新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

レントンとオビ=ワンと、ユアン氏の役柄についてプチ考察☆

昨日はとってもいいお天気でした。
職場の桜はもう葉桜になってますが、ぽかぽかピクニック日和♪

芝生とのコントラストが美しいですね〜。
新調したスモーキーブルーの9センチヒールのパンプスを履いて、お出かけしましたヨ。
このパンプス、歩きやすい。さすがキャリアウーマンの味方ベネビスですね。

春の陽気に誘われて、ちょっと気が早いけれどサマーサンダルも買ってしまった///

これ、すっごい可愛い!!!
通勤にはちょっと無理かもしれないけれど(ブーツカットのパンツを履けば、ビジュー部分が隠れるから大丈夫か?)、テンション上がる〜〜〜///
届くのが楽しみです☆

さて。
結局オビ=ワン情報は何も無いままセレブレーションは無事終了となりまして、オビったら実家でのんびりセレブレーションをネットで見てたんじゃないの?(笑)
・・・ってか、もしかしたら、当初ボバ・フェットで制作予定だったスピンオフが白紙に戻って、すわやオビのスピンオフかと騒がれて、セレブレーションに参加するとそのことが質問されるから敢えて身を引いた、とか?vv
でもビデオレターくらいは、欲しかったかも〜、残念!

気を取り直すためにも、『T2 トレスポ』の話題をいきましょうか。(笑)
原作小説を萌え萌えで読み終えたんだけど、先日も言ったが、

映画より数倍「悪女」なレントンが、超クールでカッコイイ///

映画だと割とソフトな感じのレントンですが、原作ではもっと頭がキレて、考え深くて、一筋縄でいかない悪女っぷりが、シック・ボーイやベグビーを翻弄している様子がうかがえて興味深いです♪

うむ、こりゃ、
レントン峰不二子ですな!vv

まさに峰不二子。(笑)
アムステルダムの娼婦」という異名が、本当に似合う男として描かれています。
それに比べて、シック・ボーイのオツムのおめでたさときたら・・・。頭脳のレベルが徹底的に差別されて書かれているところも、原作の特徴かもしれない。
そして、そんなオツムのレベルの差を、薄々シック・ボーイ自身も自覚していて、作中にこんなふうに表現されている。

レントンもそれは察している。こいつは馬鹿じゃないからな。やっかいなのはそこだ。この赤毛のユダ野郎は決して馬鹿じゃない。相手の話を疑っている時や同意できない時、まぶたを重たげになかば閉じる癖はいまも変わっていなかった。(中略)
レントンは黙っている。何を考えているのか、表情からは読みとれない。レントン。こいつは誰なんだ? 何なんだ? 裏切り者、密告者、クソ野郎、小悪党、自己中のうぬぼれ屋。新グローバル資本主義秩序のもと、のし上がりたい労働階級の人間ならかくあれという典型のような男だ。嫉妬を感じる。俺は心からやつをうらやましいと思う。こいつは自分以外の誰のことも気にかけずに生きているからだ。俺はこいつのようになりたいが、衝動的でワイルドで情熱的なイタリア=スコットランドの血が俺の中で激しく煮えたぎってその邪魔をする。俺はやつを観察する。やつは他人事のような態度でなりゆきを注意深く観察している。
 (上巻 pp.293-294)

ふふふ、どうです?
シック・ボーイがレント・ボーイに感じている複雑な愛憎が、手に取るように描写されていて上手いですね♪

ラストは映画と違って、レントンがポルノ映画で収穫した大金を全て持ち去る結果になってるのですが、シック・ボーイがかつてあれほどレントンに痛い目に遭わされたのに、お人好しにも今一度同じ手に引っかかって、今度は金と女を奪われるというオチになってます。
半狂乱になるシック・ボーイですが、

たとえどんなに愛していても、
バカな野郎には何の情も見せず、とことん傷つけることも厭わない、「アムステルダムの娼婦」レントンの非情さが、もうホントにクール///

私は、頭のいい受けが大好物なので、この原作のマーク・レントン、レント・ボーイのキャラ造型はヒットしましたわ。
少しオビ=ワンと被るところもあるね。
私がオビ=ワンを気に入っているのも、

たとえどんなに愛した元弟子であっても、
バカなヤツには何の慈悲も与えず、四肢を切り落として溶岩流に放置という、凄まじいまでの非情さを見せるオビ=ワンが、超萌える///

からであります。(笑)
私は以前にも言ったけれど、作中でもはや出来上がっちゃってる「縁側で日向ぼっこ的な熟年CP」には萌えないタチでして、愛し合っていても悲劇で終わるとか、或いは敵同士であるとかライバルであるとか、そういう一筋縄でいかない関係性に想像力と妄想力をかきたてられるのであります!vv

レントンもオビ=ワンも、原作やスピンオフ小説の方が性格がキツイところも似ているね☆
たぶんこれは、映画化でユアン・マクレガーが演じることによって、ユアン氏の生来の柔らかいお人柄がキャラクターにソフトなクッションを与えている効果なんだろうね。
これも以前から呟いていることなんですけど、ユアン・マクレガーという俳優さんは、おそらく、真っ正面からの心底悪人というキャラクターは演じきれないのではないかなあ?
それがマイナスというわけではなく、どんな俳優さんだって得手不得手があって当然だし、ご自分の得意な領域で勝負していけばいいと考えているんですけどネ☆

ともあれ、いろいろ面白いので、昨日は近所のレンタル屋で『フィリップ、君を愛してる』を借りてきた。(笑)
あと、准新作割引チケットもらったので、『エンド・オブ・キングダム』と『グリーン・インフェルノ』も。
どんな取り合わせだよ?(笑)