こんな時ばっかり仕事が速いアマゾンさん。
昨日注文したスパナチュのブルーレイが、今朝もう職場に届いた、ここ名古屋。(笑)
これで今夜もスパナチュ漬けかあ〜。
とはいえ、私はまだまだねっちり、シーズン8をレンタルで鑑賞中なのでありまして、昨夜もいそいそ未見の回を見ておりました。
お仕事終わって、のんびりおうちに帰って、お風呂入ってご飯食べて、コタツにもぐって飽きるまでDVD&ブルーレイ鑑賞できるこの日々、なんて幸せなのでしょう☆
24時間365日自分の時間で過ごせる幸せ、オタク万歳、オタクで良かった。(笑)
で!
ほんまにこのシーズン8、D/C萌えには爆発級のシロモノ。
少しずつ感想いきますが、キャスがいきなり「ハンターになりたい」とか言い出して、ディーンとサムとキャスの3バカトリオによるX-FILES級の事件を解決するお話の時、女の検死官にディーンが例によってFBI捜査官を騙って名刺を渡したところ、
「了解。スカリー捜査官」
と、彼女に言われてしまったディーン!
ディーンをスカリー捜査官とな!!
ナイス!
当たっとる!!
そもそも私がずっと以前スパナチュにハマった経緯は、シーズン1の雰囲気がX-FILESによく似ていたからです。私は前にもここで言ったけど、X-FILESのコアファン。そしてモルダーじゃなくてスカリーの大ファンで、今も昔も私の尊敬する理想の女性はダナ・スカリーです。
そして、どうもスパナチュの制作陣はX-FILESをリスペクトしているらしく、時々そのネタが散見するところも、私がスパナチュを気に入っている点です。
で、今回は直球できました!
そうそう、ディーンとサムをモルダーとスカリーに例えるなら、そりゃあワンコ型のデカいサムの方がモルダーで、天使をも墜落させるほど美しいディーンの方がスカリーでしょうよ!
よくぞ言った! 制作陣と脚本家、わかっとるなー♪
そういえば、スカリーを演じたジリアン・アンダーソンのあの輝くような美貌と、ディーンを演じているジェンセンのパーフェクト・フェイスは、なんとなく雰囲気がよく似ている気もしないでもない。どちらもアーモンド型の大きな瞳で、顔の骨格もネ。
んで、そんな細かいネタにすら萌えを走らせつつ、猫に大まじめで尋問している(あげく「このマヌケ」と猫に罵倒されてしまう!)スットコドッコイな天使カスティエルにも悶えつつ、シーズン8の後半に話は飛びまして最大の爆弾投下!
あの何者にも信仰を持たない、
懐疑の塊ですべてを諦めきったドライなディーンが、
一人きりの寝室で子供のように「俺の天使」に祈りを捧げている!?
なんだこのメガトン級のD/C爆弾はああああああ!!!
シーズン8で生まれて初めて自分一人きりの個室を持ててはしゃぐディーン(可愛い)ですが、その一人きりの自分の部屋で祈りを捧げる相手がキャス!!
最初、
「キャス、応答してくれ」
というセリフから始まった時には、いつもの呼びかけかと思ってみてましたが、そこからだんだん独白に近くなり、挙げ句の果てに、
「キャス、キャス・・・どうか弟が死なないように見守ってくれ・・・」
という振り絞った声音のディーンの演技は、これはマジにお祈り、自分の守護天使に必死にすがるディーンの心細さがめちゃめちゃ表現されてて、ジェンセンの演技が上手いこともあって、なんといいますか、
<敬虔な萌え>とでもいうべき感慨に、しみじみ・・・///
スパナチュって、こういうシーンが時折挿入されるから、単なる腐女子向け海外ドラマの範疇から少し高いレベルにUPできているんだろうな〜。
そして、このシーンから、人間であるディーンと天使であるカスティエルの、どうにも埋めようのない種族のギャップが浮かび上がってきて、萌えというよりも哀切な感動が生まれてくる。
ふだんはキャスを感化するほど強い魂の存在を見せつけるディーンが、原罪を負っている人間としての弱さを押さえきれなくなったとき、すがりつき、泣き言をいい、心から祈る相手として、無垢でありつつ強大なパワーを秘めている天使カスティエルを必死で求めるなんて・・・!
このお話のすぐ後、ナオミに操られたキャスに向かって、サムの目の前で「キャス、俺はおまえに祈ったんだぞ!」と、応答しなかったキャスをなじるディーン。
で、それを聞いたサムが、「祈った? 兄貴が?」と、兄貴の信仰心の皆無を知り尽くしているので非常に驚くシーン。
そして極めつけは、「あれは本当のキャスじゃない」と言うディーンに、サムは鋭く「そんなキャスでも、兄貴は祈りを捧げたんだ?」とずばっと指摘するという、凄いシーン。
これらが連続して出てきますので、もう息つく暇もありません! 萌え苦しい!(笑)
ああ〜、どこかにキャスに祈りを捧げているディーンのイラストや小説、ないかなあ///
自分で書いちゃいそう///
駄菓子菓子、思えば、このお祈り萌えっていうのは、キャスとディーンが天使と人間で、種族違いという設定が大事だから生きてくるわけで。
で、この種族違いというのは、簡単にくくっちゃえば、寿命が違うということだよね。人間との交流やハンターとしての経験値からすれば、キャスはディーンに「トレンチコート着た赤ん坊」呼ばわりされるけれど、よくよく考えれば天使キャスはディーンが生まれるずっと前から存在していて、そしてこの先もずっとディーンよりも長生きなはず。
だからこそ、人間としての弱さを自覚したディーンは、天使として人間以上の存在であるキャスに祈りを捧げるわけで・・・。
なんだか、このシチュエーションって、たとえば「鬼灯の冷徹」の鬼灯さんと白澤さんそっくり。
それにまた、ハーロックとアルカディア号の関係にもそっくりじゃね?vv
私ってば、もしかして<寿命ギャップ萌え>するタイプ!?
・・・・そ、そうだったのか。。。
ちょ、ちょっと、自分を反省してみる///