お盆休みとなりました~。
例年ならば、職場のフェスが終わった翌日に新幹線で東京へ夏休み帰省するスケジュールですが、今年は18日に名古屋でお仕事があるため、今週一週間はまだこちらに滞在中。
昼は暑いですが、立秋を過ぎたころから風が本当に涼しくなってきて、暦ってすごいなあと感動しております。
暑い昼間は屋内で読書がお勧めですよね☆ ということで、こんなブックカバーをご紹介しまあす。
可愛いでしょ/// ツバメノートのデザインが、そのまま文庫本サイズのブックカバーになったものです。アイデアですね~♪ 4色あるけれど、私はカラフルな色が好きなので、赤と黄色を買いました。
赤、可愛い/// 手触りもよくて、本もしっかりホールドしてくれます。密林で手軽に買えるよ~。
はい。ということで、それでは、お待ちかね(?)、オビ洋書『WILD SPACE』の翻訳いきまっすー。第19章を読了しました!
第19章は、ひたすらベイオビがごつごつした岩山を歩いて登るシーンばかりです。オビは相変わらず悪夢に断続的に襲われ、そのたびベイルさんに襲いかかって、ベイルさんはそのたび急いで逃げます。で、オビが我に返ると、またもや二人は肩を並べてあるき続けるというね、なんともお疲れ様なベイオビです。
で、そんな過酷な旅をもう四日間も続けているうちに、二人は当然疲労でやつれてきます。食料も飲料も乏しいからね。ベイルさんはそれでも元から頑丈な体格だから、やつれてもまだしっかりしてるけど、オビは皮膚の下の骨が透けて見えるほど痩せてしまって、顔色も真っ白くなってしまっております!
ベイルより5歩ほど前方を歩いていたオビ=ワンが弱々しく咳をして、空の眩しさにまばたきをした。
「ヘイ!」ベイルは用心深く声をかけた。「戻ってきてください」
彼は背中の荷物から貴重な水のボトルを取り出した。その水は不安になるほど減っていたが、努めてそのことは考えないようにする。その代り、彼はボトルの蓋を外しコップにして、水を注ぎ、ジェダイに差し出した。「さあ、飲んで」
骨を折り、筋肉をどうにか動かして、オビ=ワンは見上げてきた。「ありがとう」と言った彼の声はしわがれていて、慈悲深い水の提供を受け取った。彼はあまりに震えが激しく、飲む前にほとんどをこぼしてしまったが。それから彼は腰を下ろし、深く息を吐いた。落ち着かない様子だった。
(中略)
ベイルは注意深くカップの蓋をボトルに戻して、きつく締めた。もしベイルの顔をやつれたと見るならば、オビ=ワンの顔はやつれを通り越して青ざめきっていた。チョークのように真っ白な肌が突き出た骨に薄く乗っているばかりで、目は暗い場所に降り積もった雪の上の石炭殻のように落ちくぼんでいる。
「あなたは何か食べた方がいい」ベイルは言った。彼は数歩下がって、荷物のところへ向かった。
オビ=ワンは頭を振った。「いいえ、いりません。私は大丈夫です。我々は、このまま進み続けねばならない」
「オビ=ワン・・・」
たいへんな苦労をして、オビ=ワンは立ち上がった。身体がやつれきったために、彼のベルトはとても緩くなってしまって、尻のあたりまでズルズルと垂れ下がっている。
「ベイル」
唇を固く引き結び、ベイルは水のボトルを荷物に突っ込んだ。
(彼はいつも、こんなふうに自分のパダワンに対しているに違いない。「言われたとおりにやれ」とか、「議論の余地はない」とか、「何をなすべきかは私が一番よくわかっている」とか)
「ベイル」オビ=ワンは再び呼びかけた。今度は少し優しい声音になっていた。「私が長く留まれば留まるほど、進み続けるのは困難になるのです。ですから、なんとしても我々は前へ進んでいかねばならない、そうでしょう?」
ベイルは飢えていた。彼は疲れていた。彼の身体は絶え間なく苦痛を訴えていた。彼はほんの少しの間だけでも休みたかった。しかし、どうして彼はその要求を主張できよう? どう説明すればよいというのだろう? 彼の目の前でオビ=ワンが彼以上の激しい苦痛を耐え忍んでいるというのに。
うわあ、といったところですね。最初チラ読みした時、「His belt sat too loosely,sagging toward his hip」って箇所を、ついつい腐った目で「ベルトがずり落ちて、お尻が丸見え!?」と読んでしまっておりました、すみません。(笑) お尻は無事だったもよう。ちぇっ。←え?vv
オビはとにかくひどい状態で、食べてもすぐに吐いてしまって、可哀そうに骨と皮ばかりになっております。あのぷくぷく、むちむちした、マスター・ケノービが!(涙)
駄菓子菓子、待てよ? とすると、ふだんはぷにぷにのお肉に隠れて見えないオビの綺麗なスケルトン(骨格)を、ベイルさんは薄皮一枚通して見ちゃってるってわけか!?
オビのヌードのみならず、オビのスケルトンまで見ちゃったベイルさん///
もうジェダイ・マスターの身体のことなら、なんでもご存じなオルデラン選出議員ですなあ。(笑)
しかし、それにしても超スパルタで、ベイルさんを休ませることなく歩かせ続ける鬼のようなオビ! それに不満たらたらで、「彼はいつもパダワンに対して、こんなふうに偉そうにアレしろコレしろと命令しているに違いない」とか思っちゃってるベイルさんが、とっても可笑しいですvv アナキンがいたら、ここだけ意気投合しそうだね。(笑)