うわああ、せっかく職場に来たのに、メガネ忘れちゃって、私のバカバカバカ!!
まあ裸眼でも大丈夫は大丈夫なんだけど、疲れが早く来るんだよー!
やっぱ、夕べあまり眠れなかったせいかなあ?
なんせ、オビ洋書で号泣してしまったから。。。
なんの話かというと、先日から騒いでいる『STAR WARS THE CLONE WARS WILD SPACE』のことです〜。
お問い合わせを受けたので(笑)、実物の画像を載せますね。
厚さはこんくらい。↓
なかなかの分厚さです。342頁あります。
ページを開くと、こんなです。↓
さすがにJAシリーズより、文字が細かいですね。(笑)
でも、ほんと、英文は馴れなので、大丈夫だよ、読める読める♪
で、何がそんなに号泣かというと・・・ちょっとその話の前に、この小説のオビのかっこよさについて語らせて下さい!
オビがめっちゃクーーーーーール///
ジオノーシス直後の話が冒頭で、パドメとアナキンのただならぬ雰囲気を察したオビは、単身でパドメの議員宿舎に向かい、両者はそこで対峙します。
パドメとオビ=ワンの激しい口論が展開されることにびっくりなのですが、そこでオビ=ワンが見せるジェダイ・マスターとしての恐ろしい一面がけっこう衝撃的。以下、翻訳します。アナキンと別れるようにと強いるオビに対して、皮肉を込めて言い返すパドメの台詞から始まります。
「クワイ=ガンはしょっちゅうカウンシルを無視したわ」彼女は言い返した。「彼はタトゥイーンで私にそう言ったわ。自分で判断できるのに、自分自身ではない他の誰かの意見の代理として振る舞うなんて愚かなことだと」彼女はティーカップを持ち上げ、茶を少し啜った。「クワイ=ガンがあなたに同じアドバイスをしなかったとは、驚きだわ、オビ=ワン」
オビ=ワンの眼は何の感情も表さなかった。彼の表情は氷のようだった。「私はクワイ=ガンについてあなたと議論するためにここに来たのではない」
オビ=ワンの声のあまりの冷たさに、パドメはぶるっと身震いした。これがオビ=ワンという男だ――あのアナキンをさえ反省させ沈黙させることができる男。パドメはもう少しで泣き出しそうになった。
(でも、私は脅しに屈するような女じゃない。彼には私を叱りつける権利はないわ)
彼女はカップを下に置いた。「いいわ。じゃあ、こちらのことについて議論しましょう。もしアナキンが助けにこなかったために、あなたがジオノーシスのアリーナで死んだとしたら、アナキンは大きなショックを受けるでしょう。私が彼の傍に立ってそんなことが起きるのを黙ってみていられたと思う?」
「君の指摘は的を外している、パドメ。肝心なのは、アナキンはあのような行動を起こすべきではなかったということだ。彼はジェダイだ。彼は自分の考えではなく、義務に従うことを要求されているんだ」
「だから彼はそうしたのよ! 彼はマスター・ウィンドゥの指示に従おうとしたわ。私があなたを救うことを決めたのよ。私のボディーガードだったアナキンには、私に付いてくる以外に選択の余地はなかったわ」
パドメの反論は、オビ=ワンの皮肉を帯びた視線で報いられた。「すばらしく創意に富んだ意見ですな、議員」オビ=ワンは言った。「クワイ=ガンもあなたを誇りに思うでしょう」
ちょっと長くなりましたが、どうですか!?
オビの印象が、なんかこれまでのノベライズやスピンオフと比べると・・・
ちょ・・・怖・・・///(汗)
オビ、すげー怖い!!
あのアナキンの我が儘さえ、黙らせることができる、オビ=ワンのジェダイとしての真骨頂とは!。
もともと、オビは短気で粗暴な性格の少年だったようですからね(笑)、彼が本気で怒ると凄まじく怖いんでしょうな。。。
しかも、アナキンのような烈火のごとき怒りではなくて、冷たくて非情で皮肉の効いた怒り方だからタチが悪い///
そもそも他のスピンオフでも、オビは寸鉄人を刺す皮肉が得意な男で、相手の弱点を的確に見抜いてそこを突いてくる頭の良さがある。
例の、アナキンに対して「ワトーの店に置いてくるべきだったかな」という冗談も、本人はそんな意図はなくても、アナキンにとって一番痛いところを痛烈に突いた言葉だよね。
オビ、恐ろしい子!vv
絶対に敵に回したくないね。
ほいでもって、私が号泣したところは、第3章の結尾の箇所。やっと意識を取り戻したアナキンは、目が覚めて一番最初にオビの顔を眼にするんですね。オビはパドメと激しくやり合って、彼なりに疲労困憊し若い愛を摘んでしまうことに対する罪悪感にもさいなまれながら、アナキンの様態が心配でずっと枕元に付き添ってたんです。だから、アナキンは目覚めて最初にオビを見たのね。
そしたら、目覚めるなりアナキンは、母親が死んだことを全部オビ=ワンのせいだと激怒して、彼をなじるんです。オビは驚いて、そしてひどく傷つくのですよ。以下、抄訳するとこんな感じ。↓
アナキンは十年間自分の良き師であり友達であった男を見た、しかし、この時彼の考えを占めていたのは自分が失ってしまったものについてだけだった。彼はジェダイになることによって、何を手放してしまったのか。
「僕の母は死んだ」アナキンはかすれ声で言った「そして、母が死んだのは、全部あんたのせいだ!」
オビ=ワンは後ろへのけぞった。「何!? アナキン、それは違う・・・」
「出て行け」アナキンは叫んだ、彼の視界の端は赤と黒に染まり始めた。そして、彼の内に潜む激怒は嵐となって吹き出し始めた。「僕はあんたに傍にいてほしくない。もしあんたが僕の夢を信じてくれていたら、母は死なずにすんだ。僕が彼女を救い出せていれば、母は今でも生きていた。僕から離れろ、オビ=ワン! 一人にしてくれ!」
しかし、オビ=ワンは去らなかった。「すまない。私は知らなかったんだ、アナキン。おまえは彼女が危険な目に遭っている夢を見たわけじゃない。おまえは彼女が死んだ夢を見たのではなかった。もし・・・もし、おまえが私に話していてくれさえしたら・・・」
アナキンは自分の肩にオビ=ワンの手がかけられているのを見やった、そして激しく肩を揺すってその手を振り払った。「僕に触るな。聞こえないのか? 僕は出て行けと言ったんだ」
うわあああああ!!(号泣)
アナキン、そんなに怒らないで! アナキンの気持ちもわかるが、オビの辛い気持ちもわかる。
ここは、例のEP2の冒頭、「最近、母の夢をしきりに見るんです」といったアナキンとオビの会話が下敷きになっています。
でも、たしかに、アナキンは「母の夢を見る」とはいっても、「母が危険な目にあっている」とは一言もオビに告げていなかったんだよね・・・。なんという行き違い。(涙)
結局、オビがアナキンの母の死を知ったのは、自身も深く傷ついて治療が終わってから、ヨーダに教えてもらったんだよ。その時の、オビの衝撃とアナキンを思いやる気持ちは深かったと、この小説では語られています。
そして、アナキンがほとんどダークサイドに片足突っ込んで、「おまえのせいだ! 全部オビ=ワンが悪い!」と泣き叫び暴れるんですが、オビ=ワンは決してアナキンの傍を離れず、泣き叫ぶアナキンを強く抱擁するんですよ!
母を失い、片腕も失ったアナキンは、ヒステリーの発作を起こすんですが、結局オビにしがみついて、オビの腕の中ですすり泣くんですね・・・///
私ったら、第3章で既に滝のような涙なんですけど、奥さん!!(><)
この先読み進めていって、私のメンタル大丈夫かしらん?(笑)
思うに、こうしたアナキンとの激しい確執に深く傷ついたオビを、あのベイル・オーガナさんが、最初はぎくしゃくしながらも、次第に癒していく・・・なんていう美味しい展開なのではないでしょうかっ!?
乞うご期待☆
ってか、いつそこまでたどり着けることやら///
この小説、23章まであるの。仕事との兼ね合いをみながら読むとしても、来月いっぱいはかかりそうじゃないかね?vv ひーvv
ということで、メガネ忘れたので、今日はとっとと帰るかな・・・。
明日からは熱海温泉でーす☆