新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

豊川稲荷に参詣 & 「NHKステラ」買ったよ & 「家康×光秀」もいかが?(笑)

今日の午前中は、小雪がちらつくような寒さでしたが、ところどころ雲間から青空が覗いているのを確認して、思い切って豊川稲荷へ行ってきました。先月に実家の家族と東京赤坂の分社にお参り済みなんですが、今日は初午だし、やっぱり本社にも行っておくべきだと考えたので。それに、仕事守は赤坂分社では売っていなくて、豊川の本社でないと買えないのよ。

出発したのはお昼過ぎ。金山駅から名鉄に乗ります。名鉄はたくさん行き先があるけれど、今回乗る路線は終点が豊川稲荷駅なので、間違えることはない(笑)。

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名鉄の車内は、ちょっとレトロな雰囲気がなかなかいい感じです♪ 某ウィルスのため、乗客はたいへん少ない。そして、みんなおとなしく口をつぐんでおります。静寂が支配する車内。

金山駅から50分程で豊川稲荷駅に到着。この頃にはすっかり晴れていました、嬉しい。

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名鉄の看板って、なんか東京だと京成線のそれに似てる気がするんだけど、そんなことない?

んで、雨上がりならぬ雪上がりの拭ったように澄んだ青空の下、てくてくと参道を5分ばかり歩きますと、もうすぐにそこが豊川稲荷さんです。

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例年なら初午祭りで、押すな押すなの大混雑なのに、今日はほんとに静か。そのせいもあってか、境内に入ったとたん、何とも言えない清々しい爽快さが体に浸みてきて、気分が明るく落ち着いてきました。東京赤坂の分社も雰囲気があって好きですが、ここ豊川の本社は広々とした空間が心をのびやかにさせてくれて、イイ感じです☆

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上の画像は、有名な山門。なぜ有名かというと、今川義元がこの山門を創ったから。

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由緒書きもパチリしたので、よかったら拡大して読んでみてください。

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そして、本殿豊川稲荷は神社ではなくお寺ですので、本尊は千手観音です。もちろん稲荷ですから、荼枳尼天も一緒に祀ってるよ。いつ来ても、圧倒される見事な本殿。

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本殿に参詣した後は、横手の道を辿ります。この道が好きなんだな、私は。どこまでも白いのぼり旗が続き、爽やかな風が吹きすぎていきます。本当に気持ちがいい。お稲荷さんというと、赤いのぼり旗を想起する人が多いと思いますが、豊川稲荷は白い旗なので、たいへん清々しいです。

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さあ、これまた有名な霊狐塚にやってきましたぞ。夕方だと怖いけど、お昼だから大丈夫。

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圧巻の数を誇る奉納狐像! 幽玄という言葉がふさわしい、何とも言えない迫力ですな。さすがは本社の貫禄です。

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霊狐塚にお参りしたら、また本殿の方へ戻りまして、今度は私の大好きな建物・最祥殿へ。観てください、このジブリの世界を偲ばせるような、なんとも郷愁を覚えさせる素晴らしい建物を!

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説明書きをパチリ。参拝者の接待に使われた昭和の建築で、内部には四百畳もの大座敷があるんです。素晴らしい! 昭和の和風建築の最高傑作の一つだと私は思いますね。

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どこから撮っても絵になる/// 屋根の角度も美しいし、格子窓の意匠も素敵///

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私が一番気に入ってるアングルが、上の画像。大座敷へ入る正面入り口です。なんともいえないノスタルジーを感じませんか? 夕方~夜になって電球が灯ると、またいいんだ、雰囲気が///

ということで、気分も清浄になって、帰途についたのは14:00過ぎ。御朱印と仕事守を買って、そのままどこにも寄り道せずに名鉄に乗り、まっすぐおうちへ帰ります。おうちの最寄り駅に着いたのは、15:30過ぎ。駅ビルでケーキを買い、本屋で「麒麟がくる」特集が乗った『NHKステラ』を買って。

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お散歩終了のケーキタイム☆

ケーキ、すごい可愛い/// そして『NHKステラ』の表紙の長谷川光秀も、超渋い/// 『NHKステラ』の特集は、なかなか面白かった。メモリーブックも付録で付いてくるので、「麒麟がくる」ファンは買うべきかも。んで、その特集記事に、最終回のあらすじが少しだけ載っていたんですが、光秀が「殿は、戦のたびに変わってしまわれる」と不満を言ったところ、信長が激しい勢いで、「わしをこんなふうに変えたのは、十兵衛、おまえだ!」と答えるシーンがあると・・・!!

あのさ、でも基本的に染谷信長は性格変わってないよね? 「生首プレゼント」とか「誉めて症候群」とかvvv 精神面での成長がほとんどないのが、染谷信長の特色ではなかろうか? とすると、このセリフで信長が言っている「わしをこんなふうに変えた」が指している変化とは何か? それは、私が(勝手に)思うに、それはですね・・・

信長が光秀に向ける愛の深さ(と、その自覚)!!

これしかないべ? 最初は導く者と導かれる者、そして同志という絆だったものが、やがて十兵衛への愛に変わって、それは徐々に「自分だけを見て!」という執恋に変貌し、ついには十兵衛の周囲の人々全員に嫉妬の情を覚えてしまう妄執となった――ってコトっすね!?

おい、十兵衛、さすがにここまで言われたら気づけよな?

自分に向けられる信長の愛に気づけよな? 駄菓子菓子、たぶん十兵衛は気づかないんだろうな。或いは、「そんなバカな」と打ち消すか。オビ=ワンがそうだったようにvvv

ところで、最後の最後まで光秀=天海説の希望を捨てないでいようと考える私ですので、またもや勝手にそのルートで徳川の天下になった場合を妄想してみました☆

たぶん、家康に救われて三河に匿われた十兵衛は、自責の念から出家するんだよ。家康は七つの時に出会った十兵衛にずっと初恋してたから(萌)、やっと彼が自分のものになって、とっても嬉しくて、四六時中、傍にいさせたい。それでどうしても十兵衛の自害を許そうとせず、菊丸をお目付けにして見張らせるもんだから、それじゃ出家するということに。

家康は十兵衛を傍に置いておきたいので、出家も許したくなく、なんとか還俗させようとするんだけども、そこは十兵衛の十八番の頑固一徹さで翻らない。仕方なく、家康は僧形のままで十兵衛を傍に召すようになるわけさね。すごい、鉄板の「信長×光秀」編が本能寺で終わっても、「家康×光秀」編がすぐに始まるってわけですな!

まさに、長谷川光秀の総受けドラマと化している!(悶)

駄菓子菓子、どんなに家康に大切にされても、たぶん十兵衛は信長を忘れられないんだろうな/// ほら、オビ=ワンが死んだクワイ=ガンをずっと偲んでいて、アナキンをイライラさせたみたいに(笑)。どこまでもSWな大河ドラマよのお~///