新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

お仕事、中休み☆

先月30日から連チャンで続いたハードなお仕事も、本日でまずは一区切り。
ま、来週からまた再開されるんだけどね。ともかく、少しホッとしました。

しかし、お仕事がどんだけハードでも、夜、おうちに帰って、のんびりお風呂入って夕飯食べて、好きなDVDなんぞを繰り返しボーっと見ていられれば、なんというか、それだけですごく幸せ☆
何に遠慮することもない、自分の好きなようにくつろぎ時間を満喫できる、シンプルライフが最高だとつくづく思います///

ってなわけで!
今夜も、いきます、スターウォーズ妄想☆
恵方巻食べながら、いきまっしょい☆

それにしても、オビ萌えの作品欠乏症で悶え苦しんでおりまする!
クワオビ→アナオビ、もっともっともっとおおおおおお!!!

殺伐たる本編の反動か、いろんなサイトさんの中でも、ほんわかマスターなオビと変態アナキンの可愛いギャグ漫画やってらっしゃるサイトさんがお気に入りです♪ 可愛い♪ でも更新止まってるなあ。。。
ジェダイ聖堂で、一緒のお部屋に同居してて、オビがマスターなのにパダワンのアニーのために朝ご飯作ってくれたりする日常風景、いいですなーvv
クワオビだと、パタオビ(パダワンのオビ)がマスターのクワイ=ガンのために朝ご飯とお弁当を一生懸命作ってるのが定番ですが///

それにしても、アナキンって、あんなに綺麗な顔してるくせに、悪食なんですよね。。。
俳句に、「その声で 蜥蜴食うかや ほととぎす」ってのがあるけど、

その顔で 虫を食うかや アナキンくん!

って、ところでしょうか〜。
破天荒な師匠にいろんな危ないところへ連れて行かれたとはいえ、基本的にクワイ=ガンに庇護されて大事に護られてた上に聖堂育ちで純粋培養なオビ=ワンは、アナキンがいきなり土をほっくり返して虫を食べ出すのを目撃した時、そりゃあギョッとしたでしょうなあ。(笑)
「やめなさい! アナキン!(汗)」
「え〜? でも美味しいですよ、タンパク質ですもん。マスターも、一緒にどうですか?」
とかいう会話が、アナオビの間で取り交わされたろうな♪

アナキンが虫を食べるというのは、映画のノベライズやブリッジ・ノベル、スピンオフ・ノベルに出てくる設定。
スター・ウォーズって、映画以外に仰山小説が刊行されてるので、それを追いかけて読むのも大変ですが、数ある小説の中で私が分量・質共に最高傑作だと思うのは、『シスの復讐』のノベライズかな。

スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 (Lucas books)

スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 (Lucas books)

この小説は、単なる映画のノベライズという域を超えて凄いよ!
アナオビ的には超凄まじい萌え爆弾が、これでもかとばかりに落ちてくることでも有名。(笑)
なんたって、本文中で、パルパティーンがアナキンに向かって、
オビ=ワン・ケノービへの愛を取るか、パドメ・アミダラへの愛を取るか」
と、二者択一で迫るんですからっ///

オビ=ワン・ケノービへの愛をとるか!?
なんですとっ!?

これ、公式なんですかっ、ってなもんよ、奥さん! ←誰や!(笑)
それから、パドメの部屋に入ったアナキンが、その部屋にオビ=ワンのフォースの残滓をかぎ取って、
「部屋中がオビ=ワンのにおいを放っていた。・・・ここだ、オビ=ワンはここに座った」
って、オビが座ったソファのあたりまで直覚するとかね!
オビのフォース、オビの匂いなら、どんなに微かでも遠くでも、察知できるアナキンなんですね!
その他にも、オビ=ワンを形容するに実に美しい比喩が鏤められた箇所が散見して、オビのファンにとってはバイブルとなっているこの小説、マジすごい///
オビ=ワンの戦い方を形容して、「エレガンス」とかね!

そして、ことあるごとに「ここにオビ=ワンがいてくれたら!」と切望するアナキンの姿とか、もうほんと、ママを見失って迷子になってしまった幼いアニーそのものだよ。(泣)

ダークサイドに落ちてしまい、パドメの首をためらいもなく絞めてしまったくせに、オビ=ワンに対しては、
「あなたを殺したくない!」
と叫ぶアナキンが、最高にアナオビ的に切ない。。。
あのアナキンの一騎打ち最後の台詞、「あなたが憎い」は、原文では「I hate you!」なわけで、小説では「あなたなんか大嫌いだ!」と訳されてます。
映画の「あなたが憎い!」も切ないけれど、小説の「あなたなんか大嫌いだ!」という訳も、最後の最後まで幼い駄々っ子だったアニーの台詞として切なくも相応しい。

映画版は、「あなたが憎い!」=「あなたが恋しい!」
小説版は、「あなたなんか大嫌いだ!」=「あなたが大好きだ!」

という暗喩なんでしょうね。。。(号泣)
あまりにもジェダイそのものであるために、自分だけを愛して欲しいというアナキンの恋着に応えてやることができなかったオビ=ワン。
オビ=ワンの理解する愛と、アナキンが欲しがる愛とは、永遠の平行線。
もしクワイ=ガンがもう少し生きていて、オビ=ワンにリビング・フォースをもっと深く教え込んでいたら、もしかしたらオビもアニーの求める愛についてもう少し理解が及んだかもしれないのだが・・・すべては「たられば」の話でしかない。

或いは、オビ=ワンが、あんな両性具有な気配を漂わせる柔らかく甘い雰囲気の持ち主でさえなかったら・・・。(笑)

そういや、アナキンの母シミも、パドメも、髪の色はダークカラーだった。
オビは金色の髪。
アニーにとって、オビ=ワンは身近にいながら、どこか別世界の存在でもあったんだろうな。腐女子様の妄想どおり、「アイエゴの月の天使」は、アニーにとって、実はパドメ(手に入れることができた存在)ではなく、オビ=ワン(絶対に手の届かない存在)だったのかもしれないね。切ない!

やれやれ。
スーパーナチュラルでも、ディーンが求める愛と、キャスが理解する愛とは、どこかすれ違ってしまう設定が生かされているわけですが、これも切ないもんだよねー。