新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

「THE MEG」観た & レオナルド万年筆、開封の議 & 陸軍大学校の教育システムと大佐

8日(土)の夜は「THE MEG」、映画館で観た映画ですが、こうして地上波で流れると巷が騒いで、本当に面白いですよね♪ ステイサム「かっこいい」で、全国のお茶の間(死語?)のTVの前でみんながシンクロ、とかさ(笑)。

私もスタンバりまして、無事に参加です~☆

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まずは豚肉の味噌マヨ焼きと、キャベツと温泉卵のサラダでお夕食★

そして、いよいよ「THE MEG」鑑賞時刻には、オビと一緒にコールドワインで準備完了!

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はあ、幸せだなあ/// ぼかあ、こうしておうちで映画鑑賞しながら宅飲みしてる時間が、一番幸せなんずら~/// ステイサム兄貴、かっけえなあ/// MEGが2匹もいて、びっくりだけど、兄貴は全然オッケーだったよなあ(笑)///

でもって、昨日は三光堂さんで万年筆を引き取ってきました!

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いざ、開封の儀式・・・! イタリア繋がりで、カラヴァッジオの置物と記念撮影。

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きゃああああ、美しいいいいい/// このレジンのトロピカルグリーンの鮮やかさを見てくださいよ、奥さん! インクも付いてきたあああ/// れおなるどおおお///

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軸が太い。上からレオナルド、ペリカンのカフェクリーム、PENTのオリジナル万年筆ですが、PENTと同等くらいの太軸ですね。太軸は安定して書けるから、個人的に好き。字幅はEFを選びましたが、三光堂さんで試し書きをさせてもらったら、やっぱり国産より少し太めだね。ヌラヌラとした書き心地です♪ はあ、もったいなくて、まだインク呑ませられないvvv

というわけで、日々のどかに暮らしておりますところで、「T-34」萌え語り、いきまっしょい☆

以前買って積読だった「コマンド・カルチャー」を、昨日一気に読了しました。

 ハードカバーで厚いから読み下すの大変かなと思ってたら、中身は総じて新書並みの読みやすさと分量だったので、難なく一気に読めました。では、本文中から萌え箇所をピックアップ。

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まず、上の画像のライン引いたトコ。何が萌えるって、ドイツの陸軍大学校での、上級生が下級生を親身に教える人間関係ですよ、奥さん! この教育システムは、陸軍幼年学校でも同様で、つまり、何が言いたいかというと、大佐もこの教育システムで育ったからこそ、師団を率いる際にも雛鳥の育成にがっつり取り組んでいたとおぼしき背景が見えるところでアリマス/// ヴォルフに対しても、実のお兄さんのように、真摯に教え導いていたことだろうクラウス/// いいですねえ、この教育システム。

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さらに、陸軍大学校に派遣される教官のレベルが非常に高かったことも、本書は訴えていて、グデパパやロンメル将軍の名前もありますよん♪ やっぱり、大佐はグデパパに直接指導されて、彼のお気に入り、秘蔵っ子の学生だったみたいだなあ/// 

こうしたハイレベルな教官に教育された体験があるから、クラウスはニコライをユーゲント指導に適した良い教官になると見込んだのでしょうね。なんせ「一流の戦車乗り」と評したわけですから。特別監房で、「勝ち残ったら私の兵の教官にする」とニコライに言う大佐の台詞、別の字幕では「勝ち残ったら、次の演習にまた参加させる」みたいな内容に変更されてますが、ここはこうした当時の陸軍大学校の事実を参照すると、やっぱり「教官にする」が適切なんじゃないですかね?

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そして、極めつけはココ!! 下級将校の反論も尊重されたという教育システム、素晴らしい!! 大佐がニコライの不服従な態度に怒らず、寛容な態度で受け入れ、意見を聞いてやる(=おねだりを全部かなえちゃう。笑)のは、こうした陸軍大学校の教育システムで育ってきたからなんだ!

T-34」萌え語りでなくとも、こういうドイツの学校教育システムの理念は、内実はいろいろ階級差別はそれなりにあったとしても、たしかに優れていたし、私の考える大学教育の理想にかなり近いんだなあと思いました。それなのに、なんでナチズムの思想に染まってしまったんだろうか。。。この問題には、ナショナリズムの恐ろしさという、普遍的な問題系がうかがえますな。。。

さって、読んじゃった~。次は何を読もうかな~?