昨日は「麒麟がくる」最終回の再放送を見て、宣言通り腑抜けになって突っ伏してました。可児の大河ドラマ館で買ってきたお土産の「明智光秀 中鉄砲きなこ餅」を食べようと思ったんだけど、十兵衛ロスがひどすぎて、桔梗紋の包み紙を破る気になれず（泣笑）。。。今日のおやつに覚悟を決めて食べますううう。
でもって、泣きながら、せめてもの思い出にと、テレビガイドの「麒麟がくる」記事を切り抜いてた。う、う、十兵衛様ああああ・・・って（笑）。
ほら、オタクは、すぐスクラップ作りたがるイキモノだからvvv
切り抜きに使ってるナイフは、みんな大好き〈肥後守〉だよん♪ 家ではカッター代わりにこの肥後守を常用しております。切り抜いた記事は、手帳や日記にペタペタペタ。そうこうしているうちに地震もあったりして、名古屋もけっこう揺れたぞな。私のマンションは、五重塔設計になっている（つまり、真ん中にどーんと吹き抜けがある）ので、高層階はけっこう揺れますのよ～。
ところで、岩波文庫の小泉三申『明智光秀』に続けて、昨日は小和田センセの『明智光秀・秀満』も読了した。小泉の本でも小和田センセの本でも、明智光秀の人柄として「優しさ」に言及しているのは興味深い。特に、小泉三申は、柴田・羽柴・明智の三将を人柄の点で比較して、有識故実に詳しい智将である明智がもっとも優柔不断だったように後世からは思われがちで、それが実に残念だという言い方をしていて、考えさせられるものがある。たしかに、豪胆（柴田）、或いは磊落な（羽柴）人柄に比して、沈着冷静で慎重なタイプ（明智）は、その地味な点から損な評価を受けやすい傾向があるのかもしれないね。
で、小和田センセの本でよく引用されている『織田信長文書の研究』を見ると、書簡の署名に「明智十兵衛尉」と書かれているのが、やっぱりけっこう多いのかな。今だラボの本の山から出てこない『信長公記』をなんとか発掘して、もう少し確認してみるけれど、巷の「架空性を高めるために、光秀ではなく十兵衛という呼称をドラマでは多用した」という意見は、ちょっと見当違いかもしれないよ？？ むしろ、史料に即して十兵衛呼称を採用したということかも？？
ついでに、例の天海説と並ぶもう一つの生存説である荒深小五郎についても、荒深説が記載されている古文書『塩尻』が、職場のアーカイヴに保存されていることがわかったので、これもまた明日にでも借りだすつもり♬ 尾張藩士の随筆なのか、へえ。
さあて、おベンキョのお話はそれではこれくらいにして、萌えトークいきまっしょい☆
まず、光秀＝天海説をドラマで採択するにあたって、障害となると巷でちらほら言われているうちのガラシャ案件については先日ここで解決した（個人的に。笑）ので、今日はもう一つの「明智家臣団が殲滅されたのに、自分一人だけ生き残ってる光秀ってどうなんだ？」意見につきまして――
いや、だからこそ、坊主になったんやろ？ ←（「坊主」とか言うなvv）
家康に執拗に乞われて、彼の補佐をするため生き延びる道を選んだけれども、自分を助けるために亡くなった家臣達のことが忘れられず、菩提を弔うために出家したんだよ。ほら、天海は「黒衣の宰相」と言われてたでしょ？
つまり天海の黒衣は、メーテルなんだってば！！ ←（古すぎて通じねえよvv）
メーテルの黒いドレスワンピは喪服の意味だったって、「銀河鉄道999」のラストで解明されるじゃん？ それと同じなんだよ、天海の黒衣は失った家臣達を思う喪服なんですよ！
ほ～ら、光秀＝天海説を採用したって、なんにも支障ない（笑）。ドヤドヤ（笑笑）。続編、いけまっせ～。
でもって、ただいま、萌えの突っ走るままにブツを書いておりまするるが（UPはもうちょっと待ってね～）、参考までにと「麒麟がくる」の画像を見直してると、麗しの十兵衛様の画像にぽか～～んと見惚れて、それだけで時間が過ぎていってしまふ///
皆様が萌えていらっしゃるように、私も最終回の、あの十兵衛の苦悩して顔に手をあてているポーズ、激しく萌えまするううう/// ちょっと今画像が出てこないんだけども、あのポーズ、色っぽくていいよねえ/// なんたって、あれだけ信長に蹴られてからの「気にするな発言」の後ですからね。
こんなこと（↑）言われて、そりゃ、十兵衛はこんな顔（↓）になりますわなvv
え・・？ 何？？ ちょ、よくわかりません。。。
理解不能な境地に陥った十兵衛の戸惑いが、痛いほど伝わってきますが、染谷信長にはまったくもって伝わっておりません（爆）。ので、信長様は十兵衛の混乱も見えておらず（自分の想いしか眼中にないDV彼氏なので）、「Say Yes」を高らかにお歌いになられるのですね。
おそらくこの話題の場面で、初めて十兵衛が信長の真意に気づいたのは（「え？ もしかして、自分、惚れられてる？？」ってvv）、信長が「わしが将軍を殺す！」とわめきはじめた瞬間ではなかろうかと。「殺せません」と十兵衛が歯向かった時、ふつうには十兵衛の首が飛ぶべき次第だから、十兵衛も覚悟を決めて言ったわけだが、あにはからんや、信長は自身が将軍を殺すと言い出して、命令を拒否した十兵衛には何のおとがめもなし！ ここまで来たら、さすがの鈍感十兵衛もようやく悟ったと思いたい///
マズイ・・・まさか自分、愛されとったんかあああ！（悲痛）
これまでのアレもコレも、全部信長様から自分への「愛の告白および嫉妬」だと気づいた十兵衛、だからこそのあの手で顔を覆うシーンが続くのですよ――と、考えると、うむ、激しく萌えネタが雨霰と降ってくる！！（笑） アナキンと破局したオビ=ワンよろしく、「どこかで教育を間違えた。でも、どこで？？」という感じやな。
いやあ、しかし、ほんとそう思うと、十兵衛に近づく男達をことごとく潰してきたよな、染谷信長。松永久秀があんな仕儀にあいなったのも、たぶんきっと、コレ（↓）が原因だと思われる。
十兵衛に膝枕で寝られた松永久秀氏、この時あなたの運命は決まった（笑）。
ということで、さて、そろそろ光秀のきなこ餅を食べようかな♪ そういや今日はバレンタインデーですね、染谷信長なら十兵衛のために南蛮からチョコレート買いつけて、二人でシェアして食べたがるんだろな///
