新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

初夏の牡蠣☆ & オビ洋書『M & A』第五章読了、三つ編みいじるオビちゃん

平成も今日で終わりですね~。朝から涙雨の如くな天気の東京です。

こないだの28日の研究会は盛会で無事に終了。懇親会までおじゃまして、御茶ノ水のイタリアン・レストランで初夏らしく生牡蠣を食してきましたん♪

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爽やかな夏の食卓という感じです☆

子供の頃は牡蠣が好きじゃなかったけれど、大人になると、たまりませんな、こりゃ。(笑) お酒は体調が心配でちょっと控えめに。サングリアを3杯ほどでおさめました。

そして昨日(29日)は、近所の駅ビルに用事があって出かけ、椿屋珈琲店でおやつを食べました。

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チョコレートケーキ・・・おっきい・・・///

胃にドスッとくる感じvv それにしても、どこもかしこも人人人で大混雑な連休ですなあ。

ということで、雨というのもあって今日は一日実家でのんびり。オビ洋書『MASTER & APPRENTICE』も第五章までいっきに進んだよ。ということで、萌えどころをご紹介☆

他のパダワン達は、マスターのお供でいろんな星に行ったり、面白い調査に取り組んだりしてるのに、パダオビちゃんはクワイの命令で、聖堂の図書館にこもり、古代の巻物に書かれた予言を一つ一つ調べて書き写すという退屈なお仕事をしなければなりません。古代の言説の勉強自体は面白くていいのですが、オビにはクワイの言いつけの目的が理解できず、むっつり不機嫌です。(笑) 17才のパダオビちゃんによる、クワイ=ガンへの不満たらたらを翻訳でどうぞ☆ ↓

(なんだってクワイ=ガンは、こんな古代の予言なんぞに興味があるんだろう?)

 クワイ=ガンが聖堂の学者達の中の一人というなら、古代の勉強に時を費やすのが仕事のほとんどだとしても納得がいくだろうが。しかし、少なくともオビ=ワンが知る限り、クワイ=ガン・ジンは現実主義者で、ざっくばらんで、実際的な男であり、それも度を超してそうなのだ。

「理想を抱くのはいいことだが、もし我々がいるこの宇宙の事象のどこにもそれがあてはまらないようなら、そんな理想が何の役に立つ?」かつてクワイ=ガンはオビ=ワンにそのように尋ねたことがある。「私達の信念が教えてくれるものと、現実に生きる人々が必要とするものとが食い違うならば、それは我々が学ぶべき事柄がまだまだ他にあるということではないだろうか?」

 クワイ=ガンがそう言うと、とても高邁な教えを語っているように聞こえる。しかし実際、彼がこういう台詞を吐きながらやろうとしている行為は、もしどうしても必要なら犯罪者から船をちょっぴり拝借するのも厭わないとか、機に乗じて種族の独立運動を成功させるためにはパダワンの一張羅を賭け事の景品として差し出してもよいといったようなことなのだ。

わははは、パダオビちゃん、ご立腹!(笑)

さも高邁なジェダイらしい格言じみた言葉でごまかしながら、クワイのやることといったら、まったくもって現実功利主義的で俗世っぽい実際家な行動なわけで、オビちゃんはどうやらかつて、自分の一番お気に入りのローブをクワイが賭け事の景品に差し出してしまったことを根に持っているようです。

ん? ちょっと待て。

弟子のローブを賭の景品に?? ということは、賭けに負けた場合、オビちゃんはその場でローブを脱がされたのでは!?(爆) そそそそ、そんなっ、まるで二次創作にごっそりありがちな展開が、公式で認定!? ひょおええええええ!!

そして、そんなパダオビちゃんの公式ぶっとび認定が、もう一つ! 調査した古代の予言のノートを持って、クワイ=ガンの部屋を訪れたオビ。あちこちの星で拾ってきた物でごたごた散らかっているクワイの部屋で、マスターと予言について問答をし、クワイの問いかけになんとかうまく答えようとがんばるパダオビちゃんの描写なんですが。↓

「おまえは、古代オルデラン語を学んだことがあるのか?」

「いえ、それほど正確には学んでいません――でも、自分が収集した言葉が何を意味しているかに気づくほどには、わかっているつもりです」

 オビ=ワンは神経質そうに、自分の三つ編みを指先で引っ張った。それから、自分のしていることにハッと気がつき、その仕草をやめた。三つ編みを指で引っ張る仕草は、オビ=ワンが自分でも止めたいと願っている癖だった。

何かプレッシャーを感じると、無意識にパダワン・ブレイドを指で弄んじゃう癖のあるパダオビちゃんですって!?

ぎゃあああ、パダオビ、ギャンかわ/// これまた、二次創作でごっそりありそうな設定じゃありませんこと、奥さん!? すごい、こういった描写はさすが女性作家。それも腐女子のツボをよく知り尽くした女性作家でないと書けないでしょうよvv

んでもって、一方、クワイはカウンシルに呼び出され、カウンシル・メンバーに加入することを勧められます。さすがのクワイも内心とても嬉しいのですが、そこでそのうれしさに水を差す思いが――他ならぬオビのことです。翻訳。↓

 彼(=クワイ)は既に、自分とオビ=ワンは師弟としてはミスマッチだと信じ始めているところだった。もっと前にクワイ=ガンがオビ=ワンとの師弟関係の抹消を主張しなかった主な理由は、そのことがオビ=ワンを深く傷つけるからだ。そして、そんなことになってオビ=ワンが傷心したとなったら、それは彼をパダワンにすると決めたクワイ=ガンに責任がある。ここでカウンシル・メンバーへの誘いを受ければ、自分とオビ=ワンとの師弟関係の抹消は、そうした余計な情のまじらない、合理的な処理の仕方という感じで行われるだろう。オビ=ワンは、おそらく、自分よりもよほど相性の良いマスターの許へ回され、問題は万事解決だ。

 それなのに、なぜ、そう考えることがこれほどクワイ=ガンに、深い喪失感を与えるのだろうか?

なぜかって? それはあなたがオビを愛しちゃっているからでしょうが、クワイ=ガン///

おほほほほ、なんちゅう美味しいシーンなんざましょ/// オビをパダワンから解放することが、「深い喪失感」ですってよ、奥さん、たまりませんわ/// 親子ほどの年の差カップル、クワオビの蜜月小説として、うむ、文句なし!!(笑)