新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

TWSBIパープル買った♪ & オビ洋書『M & A』第14~15章、裸で瞑想の理由が判明!

今日の名古屋は、なぜか湿気が少なく涼しい風も吹き、過ごしやすいです。こういう状態がこのままずっと続くといいのですが、絶対そうはいかないよね。(笑)

梅雨はうっとうしいですが、なんですか、今季の万年筆界隈は梅雨の時期に合わせてみんなパープルカラーで揃えているんでしょうか? ペリカンもセーラーもTWSBIも、新製品がパープル揃いです。迷ったけれど、私は今回はTWSBIにしましたよ♪

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TWSBIの中でもダイヤモンドなので、以前出たエメラルドグリーンと同種ですね。アルミとカラー軸のマッチングが素晴らしい逸品です。それに、TWSBIはインクがたっぷり入るから使いやすい。

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おうちに届いたのを激写☆ う~ん、涼し気で、しかして大人っぽくていいですね~♪ ちなみに手前にあるのは、プラチナのスタンダード。これ、随分以前に職場の記念品として頂戴したペンなのですが、ずっと使っていなかったもの。カートリッジしか付いてなかったので。それを先日たまたま発掘して、試しにコンバーターを取り付けて書いてみたら、ものすごく滑らかな書き味で、たちまちお気に入りペンの仲間入りってわけなんですううう/// さすがプラチナ、ベーシックな低価格の万年筆でもさすがのインクフローです。

TWSBIの話題に戻りまして、せっかくペン軸がパープルなんだから、インクもパープルにしようと考え、手持ちの丸善日本橋店限定インク「日本橋紫」を飲ませてみました☆ そしたら、けっこう裏抜けしましてね・・・、スターバックスのダイアリーも裏抜け、土屋鞄のシステム手帳も裏抜け、という始末。モレスキンなんか試す前から論外vv

こりゃ失敗したかなと不安になったのですが、ダメモトで能率手帳で試してみたら、なんとっ、能率手帳は裏抜けしませんでした!! さすが! 凄いぞ能率手帳!! 伊達に歴史を積んでませんな!!(笑)

 いやあ、老舗の底力を思い知りましたよ。改めて能率手帳のファンになりました、ええ。

さて、で、本日はけっこうフリーの時間が取れましたので、オビ洋書『MASTER & APPRENTICE』の続きを読みました☆ 第14章を読了して、第15章に入っております。さっそく翻訳紹介いきますネ。

クワイ=ガンはかつての兄弟子ラエルと感動の再会をし、彼が幼い王女の側近としての活動に没頭していることを知ります。その俗物的な行動に不安を覚えながらも、かつての兄弟子への愛と信頼を継続しようと考えるクワイ。しかし、オビ=ワンは、冷静な目でラエルのジェダイらしからぬ行動を観察し、クワイにその点について自分の意見を申し立てます。↓

「あなたのおっしゃるとおりかもしれません」オビ=ワンは静かに言った。「しかし、私達は幼い王女への献身の度合いで測るのではなく、ジェダイとしての評価基準で彼の行為を判断すべきなのではないでしょうか?」

 オビ=ワンの意見はクワイ=ガンの胸にジャブの一突きのように突き通り、ほとんど痛みにも似た驚愕をクワイ=ガンに与えた。オビ=ワンはこれまでも決して相手を傷つけるようなことを言わない人間だというわけではなかった、彼はただ狙いどころを直接口撃することはしないのだ。もっとも最悪なのは、オビ=ワンがはたして自分の気持ちを害しようとして話しているのかどうか、クワイ=ガンにはなんとも判断がつかない点だった。オビ=ワンは素朴に感じたままを口にしているだけなのかもしれない。そのことがいっそう皮肉なのだ。

「おまえは現実よりも理想に献身し過ぎる、オビ=ワン」クワイ=ガンは自分の声が尖らないように気を配りながら諭した。しかし、どうしてもその声は険を帯びてしまう。「おまえは理想の前に、自分自身の信念をほとんど犠牲にしてしまっているぞ」

 オビ=ワンも負けてはいなかった、彼はこう答えた。

「私は、ジェダイ評議会は理想に尽くすようにと定められていると思っていましたが」

 おお、クワオビ師弟の真っ向からのディスカッション勝負です! で、クワイも内心ではラエルの変化に不安を感じているので、オビの意見の正しさを認めてはいるのですが、兄弟子との絆に引きずられて、オビの正論を忌々しく感じてしまうんですよね。人間臭いクワイ。(笑) こういうところ、若オビの潔癖さと、それ故の融通の利かなさが表現されていて、JAシリーズやLAシリーズとリンクしてますね///(嬉)

んで、面白いのは、オビに言い負かされそうになったクワイは、唐突に話題を変えて、空気調節器の容量のチェックをしてこいと、オビを退かせるんですよ。表示計にはほとんど異常はないのにね。で、オビもまた、そうしたクワイの逃げ腰を見透かしてるんですが、優等生のオビは何も言わずに素直に従うんですネ。翻訳。↓

「オビ=ワン、空気調節器の残量は大丈夫なのか? 表示計を見る限り、少し異常な数値が出ているようだが?」

 実際には最適な数値からほんの少し外れている程度だったが、クワイ=ガンとしてはそれがもっとも手っ取り早い状況転換の手段だった。

 クワイ=ガンが見え透いた手段を使う状況は、めったに見られない。しかしオビ=ワンはそれに対してあざ笑うような態度は見せなかった。その代わり、まるで異常のないであろう空気調節器のチェックをしに、おとなしくコクピットを出て行った。

わはははは!! クワイ、動揺!! しかしてオビ、冷静沈着にして従順!! いやあ、気まりの悪いクワイが面白すぎるって。やっぱ、クワオビは、たとえ師弟でも精神的にはオビの方が強いんだねえ。でも、マスターの動揺を得意げに眺めたりしないで、素直に従うオビちゃん、いい子///

でもって、第15章に参りますと、ちょっとジェダイの衝撃のライフスタイルが暴露されます! 悪夢を見て、それがラエルに関係あると考え、クワイは真夜中にラエルの寝室に急いで向かうのです。ドア越しに声をかけると、ラエルは慌てて、「今起きるからちょっと待て」と答えます。すると・・・翻訳。↓

 しかし、ジェダイ聖堂で暮らしている者達にとって、共同生活は基本なので、プライバシーというものは本質的なものではなく概念でしかなかった。アベロス(=ラエル)は、かつて自分もそうだったことを思い出した。だから、クワイ=ガンがそのまま真っ直ぐ部屋に入ってきてしまった時も、怒らなかった。

 ただ、気まりが悪かった。

なぜなら、ラエルのベッドには、女性が同衾していたからです。(笑) ラエルはバツが悪そうで、クワイもさすがにまごつきます。

ここで重要なのは、ラエルが女性と寝ていたという点ではありません。重要なのは、「ジェダイ聖堂で暮らしているもの、すなわちジェダイにとって、プライバシーは単なる概念に過ぎない」という点です!

つまり、誰でも、誰の部屋へでも、一度声をかければ勝手にずんずん入って来ちゃってかまわないという点でアリマス!! オープン、あけっぴろげ!! つまりですね、着替えだって入浴だって、他人がいようがいまいが、そんなこと意に介さないということが公式で認められたわけですよ、奥さん!!

そうか! それで『WILD SPACE』では、ベイル氏と二人きりで狭い宇宙船にいるっていうのに、オビは平気で真っ裸で瞑想しちゃったわけなのか!!

謎が解けた。(笑)