名古屋は昨日（17日）に梅雨明け宣言が出されました。それをニュースで見る前から、朝一番の抜けるような眩しい青空と白い雲に、夏の到来をはっきり感じましたので、梅雨明けは体感で知りましたねえ。
湿気よ、さらば！
暑いのは大変だけども、曇天でびしょびしょよりは、青空と白い雲の方がいいもんね♪ はあ、土用も近い。鰻食べたい（笑）。そんな私の朝食は、こないだの七夕の和菓子です。←まだ食っておらんかったのかいvv
七夕の短冊が載ってる～/// 可愛いですね///
そして、昨日は思い切って、出勤前の昼近くに伏見ミリオン座に寄りまして、「ライトハウス」のパンフレットを買ってきた！ 行ってよかった、どうやら私が最後の一冊を手にしたもよう。レジでお金を払っているときに、スタッフさんが「パンフ、売り切れました」と、仲間のスタッフさんに言ってた（汗）。危なかった～～～。
ゴシックな雰囲気が美しいパンフレットです☆
伊藤潤二の漫画も短いけれど堪能した。俳優と監督のインタビューが豊富だった。パディンソン氏、なかなかに命がけな撮影だったもよう。お疲れ様です！ それと、インターテクストについて、かなり詳細に説明している。もっとも、これは公式HPにも載ってるものですが。しかし、WEB上のデータは、いつ消えるかわからんからね。アナログで持っていた方がよかろうと思います。お値段は900円。
伏見ミリオン座のパンフは、私が17日までの在庫の最後の一冊を買ってしまったけれども、たぶん後日補充されるのではないでしょうか？
ってなことで、危ないところでパンフもGETし、そのまま出勤。午後はずっと、ノルマの原稿・・・と言いたいところですが、息抜きと称して、明智関連資料を「大日本史料」で再読してた（笑）。
上は、本能寺の変の後、明智が大徳寺に宛てた文書と神戸信孝に宛てた手紙。下は、細川文書に収録されている、例の、細川藤孝に恨み言を述べた手紙。
これらの明智の直筆書簡は、現在は八木書店から刊行されている『明智光秀 史料で読む戦国史』等で一括して手軽に読めるようになってます。私も買っていて、それを以前ここで紹介しましたが、「大日本史料」で読むのもいいもんです。
美しい文字を書く戦国武将といえば、奥州筆頭伊達政宗がまさに筆頭格ですね。明智の文字は、美しいというわけではなく、律儀な感じですかね。
同じく「大日本史料」ですが、こちらもご紹介。↓
「大三川志」の抜粋で、例の小栗栖での明智の首のくだり、赤線を引いておきましたが、「光秀ガ面皮ヲ剥ギ」田中へ埋め隠したとある箇所。明智家臣が主君の首を隠したのが事実として、たしかに敵兵に発見されるのを恐れて面皮を剥いでおくという行為は、あり得るかもしれない。そして、面皮を剝いだのなら、やっぱり首の識別はできないんじゃなかろうか？？
やはり、秀吉が実検したという明智の首は、にせも・・・ゲフンゲフンvv
というような憶測が生まれる条件は、当時から揃っていたのでしょうな。ふむふむ。
でですね、私は今度は「天台座主記」なるものを読みたいんですが、理由は、あの比叡山焼き討ちの際、信長の命令に背いて明智がひそかに高僧や女子供を逃がしたという記録が載っているからです。この「天台座主記」にだけそういう記述があるらしいので、信憑性は低いようですが、私の関心は信憑性の問題ではなくて、なぜ「天台座主記」にそういう明智賛辞の記述があるのかという点なんです。
天台座主と言えば、そう、天海ですからね！
明智＝天海だったからこそ、「天台座主記」に明智賛辞の記録があるのでは、と、明智＝天海説を提唱した大昔の誰かさんも考えたのではなかろうか？（笑）
いやあ、ほんと、興味深いですなあ～・・って、仕事しろよという感じですね、ハイ。でも、ちゃんと原稿1本、仕上げたもん。がんばったもん。
駄菓子菓子、夜になって、明智本研究にうつつを抜かした罰が当たったのか、突然の腹痛に見舞われ、久しぶりに七転八倒の苦しみを味わいましてな。。。ようやく収まったのが、もうはや23時を回ろうかという頃合い。いやあ、全身冷や汗をかいて、びっくらこきましたわ。何か、悪いモンでも食べたんやろか？ じゃなくて、あれだな、ラボでがんがん冷房つけてたから、お腹が冷えたんだ。おこちゃまなポンポンだから～。
