開催するんだってね! 20:00か、間に合うようだったら参加しよっと。こうして一生懸命企画に参加してれば、いつかドイツ語の吹替付円盤が発売されるかもしれないから。IMAX版も同時収録で☆

T-34」の魅力は、要所要所のツボを押さえた音楽構成にもあるよね。私が好きなのは、何といっても戦車のライトモチーフ(あのデケデケデンデケデケデンってヤツ)! あの旋律を聞くと、こう、滾るものがあるよね! 完全版でないと聞けないエンディングの歌も最高に素晴らしい。だからこそ、通常版ではなく完全版の方が、私は良いと思うんですけども。

ところで、大佐って、何か音楽の特技ってあるのかな? 楽器とか何か弾ける? ヴォルフがあんなに野生の狼クンなのにヴァイオリンなんてものを嗜んでいるので、グデパパの寵愛するご令嬢である大佐なら音楽の教養が何かしらあるかしらんと思いまして。どうかな? 

大佐の雰囲気からいって、やっぱピアノかなあ? 月光の下で、小曲を軽やかに弾きこなす大佐、なんて麗しい/// 「幻想即興曲」なんて、もろ大佐のイメージじゃありません?(惚) うん、大佐って、通俗かもしれませんが、なんかショパンの曲が似合いそう。ロマンティックだからかしらん。恋する乙女な大佐が、ニコライを想ってショパンを弾くのかあ/// いいねえ///

もしヴォルフが生きていたら、ヴァイオリンとピアノで協奏してほしいね!

そんな私が個人的に大佐に一番似合うと考えている楽曲は(大佐が演奏するということではなく、大佐の生き様にピッタリ似合うという意味です)――

チャイコフスキー交響曲第6番 悲愴」です!(キッパリ)

あの慟哭のようでいて妙に突き抜けた明るさをまとった美しい旋律は、まさにクラウス・イェーガーという男そのものだと思うんだけど、どうでしょうか?

それとね、3時間拡張版放映が近づいてきていて、いろいろ動揺してる傾向もありますが、「T-34」を鑑賞した日本人がなぜ大佐に惹かれがちなのかというのには、これはもう或る種の伝統的感性のようなもんだと思わざるを得ない、かも。

デスラー総統の時代から、日本人ってそうでないか?vvv

なんかね、WW2のドイツを匂わせる敵キャラというものに、日本のサブカルチャー享受層は反応しがちなんだよね。念のため言っておくと、これはナチズムへの共感といったものではないですよ? たぶん、判官贔屓なんだろうと私は推察しています。「銀英伝」なんかも、あれは敵キャラでこそないけども、でも帝国軍もこの系統でしょ。ちなみに、「銀英伝」に限っては(?)、私は圧倒的にヤンのファンです~♪ ラインハルトはかっこいいんだけど(金髪だし)、彼の行動原理はドメスティックなんだよね。で、私は個人的に、ドメスティックな英雄は好きじゃない。

だから、イェーガー大佐も、個人的には独身でいてほしいな。戦車しか愛せなかった男が、一世一代の恋をした相手、初めて人間を恋したのが敵国少尉ニコライ・イヴシュキンだったなんて、そしてそのために破滅していったなんて、これ以上ロマンティックなことはないでしょ!(啼泣)

十人十色の解釈があってしかるべきですが、私はやっぱり、大佐の少尉への想いは「恋」であって、「愛」ではないと思うんだな。「愛」のような広さや寛容さじゃなくて、思い込んだら文字通り命懸けな、一途で性急な「恋」なんだよ・・・/// 

あくまで個人的な意見ですけども。