本日から、紀州をめぐる二泊三日の出張のスタートです。幸い、お天気にも恵まれて、気分も上々♪ 今回は、資料撮影の作業なので、一眼レフカメラと、カメラを机に水平に固定するスタンドを持参するため、荷物がめちゃんこ嵩張って思いから、天気が悪いと大変だったんだよ。
名古屋駅を午前10:01発のワイドビュー南紀に乗車して、いざ出発!
車窓が大きいと、ワクワクしますね~♪ 駄菓子菓子、この路線はせっかくのワイドビューなのですが、尾鷲あたりまでは内陸を走るので、先日の銚子電鉄と同じく、海に向かって走っているというのに海がほとんど見えない。。。海が車窓に見えてくるのは、やっぱり新宮より以南、勝浦あたりからですね~。
新宮駅に到着したのは、13:37。やっぱ時間かかるね。とはいえ、名古屋からだと真っ直ぐ1本なので、とてもアクセスがいい。これからもっと新宮に来よう♪ 名古屋は旅の起点としては、本当に便利だなあ。
駅至近のホテルに、先に荷物を預かってもらって、早速に熊野速玉神社へGO!
おお~、見えてきました♪ 赤い鳥居が印象的です。熊野の三宮の中でも、もっともアクセスが良い神社ですね。ほんとに街中にある。駅から徒歩10分くらいです。
境内に入ると、真っ先に八咫烏のお宮があるのも、さもありなんといった感じ。
速玉神社の御神木として有名な、梛の木。みごとな枝ぶりです。そして、やっと本殿前まで来てみますと――
おお~、噂に違わぬ写真映え///
正直、それほど荘重でもなく、貫禄があるわけでもない本殿で、熊野の歴史を感じたいならやっぱり本宮か那智大社の方がいいかもしれないが、写真に写すと速玉神社はバッチリ映えます☆
さまざまな神様を祀ったお社が、本殿に連なっています。この日は、そこそこ、参詣者がいたかな。ご朱印を頼みましたが、某ウィルス予防のため、あらかじめ書いてあるご朱印を手渡されました。ここで、神倉神社のご朱印も入手できるよ。
速玉神社の境内には、佐藤春夫記念館もありまして、本日はこの記念館の見学と資料調査でおうかがいしました。
洋館と和館が折衷した、素敵な建築です。小さくて瀟洒な外観が、佐藤春夫らしいですね♪
いかにも大正建築といった趣/// いいなあ、私も将来、こんな家を・・・と思わないでもないですが、でもマンションの便利さは代えがたい。一軒家は、何かと不便なことの方が多い気がして。と、野暮なことを呟きます(笑)。
1階には、こじんまりとした雰囲気のいいリビング兼応接間があります。そして二階へ上がりますと――
はあ~、このサンルーム風の廊下がいい雰囲気/// 狭いけれど、手すりの彫刻も華麗です。学芸員スタッフさんによると、手すりの一部の彫刻は、佐藤春夫自身がやったとか! 多芸!
階段の踊り場のような奇妙なところに設けられた、作家の書斎。佐藤春夫は狭い書斎が好きで、好んでこんな奇妙なスペースを書斎にしたんです。面白いね。2階には、いろいろな資料が展示されていて、研究にとってはたいへん興味深いものでした///
この家は、もともと東京にあったものを、佐藤春夫の生誕地・新宮に移築したという由来が説明されています。これを機会に、佐藤春夫研究も本格的に始めようかな♪
ということで、本日のノルマは以上でおしまい。今夜のお宿は、新宮駅と速玉神社の中間地点にある、ニューパレスホテルです。
ホテルニューパレス <和歌山県> 口コミ 【楽天トラベル】 (rakuten.co.jp)
単なるビジネスホテルだと思っていたんですが、なかなか掘り出し物のホテルでした!
シングルルームが予想以上に広くて感動!!
シングルで予約しましたが、ベッドがデラックスシングルみたい。また、ドアから部屋に入るまでに土間みたいな空間があって、お洒落☆ 内装もモダンで私好みでした。もしかしたら、オフシーズンなので、通常料金で良い部屋をあてがってくれたのかもしれませんが。
そしてこのホテルは大浴場もあります。浴衣で館内を歩けるし。大浴場も清潔でモダンで、アメニティも充分。これは、これから新宮に来るときの定宿にしよう♪
惜しむらくは、今回素泊まりで予約してしまったこと。一泊二食付きにすればよかった。というのも、新宮の街は某ウィルスの影響か、お店がちょっと閉まりがちだったんだよね。ということで、今夜はさびれた商店街の中の、普通のレストランでタコスライスを食べました。
しかし、これまた予想以上に美味しいタコスライスでした/// そんなわけで、出張一日目は無事に終了いたしましたのです~。