昨日は、信長様と十兵衛がW受賞というめでたさで舞い上がった一日。その嬉しい報を受けてから、私はちょこっと春のお出かけをしてきました☆
江戸川の河川敷に広がる菖蒲園。無料で、駅からも近く、広々とした公園なので、某ウィルス世相でも大丈夫ではないかなと踏みまして(汗)。上の看板にあるとおり、カキツバタとハナショウブには早いのですが、アヤメは咲いているみたいだったのでネ。
空に続くかのような、河川敷へ通じる階段のアングル。いいですね~♪ ちょっと岸田劉生風味がありますか?(笑)
この菖蒲園には、割と毎年のように来ています。例年は大きな鯉のぼりが設置されるのだけれど、今年は某ウィルスのせいか、ありませんでした。でも、子供達はわいわい来てました。
アヤメ、咲いてた///
アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの中では、アヤメだけが乾燥した地に咲く花で、もっとも地味vvv 花弁が小振りだからね。でも、なんとなく、この清楚な雰囲気は長谷川十兵衛を偲ばせる風情ですなあ。←なんでも「麒麟~」に結びつけるvv
長谷川十兵衛といえば、織田家臣団中の桔梗の君でございますが、この菖蒲園には桔梗の一角もあるんだよ。
時期になったら、桔梗を観にこようかしらん? そういや、桔梗は万葉時代には朝顔と呼ばれていたんですが、室町の頃にはもうこの現代の桔梗を指すものであったんであろうか? 平安時代の「源氏物語」の朝顔の君の〈朝顔〉はどうなんだっけ?
桔梗って、蕾も可愛いよね~/// ぷくっと膨らんでて/// 染谷信長だったら、この蕾を見て、十兵衛の代わりにツンツンして愛でてそう?(>ちょっと変態vv)
午前中に行ったので、睡蓮も元気に咲いてました。睡蓮も、なんとなく長谷川十兵衛の面差しがあるなあ(笑)。もはや、この世の美しいものはなんでも長谷川十兵衛に見えて来た(病)。
菜の花も咲いてた♪ こちらは信長様かな、黄色いお花畑なので。鉄橋を背景に、一面の菜の花です♪
こんな可憐なブルーフラワーも、ひっそりと咲いてました☆ なんという花だろう、花弁が星の形をしていて、とても可憐。ブルースターフラワー///
ということで、春の河川敷のお散歩はよい気分転換になりました☆ やっぱ、お外はいいね♪ 帰途は駅ビルで柏餅(みそあん)を2パック買いました。名古屋の柏餅は粒あんばっかでさあ。私は柏餅は絶対にみそあん派なんですううう。
ところで、一昨日(4月30日)に国立国会図書館に行ってオベンキョしてたんですが、その時に、ついでに明智関連の資料もコピーしてきた(笑)。
地方新聞『新愛知』に連載された小説「明智光秀」(1914年)。これ、全55回を完全コピーした。単なる趣味で(笑)。それと、明智の研究論文を1本。
小説の方は、この時代のおさだまりの明智像で、忍苦のキャラ仕立て。こうして明治初期の明智関連文芸作品を濫読していくと、やっぱり、司馬遼太郎「国盗り物語」は画期的な明智解釈ではあったんだなと思わざるを得ない。近代の文学では「国盗り物語」が初めて、明智をすこぶるつきの美人としてちゃんと描いた。十兵衛が帰蝶と似ているという設定を取り入れたのも、「国盗り物語」が初じゃないかな?
以前ココで指摘したように、「太閤記」などの江戸時代の文献では明智は眉目秀麗と評されていたはずなのに、近代の作品になると忍苦の面ばっかりが強調されて、外見はなんだかみすぼらしい描写をされるのが通常になってしまうんだ。これはどういうことかね? 司馬遼太郎の功績は、明智をもう一度、美人の尺度で描いた点だね。駄菓子菓子、性格は器の小さい小利口な男と解釈していて、石田三成系統のキャラにしちゃってるけども。
こうしてみると、やはり「麒麟がくる」の明智解釈は、長谷川氏をキャスティングしたところからも、実に勇気のある価値転換だったわけですねえ。
それから、研究論文の方ですが、明智像のイメージ変遷を追いたい私にとっては面白い内容だった。特に、明智が最期に「首を届けてくれ」と言ったという知恩院は、明智と何の関連もないという点をこの論文も指摘していて、
ほらみろ、私の見解と一緒じゃん♪
と、なぜかドヤ顔したくなった(笑)。この論文では、明智の最後の場所と推測される山科醍醐近辺からの距離で考察していますが、私は素人チャンの考えで申しますと、やはり以前言ったように、宮津の知恩寺との混同ではないかと思うが、どうか?vv いやあ、いろいろ面白いねえ。この論文では、京都の民は明智を慕う側面が強かったのではないかと推察しております。その痕跡を確認するべく、私も連休明けに名古屋に戻ったら、京都や福知山、宮津に早速行くんだーーー!
ってなことで、せっかくの連休ですもの、ゆっくりくつろいで遊ぶ時には遊びませう☆ 昨夜は、アマプラで、樹海を舞台にしたアメリカ映画というバッタモンみたいな映画を観たよ。
まあ、まずまず観れた。オチはなんだか、双子の片割れが可哀相じゃんと納得いかなかったが、製作スタッフが一生懸命に日本のパワースポットを解釈しようとがんばってるのが伝わってきて、好感度は高いです///
それと、「アイランド・ゼロ」という、未知の生物パニックホラーも観た。
これも、まずまず。そう悪くない。映像がなかなか美しいし、展開は王道だが、元軍人の女医という秀逸なキャラクターが良かった! かっこいい金髪のおばさまで! 日本の映画やドラマも、こういうかっこよく年を取ったおばさまキャラが、もっと活躍する展開の物語を作れないのかね?(溜息)
最近は、長谷川十兵衛もそうだったけど、イケオジが活躍するドラマや映画が話題になってきましたが、それだったらイケオバ(?)がもっとガンガン魅力を発揮するドラマや映画が話題になって製作されてもいいと思う也。そういうふうに女優を育てろよ、日本の芸能界。いつまで若齢神話に縋ってやがんだ?
でもって、ちょっと話は変わりますが、「ゴジラvsコング」が公開延期になっちゃったねえ。。。残念。でも、巷ではこの頃、「シン・ゴジラ」は、転生した「麒麟~」の信長様&十兵衛だという、もっぱらの楽しい話題でもちきりネ☆(笑)
うん! ゴジラ=染谷信長で。矢口蘭堂=長谷川十兵衛で、まったく無問題! そのとおり! 正解!
転生した蘭堂=十兵衛に会いたくて、やってきちゃった染谷信長のゴジラなんだよね、わかるうううう///
でも、染谷信長のゴジラ転生は、こちらの方が、よりそれらしいバブ味があるかも??↓
このグッズ、超可愛い!!(惚)
いかにも「じゅべ、じゅべ、じゅべえええ!!」って叫びながら、蘭堂=十兵衛を求めて暴れ回る染谷信長=ゴジラって感じするよね?vv