新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

今夜は鰻♪明日は出張vv & オビ洋書『M & A』第15章読了、クワイの愚痴 

ご無沙汰してしまいました~。

というのも、今週月曜(15日)に、なんと、いきなりスマホが天国へ旅立ってしまいまして。。。突然電源が入らなくなり、ウンともスンとも言わなくなったのであります。。。まあ、数週間前から、どうもたびたびネット接続が切れるなあと思っていたのですが、まさかこの時期にとは!

でも、ちょうどその二、三日前に、機種変更のご案内の封書が送られてきていて、これは早めに機種変更させようという陰謀かもしれぬと思いましたvv

ってことで、15日の夜20時に近所のエイデンに急遽飛び込み、機種変更の手続きをしたのでした。21時まで営業してるエイデンが近所にあってよかったけれど、痛い出費ですわ~。(泣)

んで、新しいスマホの機能に慣れるために、ちょっと時間がかかったのでありました。なんせデータが全て吹っ飛んでしまったので、その再登録をしなくちゃならんくてねえ。。。そうこうしてる間に一週間が終わろうとしてるのであります。

今日はおうちで原稿書きのお仕事、夜は同僚達と栄で鰻を食べる会に参加♪ そして明日は朝一で東京へ出張です。相変わらずのドタバタ・スケジュールでございますvv

萌えトークが滞っているのも寂しいので、オビ洋書『M & A』の第15章の翻訳紹介をちょこっと。

悪夢を見て、兄弟子ラエルの許へ直行したクワイの続き。クワイは悪夢の話をし始めるのですが、やがてそれは自分のパダワンであるオビの頑固さの愚痴に変じていきます。(笑) オビの融通の利かない性質に手こずっている自分の苦境を、兄弟子に愚痴るクワイのなんという人間臭さよ。で、それに対してラエルは、「痴話喧嘩かよ」とたぶん内心思いながら(深読み)、弟子を愚痴るクワイをたしなめます。↓

「ミッションももちろん心配だが、実は私はそれ以上にオビ=ワンについてトラブルを抱えているんだ」

「なんだって?」アベロス(ラエル)は汚れた衣服を押しのけ、火の傍に座る場所を設けながら言った。「何が起きたんだ?」

「オビ=ワンは私のやり方が気に入らないんだ。彼はいつもそうなんだが、今回はさらに悪い」

 クワイ=ガンは長髪を掻き上げながら告白した。

「オビ=ワンは私以外の他の者から、私がカウンシルに入ることを聞かされた。それで、彼がひどく傷ついてしまったことは当然だ。しかし、彼は今、ものすごく頑固になってしまって、(私に対する)思いやりの欠片もなくしてしまっている」

「フォースは時々、予想外のいたずらをするよな」アベロスは首を振った。「歴史は繰り返す。おまえだって子供の時は本からの知識で何事も判断してたじゃないか、マスター・ドゥークーに自分で考えろと教えられるまではな。オビ=ワンも同じ道を歩いてるんだよ」

「私はオビ=ワンのような、杓子定規だったことは一度もないぞ。少なくとも、私自身はそう思っている」

 クワイ=ガンは前屈みになって、膝の上に腕を載せた。暖炉の火は彼の長髪を照らし出し、混じり始めた白髪が炎で浮き上がった。その光景は、アベロスの態度を変化させた。あの小さな子供だったクワイ=ガンはもういない、目の前にいるのは白髪混じりの髪をした壮年の男なのだ。

「正確には、何が起きてるんだ?」と、ラエルは尋ねた。(中略)

「実際には、たいしたことじゃない」クワイ=ガンは言った。「ただ、どうしたらオビ=ワンにもっと心をくつろがせることを覚えさせられるのか、わからないで困ってるんだ。オーダーに従うだけじゃなく、自分自身の意志について考えてほしいのだが」

わははは、愚痴るクワイがなんとも愉快/// んで、この愚痴はいろいろ続くので、聞いてるラエルもしまいにはウンザリしてくるのですが(笑)、自分が弟子をかつて死なせてしまったのに比べ、おまえのパダワンはたとえ頑固者だとしても生きてるじゃないか、贅沢こくなと思うわけですvv んで、こうアドバイスします。↓

「おまえのパダワンの行動は、まったく道理にかなっていると思うぜ。若者ってのはな、二つの生き方の選択肢を持ってるものなのさ。いわく、師匠に対して徹底的に反抗的になるか、さもなくば師匠以上に厳格な性質になるかだ。思うに、オビ=ワンは後者だな。彼もそのうち、寛容な男になるだろうよ。なぜかって? もし、今後彼がおまえよりも厳格なマスターに新しくつくことになれば、その反動で、今度はオビ=ワンはたちまち怠け者になるからさ。賭けてもいいぜ。弟子ってのはえてして師匠とは反対のタイプになるものなんだよ」

 クワイ=ガンは考えにふけるように呟いた。

「それは興味深い洞察だ」

おお、うまいこと伏線を張りましたな、この小説/// 弟子は師匠と反対のタイプになりやすいというのは、アナオビ師弟関係への伏線でもありましょう。そして、クワイにとっては、自分とおそらく同じタイプだったザナトスには裏切られ、かえって正反対のオビ=ワンによって魂を救われるという展開、ひたすら萌えますよねえ///

まあしかし、親子ほどに年の違う少年に冷たくされたからといって、かなり傷ついているクワイの様子が、ほんと、メンタルの強度からいったらクワイはオビに適わないのだよなあと今更ながらしみじみ思います。(笑)

クワイとアナキンは一見豪放に見えるけれども、実はガラスのように繊細な男達なんだよね。で、オビ=ワンは一見控えめで傷つきやすそうに見えるけれども、メンタルはナイロンザイルの強度を誇るのであったvv