朝は6時に起床。台風がいよいよ迫ってきている気配です。本日の予定は大丈夫でしょうか? そう思いながら、朝風呂にゆっくりつかり、朝ご飯を食べに食堂へ。朝ご飯はバイキングです。
朝はほとんど食欲がない私は、洋食メニューで。クロワッサン、フレンチトースト、スクランブルエッグ、ハム、ベーコン、ヨーグルト、フルーツポンチ、プリン、バナナ、夏みかん、オレンジジュース、トマトジュース、珈琲。ヘルシーな献立。
さあ、今日は耳なし芳一の伝説で有名な赤間神宮へ行くのです! お天気はあいにくの雨となりましたが、心配したほど激しくはないのでよかった。
ホテルのロビーで名残を惜しむパダオビちゃん♪ 良いお宿でした、また利用したいですね。
お宿の送迎バスで新山口駅へ送ってもらって、そこから新幹線こだまで新下関駅へ向かいます。荷物をコインロッカーに預けたら、タクシーで15分ほどで赤間神宮です。
陸の竜宮城と呼ばれる、赤間神宮。関門海峡を目の前に、赤と白の優雅なたたずまいを見せています。
白いアーチ型の楼門をくぐると、本殿が見えてきます。なんだか、ちょっとスペインのお城みたいな、不思議な異国風の雰囲気もしますね。
奥の本殿と能舞台の間には、人工の池のようなものを設けていて、美しいです! さすがは水神の宮。平家ゆかりであるためか、ちょっと厳島神社とも似た優雅な佇まいです。折からの小雨で、いっそう竜宮の雰囲気が荘厳に漂って、かえって晴れた日よりも参詣にはふさわしい天候だったかも。
そして、境内の裏手には、ありましたよ、奥さん! ↓
耳なし芳一の木像を納めた御堂です! そして、その横手には、耳なし芳一を夜な夜な呼び出したという平家一門の怨霊の現場が!↓
ここかあああ!!
七盛塚と呼ばれているそうです。平家の武将達は、名前に「盛」が付くからね。もう少し近くに寄ってみましょう。
なんともいえない、悲しい、切ない想いがいたしますね・・・。目の前が壇ノ浦だと思うと、特に。境内には、海中から引き上げられた安徳天皇(享年八歳)の御遺体を埋葬した御陵もあります。
社務所で御朱印帳をお願いして、お守りも各種買いました。「元気回復守」なんていう、面白いものもありましたよ♪ 社務所には、平家の怨霊が乗り移ったと言われて有名な、あの平家蟹の本物が飾ってありました!
うーん、たしかに人面に見える・・・。雄と雌の違いはよくわからない。けっこう小さいんだなあ。
境内から関門海峡を見下ろすと、こんな風景。↓
晴れていたら、さぞかし清々しい眺めなんでしょうね。海峡を挟んだ向かいは、九州本土ですぞ!
参詣を済ませて、雨も止んだので、徒歩で壇ノ浦の「みもすそ川公園」まで歩きます。関門橋が雄大な姿を見せております。お散歩コースになってるんだね♪
「みもすそ川公園」に到着すると、義経と知盛の勇姿が出迎えてくれます。↓
ジャニーズのタッキーが大河ドラマで義経を演じたので、義経像の足下に彼の手形がありますぞ。(笑)
さすがに疲れてきたので、この公園のすぐ隣にある「平家茶屋」という御料理屋さんに入りましたら、もう2時近くで客が引けていたからか、なんだかすごい個室に案内されてしまいました!↓
関門海峡を間近に眺められる、特等席。しかも個室の名前が「壇ノ浦」! これまたラッキーなことでした♪ 瓦そばという名物料理をいただきました。熱々の瓦の上にお蕎麦が載ってて、でも焼そばじゃなく、めんつゆで食べる。
美味しかったよ! この料理なら、めんつゆが甘くても許せる。(笑) つまり、めんつゆ甘かったというわけですvv 食後には、まったり珈琲。メニューにはなかったんだけど、用意してくれました。
カップ&ソーサーは、もちろん萩焼。美しいブルーですねえ/// パダオビちゃんも大満足☆
こうして、一泊二日の下関旅行は、無事に全ての予定を終えて終了したのでした。帰りは新下関駅から新山口駅経由で名古屋まで新幹線です。
私達が下関を発ってから、台風の暴風域が九州北部にやってきたそうで、ギリギリですり抜けたのでした!
名古屋には19:10到着。おうちへは20時前に着きました。今回の旅の戦利品は、こちら。↓
平家蟹のレプリカが異彩を放っております!(笑) くじら肉のソーセージは、我慢できずに食べちゃってて、パッケージだけで中身はカラですvv
そんなこんなで、今回も素晴らしく楽しい旅行だったのでした☆ 明日はちょっとゆっくりして、トラベラーズノートにこの旅の記録を付けたりしまあす☆