新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

国会図書館 & 「あやしい絵展」と「コンスタブル展」 & 染谷信長に助演男優賞を!

実家に戻ってから、毎日出歩いてて、さすがにちょっと疲れてきた(笑)。なぜに、ここを先途とばかりに、出かけてばかりおるのか?vv 今回は、お仕事の都合で一週間しか東京にいられないから・・・というわけでもなく、どうも「麒麟がくる」にハマってから、旅熱が再発して、とにかくほっつき歩きたくてたまらなくなっているようです。

昨日は、20度という暖かさの中、国立国会図書館に行ってきましたよ♪

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国会図書館前の桜も、既に散りがて。午前中から入館して18:00まで居座り続けたvv お仕事関係の資料を閲覧&コピーしまくり、マイクロフィルム資料をガンガン見まくり(頭痛と目眩してきた)、それから夕方頃にやっと明智史料を読める暇ができた。でも、「綿考輯録」を読み始めたところで、もうはや時間切れ。。。しかたない、名古屋に戻ってから、職場のアーカイヴで「大日本史料」を借り出して読むか。

でもって、本日は雨模様の天気だったのですが、思い切って美術館のハシゴを決行! まずは、竹橋の東京国立近代美術館にて開催中の「あやしい絵展」を観てきました。

あやしい絵展|イベント(19903)|イベニア

展示入れ替えがあるというので、まずは春休み中に一回観ておかないとと思って。感想は――これまで、こういうコンセプトの絵をあまり観たことがない人にとっては、とても新鮮な展覧会だろうなと思いました。換言すると、これまでこうした「あやしい」絵ばっかり趣味で観てきた人間にとっては、さほど斬新な企画ではないということになりますがvv 個人的には、「今回初めて観た、感動!」というほどの絵は来ていない感じ、かな。でも、こうしたテーマの絵が一堂に会してまとめて観れるのは、たしかにお得だよね♪ 

しかし、ミュシャやバーンズは別に展示しなくてもよくないか? 私としては、小林古径道成寺絵が含まれていたのが嬉しかったデス☆ あと、甲斐庄楠音の「畜生塚」もね。「横櫛」は、もう、何度目だよというくらい観てるからvv

それから、安本亀八の生人形「白縫姫」の展示もあって、それも楽しみに行ったのですが、私はやっぱり安本亀八の生人形はあまり好きではないなあと再確認。それほどリアルに思えないんだよね。ほぼ同時代の生人形作家なら、他にもっと超絶技巧のスーパーリアリズムな作家がいるからね。でも、安本亀八江戸川乱歩と親交があったんだよね。

そんなこんなで、図録やグッズも買い込んで、お次はメトロに乗り、一路東京駅の三菱一号館美術館へ向かいました☆

テート美術館所蔵 コンスタブル展 | インターネットミュージアム

これは良かった!

35年ぶりの大回顧展だけあって、主要な作品(テート美術館所蔵)が網羅されて来ている。私はターナー信者でありますが、コンスタブルも好き/// 風景画のやはり最高峰の一人だと思います。コンスタブルはノスタルジックなんだよね、あともう一歩で通俗になる一歩手前で踏みとどまっている感じ(笑)。

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「あやしい絵展」も「コンスタブル展」も、展示作品の幾つかは写真撮影OKだったので、パチリ☆ 上の画像は、コンスタブル独特の不穏な空と大地の対比が美しい、晩年の傑作「虹が立つハムステッド・ヒース」(1836年)。コンスタブルの絵は、細部をじっと見つめていると、その絵の中に吸い込まれそうな素晴らしい遠近法のテクニックがあることに、今回実物を観て気づきました。すばらしい!

ここでも図録とグッズを買いこみ、荷物がすごく重くなった。おまけに雨は止まないし。でも、心は充実して、元気に実家に戻りました。本日の図録を披露。↓

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図録はどちらも、ボリュームあって、大満足な出来です☆ 図録はその時に買っておかないと、後で後悔することになりやすい。ヤフオクでしか入手できない図録もあったりして。

それにしても、傘をさしながら雨の中を二つの展覧会の戦利品を提げて歩くのは辛かった。おかげで、長谷川十兵衛様のビール、今日も買えなかった(涙)。明日は浅草に出かけるので、明日こそ買ってくるぞ!

そういえば、ウェブ上で投票できるドラマアカデミー賞という企画があるそうで!

ザテレビジョンドラマアカデミー賞 | ドラマNo.1を決定します。 (thetv.jp)

ザテレビジョンドラマアカデミー賞 | ドラマNo.1を決定します。

おお、これは「麒麟がくる」のためにあるような企画ではないか!(喜悦) よし、投票するぞ!

長谷川十兵衛はもちろんなんですが、私はとにかく、染谷信長に何か賞をさしあげたいと、以前から思っているし、ココでも言った。従来の信長像の固定観念をみごとに覆した彼の演技力は、実にみごとでありました。

麒麟がくる】キャストビジュアル第2弾「織田信長」 | ORICON NEWS

まさに「哀しき覇王」そのものでした!(慟哭)

大河史上、最高に哀切な本能寺の変を生み出した、染谷信長の演技力と長谷川十兵衛の美しさに、是非ともアカデミー賞を!!

本能寺の変」に向けていま改めて伝えたいこと――「麒麟がくる」主演 ...

うん、やっぱり壮年になってからの長谷川十兵衛の貫禄と色気は、たまりませんな~~//// 本能寺の変が刻一刻と近づくにつれて、苦悩と煩悶とで色気マシマシになっていく長谷川十兵衛光秀が好きです///

ところで、えっと、続編情報はマダですか?(笑)