新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

クワイ=ガン発売☆ & アナオビは公式だったよ・・・当然か♪

オビ洋書に夢中になって、辞書と首っ引きで読み耽っている間に、クワイ=ガンが売り出されてた。(笑)

あわわわわ〜〜〜〜〜///
ようやくというか、やっとというか、遅いよというか、まともなクワイ=ガンがお目見えのようですな♪
さぞかし、パダオビが喜ぶことでありましょう。
うむ、予約した☆

さて、昨日はベイオビ展開であっぷあっぷしましたが、本日は少し冷静になって、第8章を見ていきましょう。

王道のアナオビでっせ、奥さん///

昏睡状態を脱したものの、まだ集中治療室で予断を許さない病床にあるオビ=ワンの許へヨーダが訪れます。動けないオビの代わりに、まだナイトに昇格したばかりのアナキンをグリーヴァス討伐に向かわせる意向を告げにくるシーンなのですが、オビがどれほどアナキンに愛着しているか、そしてそのことをヨーダが見抜いている様子が描出されます。
オビのアナキンへの愛が痛いほど伝わってくる箇所です! 以下、ざっくり翻訳。↓

「安静にするのじゃ、オビ=ワン」ヨーダは命令した。「怪我を再発させたいのか、ん?」
 安静にしている時間などない、惑星ボサウイが攻撃される時間は迫っているのだ。
「マスター、私はボサン達を護らねばなりません」オビ=ワンは歯を食いしばり、体力の衰弱を追い払おうと努力しながら言った。「私をバトルシップの指揮に任命してください。私をボサンのシステムに入らせてください、私を――」
「ダメじゃ」ヨーダは顔を近づけ、ベッドのマットレスに自分の小さな手を置いた。彼の顔はいかめしく、見透かすようなまなざしだった。何世紀も蓄積されてきた権威が、瞳の中に燃えさかっている。「おまえの治療は済んでいない。若きスカイウォーカーが戦闘部隊をボサウイまで導くのじゃ」
(アナキン!? 彼が戦闘部隊の責任者だって? ダメだ――いけない、早すぎる、そんな責任を彼の若い肩に負わせるのは酷だ。この戦闘の危険は大きい。アナキンを選ぶなんて間違いだ)
「オビ=ワン」ヨーダは、オビ=ワンの治療中の腕を突いて言った。「愛着についての教えは覚えておるな、ん? アナキンに対しておまえが抱いている不安や心配を、おまえは心から去らせねばならん。彼を一人前のジェダイ・ナイトとして認めねばならん。いつまでも、おまえのパダワンではないのだ。おまえがかつて知り、訓練し、あらゆるものから護ってやっていた子供は、もういないのじゃ。彼は今や、成長した。アナキンを、一人前の男として見るのじゃ、オビ=ワン」
     (中略)
「わしは間違っておるかの、オビ=ワン?」ヨーダは優しく問いかけた。「グリーヴァスとの戦いに行かせるには、間違った男であるか、アナキン・スカイウォーカーは?」
 間違い? いや。いや、間違ってはいない。しかし――
(私はこの日が来ることを、いつも心で感じていた。ただ、それがこんなにも早く来るとは思わなかっただけで……)

泣ける!
オビがアナキンを行かせたくない気持ちには、完全に母親の過保護っぷりが滲み出ているよね。。。うちの子を危険に晒したくない、っていうヤツ。
そして、そんなオビを優しく諭すヨーダのセリフには萌えの火種が! 育み育て護っていた子供ではなく、一人前の男としてアナキンを見るように、と!

オビがアナキンを一人前の男として見たら、
たちまちめくるめくアナオビの世界がスタートするんですけどっ///

大事に大切にローブにくるんで育てていた子供だったはずのアナキンが、いつのまにか成長して、銀河一の美丈夫になったことを、急に意識するようになったオビ☆
でもって、オビはとてもアナキンを心配しつつも、ヨーダの言葉に従って、アナキンに任務を告げることを約束するんですね。
翻訳します。↓

「はい、マスター」オビ=ワンは囁くように答えた。彼の瞳は、彼の意志に反して閉じられた。そして、オビ=ワンは小さな優しい指先が自分に触れるのを知った、それは昔からよく知っている軽くかすかに撫でるような感触で、彼を眠りへと導いていく。
「眠るのじゃ、オビ=ワン」ヨーダが言った。「窮地に陥っている共和国を救うためには、おまえの強さが必要なのだから」

うーん、ヨーダ、優しい♪
子供の頃からオビはこうしてヨーダに寝かしつけられていたことがわかる一文です。

しかし、病室を見舞ったアナキンに任務のことを告げると、アナキンは興奮して軽率に喜んでしまうんですね。
それを見て、オビは「もっと慎重になるように」とお説教するんですが、アナキンはオビの心配が愛情から来る不安だとは悟れないで、例の、「僕を認めてくれない!」って思いこんで激怒して大声でわめくんですよ。あんなに「オビの神経を刺激してはいけない」と医者に言われていたのに、大声でオビを非難するアナキン。。。
そして、案の定、オビの様態が悪化してしまいます。翻訳。↓

「僕は怯えてなんかいない!」アナキンは鋭く言い放った。「僕は自分が出来るってことを知っています。僕は準備が出来ている。僕は変わったんだ。もう何も知らない初心者じゃない、ジオノーシスで失敗したパダワンじゃないんだ」
 アナキンは手袋をはめた手を高く上げ、拳を作った。
「信じて、オビ=ワン! 僕はあなたのレッスンから学んだんだ」
「おまえはあのレッスンについてはたしかに学んだだろう」オビ=ワンは毛布を鷲掴みにしながら言った。「だが、それはおまえが全てを学んだことにはならないんだ、アナキン。おまえはまだ若い。おまえはまだ、多くのことを学ばなければ――」
 残りの言葉は、オビ=ワンの激しい喘ぎの中に消え去った。ぎょっとして、アナキンは元マスターの血の気の引いた真っ青な顔色を見つめた。オビ=ワンの額に浮かんでいた汗の玉は、今や雫となって伝い流れている。シスの残忍で容赦のないフォースライトニングに攻撃されたような、爆発的な痛みがオビ=ワンを襲った。
「マスター!」
 アナキンは叫び、ベッドに駆け寄った。
 オビ=ワンは体を横転させて丸くなり、膝が胸に当てられた。下唇を歯で食いしばる。アナキンは彼の肩を捕まえ、痛みで堪えられないほど痙攣して震えるオビ=ワンを抱きしめた。
「ごめんなさい!」アナキンはオビ=ワンを揺すぶりながら訴えた。「怒鳴ったりしてごめんなさい! あんなことを言うつもりじゃなかった。あなたは正しい。僕はまだ学ばなければならないことがある――あなたから、オビ=ワン。他の誰も、あなたみたいに辛抱強く僕を教えてくれはしない。他のどんなジェダイも、あなたのようには僕を理解してくれはしない。しっかりして、しっかりして……」

うわああああ!!
泣けるううううううう!!!

本も辞書も涙でビショビショ。(笑)
この後、飛び込んできた医者の処置で、オビは危うく助かるのですが、後悔しきったアナキンをオビは朦朧としながらも再び呼ぶんですね。

オビ=ワンは息をつき、呻いた。
「アナキン……」
「彼は去りました」ヴォカラ・チェ(医者)が厳しく言った、アナキンのいる方向へ投げつけるような視線を飛ばしながら。「あなたは休まなければいけません」
 顔をしかめ、オビ=ワンは枕の上の頭をめぐらした。
「いや、いやだ――」
 アナキンはヴォカラ・チェの怒りを無視して、ベッドの反対側へ滑るように動き、オビ=ワンの手をしっかり握りしめた。
「僕は去っていません、マスター。ここにいます」
 オビ=ワンは強いて目を開けた。彼の双眼は曇り、焦点は定まっていない。
「おまえは、明日の朝一番にカウンシルに行き、最後の命令を受けるんだ」彼の声はきしるように細かった。「礼儀正しくするんだぞ。尊大な仕草はするな」
 アナキンは頷いた。
「はい、マスター」
 オビ=ワンは、なんとか意識を保とうと戦った。
「おまえはきっとグリーヴァスを打ち負かすだろう、アナキン。私はそう信じているよ。おまえの中にある私の信念を、決して疑ってはいけない」
 身震いしながら、アナキンはオビ=ワンの血の気の引いた白い顔を覗き込んだ。彼の声は、母の声の木霊のようだった……母の最期の、あの痛みに苦しみぬいた言葉……。
「あなたの言うとおりにします、あなたの言うとおりに……マスターっ」

涙無しには読めません!
オビの声に、ママの声を重ねるアナキン・・・・///