新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

今夜「T-34」行くよ♪ & 「感情には流されません」 & イタリア万年筆

先日の会議では、飲まず食わずで21:00までがんばり、帰宅して速攻お風呂に入り、うがいを喉が擦り切れるまで行い、体中を泡だらけにしてゴシゴシ洗い、髪を洗い、そうして念のために薬を飲みました。この時点で23:00を軽く回っていましたが、それからPCの前に座り、会議で宿題となった至急の碑銘文案を作成。どっと疲れて、ベッドに倒れこんで爆睡したのでありました。

翌朝――つまり昨日、8:30に起きて、おそるおそる体温計で熱を測りますと、33.1℃。ホッとした・・・って、え??

33.1℃!? 低くね??(汗)

でも、何度測り直しても33.1℃。。。首を傾げながら出勤。お仕事を片付けながら、心配だったので、午後、ラボに置いてある体温計でもう一度測り直した――33.8℃。

・・・某ウィルスは大丈夫のようだが、別の意味で怖ひ///

まあ、平熱はもとから低い方なんですけどね。いよいよトカゲ、変温動物にメタモルフォーゼし始めたのかもvvv

今朝も今朝とて、測ったら33.9℃だった。どうなってんだ?? これでよいのか?? まあ、高熱よりはマシだし、体調もそう悪くないので、いっか。ということで、今夜は「T-34 ディレクターズカット版」をおかわりしてきます!!(万歳) ああん、楽しみ♪

そういや、大佐のセリフにあった「私は軍人です、感情には流されません」という言葉ね、ニコライへの執着を想えば突っ込みどころなわけですが、これ、ヒムラーの「ロシア人が憎いか?」という問いかけへのアンサーなわけで、そう考えると、大佐の軍人としての己への厳しい克己がうかがえるセリフですよね。

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歴史上のどの戦争でも、大義のみで人間は行動しない。そこには「同胞を殺された」復讐の念が、敵国への虐殺行為を促すモチベーションとして作用するにきまってる。日本が関わった近代戦争で言えば、日清・日露の頃からほとんど復讐戦みたいな行為をしてたわけだからね、前線では。日本以外の他国のケースでも一緒。

だからこそ、軍人は一般人とは違った感情教育を施されて、復讐の念ではなく大義のために戦うという悟りの境地がないといかんという、建前になるんでしょう。大佐のセリフはこの軍人の境地を言葉にしたものなわけだね。

そう考えると、ネフェドヴォで雛鳥達をほぼ殲滅した敵兵であるニコライに対して、大佐が「僚友」として扱うのは、実に驚きいった軍人としてのプロ根性の発露です。特別監房での「よく戦った」というセリフも、筋の通ったプロの軍人としての大佐の姿勢を表している。クラウス・イェーガーの凄みは、プロの軍人としての凄みなのではないでしょうか? 他の軍人達は建前としてしか理解していないこの克己心を、クラウスは完璧に内面化している「軍人の中の軍人」とも呼ぶべき男なのかも。

それに比して、ニコライは、おそらく同胞を目の前で殺されたら、復讐の念にかられるタイプだと見た。そういう意味では、天才的戦車乗りだけれども、彼はプロの軍人ではない。まだ若いということもあるでしょうね。冒頭の、立て看板をダボルテで破壊し、なお且つ足で踏みつける行為に、そんな彼の若さが表現されているよね。

ニコライがこの先、軍人として成長し、復讐心を克己することがどんなに難しいかを身に染みて経験する時、初めて彼はかつてのドイツの鬼将校クラウス・イェーガーの凄みを理解するんでしょうな。

てなわけで、「T-34」と関係なくもない我がお仕事のための読書として、今、必要にかられてこんな本をマラソン読破している最中。

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全5巻! どの巻も分厚いよ~~vvv

でも、これ、今のノルマにとりかかる以前から、読んでおきたかった本なんだよね。私の大好きな旺文社文庫で、かつてはけっこう高値だったんだが、今は買いやすい値段になってたから、迷わず一気買い。先週から全力疾走マラソンで爆読中で、なんとか昨日の夜、読了しましたん。つ、疲れた。でも、私、まだけっこう速読イケるなあ(笑)。

ほいでもって、この世相で、さしもの私も物欲萎え気味なんですが、このあいだ、ふと、ネットで目に留まってしまった!↓

何コレ、超綺麗!!(惚)

イタリアの万年筆のブランド、レオナルドです。私、実はイタリア製の万年筆って持ってないんだよね~。ドイツと日本、台湾、そしてアメリカのしか持ってない。初イタリア、いきますかね、コレは!(笑) お値段、なかなか、ですけどもvvv 

3色ありますが、やっぱエメラルドグリーンがいいよねえ♪

レジンの軸の発色が、本当に鮮やかで透明でクリアで美しい/// 特にエメラルドは、大佐のお目々みたい///

というわけで、先ほど午前中のうちに、三光堂さんに行って予約してきちゃいましたvv 土屋鞄はお流れだな。しかし、鞄と万年筆が、ほぼ同額のお値段なんてね(笑)。