新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

クワオビ→アナオビ考察

引き続き、小説版『シスの復讐』から、クワオビ→アナオビ派には神の言葉かと思われるほど破壊力満点な文章のご紹介で、本日もいきまっすー。
オビ=ワン視点からのアナキン語りの一節ですが――

時々アナキンは、胸が痛くなるほどクワイ=ガンによく似ている。

なんですとっ!?

ひええええええええええ!!
これってこれって、「昔の男を、今の男にダブらせている」ってか、「昔の男の面影を、今の男に無意識に求めてる」ってことですよね!?

ダメ!
ダメだよ、オビ=ワン!!

これは、ふつうに、恋愛の御法度でしょ〜。(汗)
しかも、アナキンの様に俺様一番でプライドが半端なく高くて、疑心暗鬼にとりつかれると暴力に走る(なんかこう書くと、アナキンっていかにもサイテー男だな。笑)タイプには、一番とってはいけない態度だよ、オビ!

・・・これは、アナキン、辛いだろうな。
聖堂育ちで天然なオビは、こういうところが無意識に残酷なのかも。
或いは、教育ママ過ぎて、理想像だった自分の旦那のような男に子供も育って貰いたいと思うばかりに、そのイメージを押しつけちゃうとかか?
まあ、オビは賢いので、そこまではいかないだろうけれど、それでも、その破天荒なところやガタイのいい体格などに、ふとクワイ=ガンを思い起こしてアナキンにダブらせてしまうオビ=ワンのまなざしは、アナキンにとっては嫉妬の温床になってしまうことでしょう。

なにかとオビに反抗的なアニーって、そういうオビの「昔の男へ捧げる純情」を敏感に察知して、それで怒り狂っていたのかも知れない。
そう考えると、クワオビ→アナオビって、切ないなー、ほんま。
オビの「胸が痛くなるほど」という表現が、また、オビのクワイ=ガンへの恋心を表していて、実に素晴らしい言い回しです。

私、クワオビって、プラトニックだったと思うのよ。
腐女子目線では、まあ、いつかはということなんでしょうが、たぶんオビを卒業させた後もパートナーとして一緒に任務に就く中で「いつかは」とクワイ=ガンも考えていたんだろうけど、そのいつかが来る前に彼は命を落としてしまったんだと思いたい。
クワイ=ガンって、カウンシルに入っていないのは彼の信条もあったろうけど、それより、けっこうジェダイコードに違反して各星に隠し子とかいそうな生活を送っていたんじゃないかな。(笑)
だけど、そんなおちゃらけた生活してるクワイ=ガンでも、オビに対してだけは真面目だったと思う――手は出していなかったということさね。パダワンなんだから当たり前なんだけど。(笑)
でも、オビが卒業したら、わかんない。そんなスリリングなプラトニックラブを、クワイ=ガンは楽しんでいたんだと思うな。

だけども、結果としては、オビを子持ちの未亡人にしてしまったわけで。(爆)
その責任もあってさ、クワイ=ガンって霊体化した後、実はずっとオビ=ワンの傍にいて、オビをフォースで包んでいたんじゃなかろうか。
つまり、アニーはまずオビの清らかなフォースで守られていて、そのオビを霊体となったクワイ=ガンが力強いフォースで守っていて、という二重構えのフォースの構図。
だから、パルパティーンはオビがアナキンの傍にぴったりくっついていた時には、絶対に手を出せなかったんだ、きっと。

アナキンがパルパティーンの影響を受け始めたのは、エピソード2の冒頭、
「最近よく眠れなくて」
というセリフでうかがえるように、たぶん、オビがアナキンに添い寝しなくなった時からじゃないかね?vv
それまでは、腐女子様の妄想の様に、オビはアナキンに添い寝してあげてたと思う。これってデフォでしょvv
でも、そろそろアニーも大きくなって成長してきたからってんで、オビは添い寝を止めて自分のベッドからアナキンを追い出したんだね。
そのとたんに悪夢を見始めて不安定になっていくアナキン――萌える!(笑)

クワイ=ガンは異端のジェダイで、カウンシルにもあまり寄りつかなかったから、コルサントの政治的思惑にも巻き込まれず、それが結果的に功を奏して、パルパティーンクワイ=ガンというジェダイについてはよく知らなかったし、手出しできなかった。
そうした流れがあったからこそ、クワイ=ガンに大切に育てられたオビの純白なフォースに関してもパルパティーンは影響を及ぼすことができなかったんだね。

前線に赴いて過酷な戦争を戦い抜いている割には、オビって身体のどこも傷つかないんだよね。あのアナキンでさえ片腕を無くしているっていうのにさ。
それもこれも、きっと霊体となったクワイ=ガンが守護しているからに相違ない。

上は、エピソード3で、グリーヴァスと戦うオビ。
前髪乱してる方がセクシーでいいと思うの♪

いやあ、なかなか深いし、今更ながら萌えるなあ///