新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

「ルパン三世」観た☆

金曜ロードショーにて、「ルパン三世」の新作放映されたので観てみました。
なんだか下馬評では、「ルパンの顔がキラキラしてるううう」と衝撃が走ったようで、たしかにキラキラしてる上に、なんか、赤ちゃんをあやしているルパンと次元を見て五右衛門があらぬ誤解をする(?)という腐女子万歳なサービスシーンをあったりして、ビックリした!
世の中、いよいよ我らが腐女子支配下になってきたのか?(笑)

それはともかく、今回の新作は、腐女子萌えは置いておいても、なかなか良かった。
ルパン三世」という作品に対する愛が感じられる作りだったから。
冒頭近く、ルパンがビリヤードをするカットはシーズン2のオープニングの有名なカットへのパスティーシュだし、赤ちゃんを背負ってサーチライトの下をくぐり抜けて走るシーンはシーズン1のパロディでしょうね。
その他にもいろいろ、古くからのファンをニヤっとさせるパスティーシュ・シーンが満載で、本当に旧作に礼を尽くしている感じがして、気持ちよかったです。
さらに、ルパン、次元、五右衛門の、キメポーズもひたすらカッコヨク描いてくれて///
(惜しむらくは、不二子ちゃんに生彩がなかったなかったことか…)

そうそう、これなんだよ、リメイクに求められる愛ってものは!!

こういう、要所要所でピタッとハマるパスティーシュを行ってくれれば、それが自ずから旧作と旧作ファンへの礼儀となるのだから、それさえ踏まえて慎重に物語を練れば、リメイク作品は決して懐古趣味に陥ることなく、新しい内容を新しい革袋に盛ることができるはずだ。
リメイクと謳う限り、旧作と旧作を愛し支えてきたファンへの配慮は、あってしかるべきだと存じますが、違いますかねえ??

数日前のニュースによれば、「スターウォーズ」新作の脚本が、監督によってダメ出しくらって、脚本家が交代になったとのこと。
それだけスタッフの「スターウォーズ」という作品に対する愛と拘りがうかがえるエピソードではないですか!
なぜ日本では、こういうダメ出しができないの??